Ohkagakuen University / Nagoya College: Repository / 桜花学園大学・名古屋短期大学情報リポジトリ
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What do students understand “International Liberal Arts”?(2)- The Study from the student survey of "Introduction to International Liberal Arts" -
2018年度に開学した桜花学園大学保育学部国際教養こども学科はグローバルな視野を持った保育者養成を目的に掲げている。その背景には、保育・幼児教育を必要とする多国籍の子どもが増加していることが挙げられる。本稿では、保育者を目指す国際教養こども学科の学生が「国際教養総論」の受講後に「国際教養」として何を理解したか。受講前と受講後ではどのように留学後の学びを学生は整理し、意識を変化させたのか。学生の理解内容および教育的効果を測り、経年変化を追う。そうした研究意識のもと、まずは開講初年度より4年次科目であり国際教養こども学科での「学びの集大成」として位置付けられている科目「国際教養総論」において、学生が「国際教養」をどのように捉えているかを明らかにすることを試みた。本稿では学生アンケートから、「国際教養」として学生がグローバリズムおよびグローカリズムを理解し習得した現状についてまとめた。そして、この科目の教育効果の分析と今後の課題について述べた。departmental bulletin pape
The Analysis of Empirical Data from the Method of Phenomelogical Qualitative Research of the Care and Authenticity of Opera Performers(1)
この論文は、2人のオペラ演者による「ケアと音楽」についての語りを現象学的質的分析という手法で分析するものである。2人が議論している作品はエルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ作曲『マドンナの宝石』である。同演目は2024年にエウロ・リリカ(岡本茂朗主宰)により日本で初上演された。論文では練習時の参与観察と上演後のインタビューでの語りの内容を基に、「音楽人のケア、また語りにおける『本流』とは何であるのか」を示す。特に、エウロ・リリカにおけるオペラ制作で重きを置いている「本流であること」について、3つのモチーフを析出した。言語化することが困難な音楽実践とそれを支える思いや素地を詳らかに伝え、オペラという芸術理解を豊かにする一助になると考えられる。departmental bulletin pape
A Study on The Formation of Philosophy in Special Needs Education;Focusing on Historical Background and Research Trends
本稿は、桜花学園大学の一般教養系の開講科目である「芸術の世界」において、学生の「本物の音楽」への学びに繋がる、筆者の取り組みについて述べた第2稿である。チェロとピアノのトーク&演奏会を授業内で開催し、学生が「本物の音楽」を聴く体験につながるための筆者の取り組みを述べた。そして、授業後のアンケートと感想文の結果を分析し、「生演奏」から「心が動く」、「想像力が豊かになる」、「感性が磨かれる」などの学生の自己評価が引き出されるなどの教育効果について、考察した。「生演奏」は常に特別な行為であり、精神が交流する場でもある。本稿は、今後においても、学生との協働的な授業の取り組みを支える、重要な指針となるはずだと考えられる。departmental bulletin pape
Study on Interactions with Infants of Novice Childcare Teachers
保育実践の中核である子どもとの関わりが保育士の内面にもたらす変容の過程について、保育行為の偏りが少ない初任保育士の食事場面における子どもへの応答的な関わりに着目し、その行為に含まれる意味を明らかにしたうえで、考察を行った。初任保育士の語りの分析の結果、応答的な関わりに含まれる意味として様々な構成概念が見出され、「行為の意図」「保育士の状況・状態」に大別された。そして、それらが行為の中で続き、積み重なっていく過程と、それにより保育士の内面に変容がもたらされることを示した。加えて、初任保育士なりの専門性の存在が確認できたことと、保育士の成長を支える状況・状態を担保する環境を整える必要性が示唆された。今後の課題は、応答的な関わりと保育士の価値観の関係性に着目し、保育士の内面の変容の関係性について、より広角的かつ深く捉えていくことである。departmental bulletin pape
Research Trends Regarding Multidisciplinary Collaboration and Cooperation in Special Needs Education
本稿は特別支援教育における多職種連携・協働に関する政策動向を整理するともに、教育現場での多職種連携・協働に関する研究と実践の成果と課題について明らかにすることを目的とする。方法としては、まず文部科学省が特別支援教育の相談支援体制整備のための政策として全国への設置を目指した「特別支援連携協議会」(以下、協議会)の関連資料の内容を整理した。次に協議会を対象とした関連文献及び特別支援教育における多職種連携・協働の関連文献から研究動向を分析した。その結果、文部科学省で示されていない協議会の運営上の困難性などの課題が関連文献から指摘されており、それらの情報共有や協議会の設置に関する評価が必要であることが示唆された。また特別支援教育における多職種連携の関連文献では、医療的ケア従事者(特に看護師や養護教諭)及び支援対象児(発達障害や病弱)に関する研究、発達障害児支援に焦点を当てた研究が多い傾向が示された。他方で発達障害児支援以外の障害児への多職種連携に関する研究が蓄積されていないことから、それらの支援対象児への多職種連携支援の成果と課題についても情報共有することの必要性が示唆された。departmental bulletin pape
Mental Health Education in Clinical Industrial Psychology~ Presentation and Consideration of Self-Care Program Examples~
公認心理師の業務の一つに心の健康に関する教育がある。本論では筆者がこれまでに企業など産業領域で実践してきたセルフケア研修について,その実践例の提示と検討を行った。セルフケア研修ではストレスへの気づきとその対処法について,マインドフルネス瞑想など認知行動療法的アプローチや,タッピングタッチや笑いなど身体や行動に働きかけるアプローチを紹介し,個々人が自らの特性に合わせて使い分けることの重要性について考察した。departmental bulletin pape
A Study Into the Effectiveness of WordEngine: Does it Help Learners Transfer Vocabulary to Long-Term Memory?
