Ohkagakuen University / Nagoya College: Repository / 桜花学園大学・名古屋短期大学情報リポジトリ
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Reseach Trends Related Specialization in Special Needs Education
本稿では特別支援教育の専門性に着目し、文部科学省の提示する「専門性」の概念を整理するとともに、特別支援教育における専門性の定義をめぐる議論、専門性に関する研究動向、専門性を担う対象における諸問題、専門性を向上される手立てに関する成果と課題について文献から考察することを目的とした。調査の結果、専門性の定義をめぐる議論は未だ収束しておらず幅広い守備範囲が教師に求められていること、専門性の研究動向としてその定義に関する尺度測定及び要因分析、専門性維持向上と多忙化解消との両立の困難性、特殊教育時代からの専門性継承の重要性に関する研究動向が明らかとなった。今後「専門性」については不明瞭で抽象的な定義とならぬよう、子ども、保護者、教育関係者の意見や教育現場の実情に合致したものとなるような議論の展開が求められることが示唆された。departmental bulletin pape
Growth in Group Living, Including Children with Severe Motor and Intellectual Disabilities-Considering the Perspective of Growing Up Together as Inclusive Childcare-
重症心身障害児を含む集団の保育として、すべての子どもたちが共に育つ上で必要な視点について先行研究を基に検討した。
集団を通した保育の視点では、子ども一人一人が違うことに保育者が価値を置き、同じ主題の中で個別に配慮する保育を子どもたちに提供していくことが必要であると考えた。多様性を前提とした保育の視点では、保育者が子ども一人一人の「今」の姿を正しく把握し、個別の目標設定を行うことで、多様な成功を認める必要があった。活動への参加の視点では、保育者がすべての子どもの意思を尊重し、すべての子どもたちが互いに影響を与え合えるような関係づくりをする必要があった。
障害児・周囲の子ども、両者の思いを保育者ができるだけ的確に把握し、わかりやすい内容・形に修正することによって、重症心身障害児を含むすべての子どもたちが共に育つことが示唆された。departmental bulletin pape
Improving Mobility and Quality of Life (QOL) for Children with Disabilities in Thailand. ― Challenges in Continuous Support―
認定NPO法人アジア車いす交流センターは、東南アジアのタイ、インドネシアのジャカルタ首都圏、中国の雲南省において、車いすサービス提供や教育支援、学校や自宅のバリアフリー化支援などを通じて障がいのある子どもたちのモビリティとQOLの改善活動を行っている。その活動は一定の成果を出していると言う手応えはあるものの、インパクトの可視化は課題であった。そこで2021年に車いすサービスの提供を受けた子どもたちの生活実態調査を行った。今回はさらに1年後、その提供された車いすを使用した結果、障がい児の生活実態に変化があったのかを調査し、彼らの現状を理解、把握すると共に、そこから浮上する課題を抽出して支援活動の改善に何が必要なのかを明らかにした。departmental bulletin pape
A Study of Class Planning for Raising Students' Ability to Live Independently -A Trial to Make an English Teaching Plan Where Students Practice Seif-Talk-(Abstract only)
桜花学園大学学芸学部修士(地域文化)thesi
The Expression of Songs for Children Raises Safe and Secure -The Consideration of Accept Negative Emotion with Songs-
昨今、感情のコントロールが難しい子どもや学校になじめない子どもが増え、先日は新聞記事やテレビニュースでも不登校児童、生徒数が過去最高であることが報じられた。すでに問題を抱えてしまった子ども(親)は臨床心理士などの支援を受けながらそれぞれの問題に向き合い、苦しみながらも軌道修正を試みていくわけだが、臨床現場での取り組みや支援の中では、子どもだけでなく、子どもとの関わりに悩む大人も増えているように感じる。養育者や子どもたちが大きな問題を抱えてしまう前に何か手立てはないのか。教育者、歌い手のひとりとして、乳幼児期に「養育者と子どもがどう関わったらよいのか」を「子どもの歌をどう歌うのか」ということを通して提案したい。数曲を実践例として挙げ考察する。養育者と子どもが、子どもの歌を一緒に歌うことで、音楽や歌詞の力を借りながら、その曲の物語の中に入り、はじめは疑似体験や演技でもいいので、「子どもと養育者がコミュニケーションをとる方法」「子どもの感情を受け止めていく方法」を実践する。そして、活動を通して疑似体験した「乳幼児期の子どもとの適切な関わり方」を実生活の中にも取り入れていけるようにしたい。departmental bulletin pape
A Study of ICT Utilization in Elementary School Education
令和元年度以降、文部科学省主導で進められた「GIGAスクール」の推進により小・中学校の1人1台端末時代が始まった。本稿の目的として児童・生徒に対しこの情報端末を使用して、現場の最前線で教える教員が、いかに効率よく端末を使用させるのかを考察する。また、現場の情報端末の種類等の状況や使用するアプリケーションの種類等を具体例に調査し、小学校教員を目指す学生に効率的に使用・学習させるかを考察する。
