Ohkagakuen University / Nagoya College: Repository / 桜花学園大学・名古屋短期大学情報リポジトリ
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A Study of Reasonable Accommodation for Students with Intellectual Disabilities Focusing on Adaptive Functioning ─A Comparison of Three Types of Schools: Regular Classrooms, Special Needs Classes, and Special Needs Schools─
本研究では、知的障害のある児童生徒の合理的配慮の現状について検討するために『合理的配慮』実践事例データベース(以下、インクルDB)の実践事例から適応機能の観点での学校種(通常の学級・特別支援学級・特別支援学校)における知的障害の合理的配慮の比較検討を行った。その結果、①知的障害の特別支援の対象となる子どもたちの合理的配慮において、コミュニケーション領域が占める割合が高いこと、②学校種において、小学校の特別支援学級における合理的配慮が多い一方で中学校では合理的配慮が著しく少ない現状であること、の2点が明らかになった。また、2024年から事業所や私立学校も合理的配慮が義務化され、知的障害児者の就労を見据えるうえで学齢期の知的障害教育の合理的配慮は今後よりその重要性は高まると考えられる。そのため、小学校・中学校・高等学校とそれぞれの学校種で受けた合理的配慮を次の段階に引き継いでいくことの重要性が高まると予想される。departmental bulletin pape
A Study of Problems Young Caregivers Face and Support Systems Available ーFocusing on a Case of Two Brothers, one with Special Needsー(Abstract only)
桜花学園大学保育学部修士(人間科学)本研究では、ヤングケアラーの抱える課題を障害児者のきょうだいに焦点を当て、支援という点から考察を行った。8名の女性のきょうだいにインタビューを行い、谷津の質的分析から洗い出しコード219、まとめ上げ段階コード46、カテゴリー15抽出した。分析の結果を「専門職の障害理解」「専門職からの母親支援」「専門職からのきょうだい支援」の3つの観点で考察を行った。それにより①きょうだいが安心して過ごしていけるよう、周囲の障害理解を幼児期より進めていくこと、②母親のサポートに対して、早期より専門職が負担軽減する姿勢を持つこと、③幼児期よりヤングケアラーという視点を持ち、きょうだいとかかわっていくことが示唆された。thesi
High School Students' Attitude toward English Learning and a Needs Analysis on English Class
The purpose of this study was to explore high school students’ attitudes toward English language learning and their actual English language learning, and to investigate their needs in terms of why they study English and what kind of English classes they need. The results showed that students’ needs for using English and needs for English classes are quite diverse. It has become clear that the contents of English classes at a high school are centered on grammar explanation, English-Japanese translation, and vocabulary study and that there is a large gap between students’ needs and the reality of English classes.departmental bulletin pape
Organizational Camping Practice for Female College Students and Prospects for Camp in Campus
本研究は、19年度から22年度にかけて「教養演習Ⅱ」で実践した野外活動を整理するとともに、大学のキャンパスを活用した野外活動の課題を明らかにすることを目的に検討を行った。学内の自然を活用した野外体験活動は、コロナ禍であっても遂行することができ、むしろ学外へ行くリスクがないことから、幅広い内容で展開することができていた一方で、宿泊を伴う組織キャンプについては、その時々の活動の制限によって中止したり規模を縮小したりと、コロナ禍以前同等とまではいかなかった。しかしながら、学内施設を活用した組織キャンプを行ったり、人数を制限あるいは部屋割りを工夫することによって学外であってもキャンプを実施することは可能であり、他大学の活動状況から見ても、学内をうまく活用することで、安全に野外活動を実施することが可能であると考える。また、野外教育だけでなく、防災教育の観点からも学内においてキャンプを実施する重要性が伺えた。departmental bulletin pape
On Autonomous English Learning Between Adult Learners and University Students
本稿では、社会人と大学生の自律的な英語学習実態に焦点を当て、4技能のどのスキルを伸ばしたいと考え、実際にはどのような時間配分で何に取り組んでいるかということについて探り、二者の違いについて検討した。社会人、大学生ともに、学習者の英語習得レベルが高くなるにつれて、自律的な学習において4技能をバランス良く学習しているという結果が得られた。また、伸ばしたいスキルと実際の学習割合の差も小さく、バランスの取れた学習をしている傾向が表れた。今回の調査では一定数の社会人の英語上級者の回答を得ることで、英語習得レベルの高い学習者は、自律的な英語学習ができていることが確認できた。また、大学生の中上級者の回答との比較により、英語習得度が高ければ、自律的な英語学習を実践できる学習者に近いということが推察された。departmental bulletin pape
How Do the Childcare Teachers in Charge of 0 and 1-Year-Olds Reflect on Their Responsive Interactions with Infants? -Focusing on the Sense of Prompted Reflection-
3歳未満児の保育の重要な視点として、保育所保育指針解説(2018)の乳児保育と1歳以上3歳未満児の保育の項に多数記載されている「応答的な関わり」が挙げられる。また、保育の過程における省察や応答的な関わりには瞬時の省察が含まれることが見出されている(武藤ら2022)。 そこで本研究では、 0・1歳児クラスの保育士が応答的な関わりについてどのように省察しているのかを明らかにすると同時に、保育士自身の省察が促された実感の内実を見出すことを目的とした。X市内の0・1歳児担当保育士129名に無記名式WEB調査を実施し、統計学的に分析した結果、応答的な関わりに関する省察を強く実感している方法の上位3つは「保育記録記載による省察」「他者との対話による省察」「子どもと関わっている瞬間における省察」であり、保育士は実践中と実践後の省察を織り交ぜながら総体的に行っていることが示された。また、経験年数群による有意差が見られた「他者との対話後の保育記録記載による省察」等の3項目から省察と実践知の関係が明らかになり、省察方法を検討する際の保育業務全般を視野に入れる必要性が示された。departmental bulletin pape
How Did the Covid-19 Voluntary Restrictions on Childcare Center Attendance Influence the Relationship Between the Childcare Teachers and the Children?