WordEngine is a software that provides a digital, gamified version of bilingual flashcards. The developers claim that through repeated meetings with level-appropriate vocabulary items at spaced intervals through online quizzes, learners can fully acquire L2 words over the long term. This study examines the extent to which learners developed the ability to recognise and recall the target L2 words they had studied via the software and its effects on overall proficiency. The subjects were college English majors and spent between 45 to 60 minutes using the software on their smartphones per week. Test instruments were administered five and eight months after the subjects had correctly selected each word six consecutive times on WordEngine and measured active recognition and active recall (Laufer and Goldstein, 2004). Results showed high scores on the proprietary tests of active recognition, but subjects scored only around 33% on tests of active recall. After discontinuing WordEngine usage, average TOEIC and VELC scores in the same department as the test subjects were not negatively affected. These results question the efficacy of WordEngine as a vocabulary learning tool that promotes the significant long-term acquisition of both the active recognition and active recall types of vocabulary knowledge.departmental bulletin pape
About the Relationship between Children,Songs and Nursery Rhymes -Along with the History and Background of Songs and Nursery Rhymes-
歌うこととは何か。生まれてすぐの赤ちゃんを母親は鳴き声で機嫌を伺う。そして幼児の言葉の出発点となる「喃語」に対して、母親が子どもの声の高さに合わせて返事をする。これが親子の最初のコミュニケションであり、歌の始まりである。母親の優しくあやす独特な口調はまるでわらべ歌を聴いているようだ。ここからすぐに歌うことはできないが、母の子守歌や童謡を聴き、少しずつ口ずさみ真似して歌うようになる。その成長過程で大事なのは童謡・唱歌である。また、未就園児や高齢者を対象とした施設等でのコンサートで童謡や唱歌を含むプログラムが好まれるのはなぜか。幼い頃聴いて歌った童謡・唱歌という人生の原点が、長い年月を経ても、記憶が定かでなくとも、幼少期を懐かしむ心情と思い出される風景であり、人間の心のふるさとなのであろう。この人生の原点であり人生の心のふるさととなる童謡・唱歌を歴史や背景とともに教材研究し、幼少期に特に触れる童謡を中心に、子どもと童謡の関わりや童謡・唱歌の重要性について考察する。departmental bulletin pape
Data Analysis on TOEIC Test at School of Liberal Arts, Department of English, Ohkagakuen University: 2019-2021
This study analyzed (1) whether the number of English certification courses taken had an effect on TOEIC score growth, (2) whether students who used English more frequently in their daily lives scored higher, and (3) whether students scored higher when the language skills they used most were the four skills and Reading and Writing. The results revealed that for (1), the mean score of the group that took the English certification course was significantly higher than that of the group that took the course less frequently, suggesting that taking the English certification course more frequently is more effective in increasing scores. As to (2), there was no significant difference between the mean scores of the group with higher percentage of English use in daily life and the group with the lower percentage of English use. There was also no significant difference in score means between the listening & speaking group and the reading & writing group.departmental bulletin pape
乳幼児の<伝え合い>についての一考察(要旨のみ)
桜花学園大学保育学部修士(人間科学)本論文では、自己エスノグラフィーと筆者が協力者にインタビューをする「語り合い法」というアプローチを採用し、協力者の語りをより豊かに考察することをねらいとした。保育における<伝え合い>は、実践を行う保育者の側の「保育者と子どもとの信頼関係作り」と、「保育者の子ども理解を深める役割」があること、そして、実践が重なる過程で、「保育者が『ただいる人』になっていく」という形での子どもの主体性について明らかにした。thesi