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唾液のレオロジー特性を模擬した高分子粘液の伸張粘度計測
唾液は,咀嚼から嚥下にいたるまでの過程において口腔内で重要な役割を果たしますが,唾液の伸張粘度を調べた研究はほとんどない。ヒトの唾液の粘性特性は個人によって異なるため,唾液については,医療分野を中心にさまざまな研究が行われ,唾液のレオロジー特性が調べられている。ただし,そのほとんどの研究で,せん断粘度に関連する粘性特性が調査されている。唾液のように粘度が低いにも関わらず糸を引く性質(曵糸性)の高い粘液のレオロジー特性については,せん断粘度とは異なる粘性特性を評価する必要がある。 そこで,高分子粘液ポリエチレンオキサイド(PEO-27)を用いて唾液のレオロジー特性を模擬した高分子粘液を作製し,伸張粘度特性を調べた。departmental bulletin pape
神津島村民の運動器疼痛に対する実態と意識に関する調査研究
本研究の目的は,神津島村の住民の運動器疼痛に対する実態と意識について把握し,住民 のための運動器疼痛への方策を検討するための基礎資料を資することである。調査は,集団調査法 により神津島村役場保健医療課生きがい健康センターで行われる健康診断時(2018 年 5 月実施) に無記名による自記式質問調査票を用いて実施した。本研究の成果は,住民のための運動器疼痛 への施策を検討するための大変意義ある基礎資料となる。departmental bulletin pape
自動運転の実用化に向けたCACC(協調型車間距離制御装置)による車両挙動モデルの構築と検証
交通事故死者削減・渋滞低減のため,自動運転・高度運転支援技術の開発が進められている。短い車間距離での自動運転隊列走行を実現するには,近接車間距離走行のための精密な車間距離制御が重要である。CACC(Cooperative Adaptive Cruise Control)は車車間通信により得られた前方車情報と車間距離を用いることで,前方車の加減速度変動を減衰伝搬するシステムであるが,車間距離制御においては単に自車が前方車との車間距離を維持するだけでなく,車群として安定した挙動となるように制御を行う必要がある。本研究では,車群の挙動を高精度で再現可能な車 両挙動モデルを構築し,高速域の車群に対する車間距離の変動と増幅について検証・評価した。シミュレーションにより検証した結果,車両10台の車群では一定の車間距離に収束しており,追突事故にならないことが分かった。ACCとCACCを比較すると,CACCの方が短い車間距離を維持しながら,安全な走行が可能である。CACCでは車群安定性が満たされており,前方車の車間距離変動が後続車に増幅伝搬していないことが分かった。交通流入量が多くない場合,CACCの方がACCより渋滞を緩和できると考えられ,CACCはサグ渋滞を改善できる可能性がある。departmental bulletin pape