本研究は、Covid-19に伴う協力登園が保育者と子どもの関係構築プロセスにどのような影響をもたらしたのかを明らかにすることを目的とした。幼保連携型認定こども園の初任若手期の保育者5名へ、2020年の協力登園期間・協力登園終了後における視点児との関係構築の在り様や協力登園による具体的な変化について半構造化インタビューを行い、SCATとTEMで分析した。その結果、初任若手期の保育者にとっては、協力登園自体は保育者と子どもの関係構築に対してマイナスな影響を及ぼすものではなく、むしろ適正的でゆとりのある保育や関係作りを促す一助になることが明らかになった。また、協力登園終了後の園児数増加による混乱により子どもとの関係が不安定になること、その状況を保育者自身が冷静に把握・判断し、子どもを受容・尊重する意識を持って多様な関わりを展開することで、再び子どもとの関係構築の兆しを感じることが見出された。departmental bulletin pape
日本語を母語としない1歳児に対する保育者の働きかけに関する研究-1歳児との言語コミュニケーションに焦点をあてて-
本研究は、日本語を母語としない子どもの中でも1歳児とのコミュニケーションに焦点をあて、保育者は日本語を母語としない1歳児とどのようにコミュニケーションを取っていくのか、その過程を明らかにし、どのような環境が大切なのか、考察することを目的とした。そこで、当該児の母語を使う試みをした保育者に2019年8月~2020年3月の期間で毎月1回30分程のインタビューを実施し、保育者の語りから探ることにした。ここでの発話は文字化しSCATで分析した。その結果、保育者と日本語を母語としない1歳児が相互にケアし合える関係を育むことが重要であり、その際一緒に居て心地よさを共有できる波長を見出す視点を持つことが必要であることが分かった。さらに、内面に根付いた言葉と行為が結びつくことで自発的な行動を促すことを踏まえれば、当該児の母語を共に使う保育者の存在により日本語を母語としない1歳児が安心して自己を表出するようになっていったことが明らかになり、園でも日本語を母語としない子どもの母語を取り入れる環境が必要であることが示唆された。departmental bulletin pape
Current Status and Issues of Support for Visually Impaired Children in Special Needs Education ーFocusing on Cases of Students Going on to Special Support Schools after Attending Local Elementary and Junior high schoolsー
本稿は、地域の小・中学校で学び、視覚特別支援学校の高等部(以下、特別支援学校)へ進学した視覚障害児及びその保護者を対象に、特別支援学校への進学理由、地域の中学校での日常生活や学習環境の実情、居住地域の児童生徒との関係、教育的ニーズとその対応に関する実態を明らかにすることにより特別支援教育における視覚障害児支援の現状と課題を検討するための示唆を得ることを目的とする。調査の結果、特別支援学校進学にジレンマを抱えながらの進路選択が明らかとなった。また地域の学校に好印象を抱いていた視覚障害児では、偶然、周囲に恵まれていた可能性が考えられること、反対に地域で、いじめや不登校により、参加したという実感を得られない視覚障害児の存在等、インクルーシブ教育システムが機能していたとは言い難い実態が明らかとなった。さらに、特別支援学校は「安心して学習できる居心地の良い場所」としては機能していたものの、逆説的には将来への不安を増大させている実情が明らかとなった。卒業した視覚障害児の実態から特別支援教育の成果及びインクルーシブ教育の達成状況をアウトカム評価す機会を設定する必要性が示唆された。departmental bulletin pape
"Daviated Mother" in Woman's Magazine during tha Meiji era
本稿は、明治期以降に、大衆が「逸脱した母」とみなした乳幼児の母親像を明らかにする研究の一部として、女性雑誌『女学雑誌』と『婦人衛生雑誌』に書かれた母親の言動について検討するものである。本稿の課題は、第一に明治20年代の分析に留まっていた女性雑誌における分析を、明治40年代まで進めることで、女性雑誌上における逸脱した母親像の変化を明らかにすることにある。第二に、その母親像や年代による違いは同時期の新聞誌上で取り上げられた逸脱した母親像と、類似または相違があるのかを明らかにすることである。departmental bulletin pape