結果として、端末のハードウェア的視点では、1.Chrome Book、2.iPad、3.Windowsの3タイプのGIGAスクール仕様が適度な割合で使用されており、ソフトウェア的視点では、授業支援システムと個別アプリケーションが学校別に導入されていることが判明した。特に個別アプリケーションでは導入予算の問題はあるが、学習者用のデジタル教科書の導入が急激に進展すると想像できる。departmental bulletin pape
What Do Students Understand “International Liberal Arts”? The Study from the Classes of "Introduction to International Liberal Arts" (1)
2018年度に開学した桜花学園大学保育学部国際教養こども学科はグローバルな視野を持った保育者養成を目的に掲げている。その背景には、保育・幼児教育を必要とする多国籍の子どもが増加していることが挙げられる。幼児教育の「質の向上」が指摘される昨今ではあるが、そこに抜本的な「質の転換」が求められるのである。保育者を目指す国際教養こども学科の学生が「国際教養」について何を理解し、またどのような意識を抱いているかを把握することが急務であるとの考えから、4年次科目であり国際教養こども学科での「学びの集大成」として位置付けられている科目「国際教養総論」において、学生が「国際教養」をどのように捉えているかを明らかにすることを試みた。本稿では、まず他高等教育機関における「国際教養」の捉えられ方、その授業取り組みについて整理した。departmental bulletin pape
Children with Disabilities and Their Physical Activities in Northeastern Thailand
タイ王国(以下、「タイ」)の障害者の定義は 2007 年障害者エンパワーメント法(Persons with Disability Empowerment Act B.E. 2550 (2007))の第4条1号に、「視覚、聴覚、動作、伝達、精神、情緒、行動、知能、知識における障害またはその他の障害と、さまざまな困難を併せ持つことにより、日常生活または社会参加をする上で何らかの制限を有し、かつ非障害者と同様に日常生活または社会参加を可能にするために、特別にさまざまな援助を受けることが必要な個人」と記載されている。また教育省においては、すべての障害児に教育を提供する目的で、2009 年に障害種別・基準通知を発出している。
しかし、すべての障害児に教育を提供するという教育省の目的はあるものの、日常生活に困難を抱えている障害児とその家族についての対応には,課題が山積している。
本研究グループは、2023年3月にタイの東北地方で生活をする障害児の日常生活調査を実施した。今回は、その調査を通して障害児の日常生活における身体活動に着目し、さらに身体活動が可能な生活環境に対しても視野を広げながら、タイにおける障害児の身体活動の必要性について言及したい。departmental bulletin pape
Swiss and Italian Radio Stations which Communicated with Yosami Radio Transmitting Station
This research paper is an attempt to complete the communication network with Europe of Wireless Telegraph Yosami Radio Transmitting Station, Kariya, Aichi, Japan, in the period 1929-40s, following the author’s two previous reports (Suzuki, 2019; 2020). Following three European visits in 2010, 2018, and 2019 in Germany, the United Kingdom, France and Poland to locate the sites of transmitting and receiving stations, co-researcher Shoji Ishida and the author conducted a fourth research tour to Torrenova (Transmitter) and Acilia (Receiver), near Rome, Italy, and Prangins (T), in Nyon, and Riedern (R), close to Bern, Switzerland. In addition, five other related topics of the communications with Sweden, Rugby Radio Station, Villecresnes receiving station, the Musée Ampère, and the Historical Museum of Communication are discussed. Thus this paper furnishes details of the sites of the European radio communication stations transmitted to by Yosami, and received by Yokkaichi (Kaizo) Radio Receiving Station, and its successor, in the period.departmental bulletin pape