Ohkagakuen University / Nagoya College: Repository / 桜花学園大学・名古屋短期大学情報リポジトリ
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On the Elapsed Time Reading after the Endpoint in “V-le Durative Phrase-de Object” Constructions in Taiwan Huayu (Taiwanese Mandarin) ーA Consideration of the Cases with Mǎi, Mài and Some Other Verbs and Its Theoretical Implicationsー
台湾華語の時量詞構文(動詞+了+時量詞+的+目的語)において、或る種の動詞が用いられた場合、時量詞が一般的なアスペクト論でいわれる、いわゆる終止点を起点とした、それ以降の経過時間(事態変化後の経過時間)を計測する解釈が現れることがある。本稿では、まず「買」「賣」を含む時量詞構文における経過時間解釈について考察したうえで、これらの動詞を含む工藤(1995)の動詞分類の一つである、所有関係の変化を引き起こす主体動詞・客体変化動詞に含まれるいくつかの動詞を用いた事例を考察し、本来的な変化点を持つ継続動詞を用いた時量詞構文に、関連する後続文脈が続いた場合、この解釈が現れることを示す。また、この仮説が事態変化後の経過時間解釈を引き起こさないタイプの動詞を正しく排除できることを示す。departmental bulletin pape
Introduction Singing to Children's Activities -From the Perspective of Childcare Worker Training-
子どもが音楽に親しみ歌うことを楽しむためには、保育者自身が音楽に親しみ歌うことを一緒に楽しんでいくことが大切である。子どもに歌唱活動へ主体的に取り組んでほしいと考えた場合、保育者がどのような環境作りや援助を行うかということが重要になってくる。そして、子どもが新しい曲にも「何だろう」と聴いたり、興味関心をもって「歌いたい」という気分になったりして自ら取り組むためには、歌う前の導入が重要な役割を担っているのではないだろうか。では、保育者を目指す学生は音楽に親しみ歌うことを楽しんでいるのであろうか。子どもの歌唱活動における導入についてどのように考えているのであろうか。保育者を目指す学生へ「子どもに対する歌唱活動における導入について」「歌唱について」等のアンケート調査を行い、保育者養成校の授業実践と共に実態を考察した。departmental bulletin pape
Activities to improve the hospital environment through collaboration between the hospital and external organizations.
本稿は名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院(以後みどり市民病院)から要請を受けて名古屋市立大学、名古屋短期大学、椙山女学園大学の三校が連携して5ヶ所の環境改善活動を行なった報告である。それらの活動は患者や利用者の不安軽減を目的とするだけではなく職員の労働環境や業務改善を目的としている。本稿における活動報告により、病院における外部組織連携の療養環境改善活動の一事例として他院で実践する際の知見として蓄積されることを目的としている。活動場所は小児科外来診察室、産婦人科外来待合、化学療法センター前から中央検査科までの廊下、エントランスの大鏡、職員通路(外部)の5ヶ所で行った。その結果病院以外の外部組織が関わることで課題が明確になり改善活動の原動力となることが明確になった。departmental bulletin pape
An Examining the Implementation and Pedagogical Value of Learning Story-Based Practicum
本研究はラーニングストーリーに基づいた実習の実態とその効果を検証することを目的とした。具体的には、3つの点から検証した。1.ラーニングストーリーに基づいた実習及び実習日誌における実態を詳細に記録する。2.実際に実施された実習日誌の分析をすることで学生の視点を明らかにする。3.事後指導の振り返りからラーニングストーリーに基づいた実習の効果ついて検討する。その結果、1年生であっても子どもの夢中になって遊ぶ姿を見事に切り取り「遊びを通した学び」を読み取ろうとする姿が見られた。学生たちは自分の切り取った場面と五領域を意識して記録を書くことにより、子どもの遊びが複数の領域にまたがっていることを自覚することにつながった。遊びは学び、学びは遊びということについて感覚的に理解し、自分の保育の見方の特徴などについても自覚し、遊びを通した学びについてできることが明らかになった。これらのことから、ラーニングストーリーを通した実習日誌を記述することで、学生は実習から子どもの遊びや姿についてさまざまな観点からとらえていることが示された。departmental bulletin pape
A Research Note on the Piano Accompaniment Arranging of Debussy's "Pelléas et Mélisande"
筆者は、これまで様々なオペラのピアノ伴奏を手掛けてきた。その中でも「ペレアスとメリザンド」が放つ「異彩」に、大きな魅力と刺激を感じ、その魅力とは何かについて、公演の準備・公演・公演後に筆者が考えたことを整理した。
特に象徴的な場面として、ドビュッシーが比較的後から作曲した2幕1場を取り上げた。演奏解釈のまとめとして、メーテルランクとドビュッシーについて「休符のみの小節と前後のテクスト」、「テンポ変化の指示がある小節と前後のテクスト」、「拍子変化と小節数」、「調性他について」を軸に楽曲分析を行った。
今後の再演にあたって、このオペラの主題が「流れゆくもの」と「再生」と結論付けた。departmental bulletin pape
Significance of Continuous Support for Mid-career Child Care Teachers after the Middle Leader Job Training : Tracking the Process of Their Awareness Change Aimed at Systematizing the Off-job Training Curriculum
本研究は、X市のミドルリーダー研修として協働型問題解決研修を受講した中堅保育者が、翌年度にフォローアップ研修を受講する中で生じた意識変容を明らかにすると同時に、継続支援の意義や長期的な研修カリキュラムを体系化する価値や課題を見出すことを目的とした。本フォローアップ研修では、中堅保育者6名で悩みを共有した上で、ミドルリーダーとしての保育のやりがい曲線の可視化を試み、TEMとテーマ分析で分析した。その結果、研修翌年度は「迷走→模索→充実」というプロセスを経た意識変容が見られたと同時に、不安軽減・ミドル世代の連帯感・気づきの多様化・自己課題のアップデートにつながっていたことが見出された。以上から、中堅保育者への継続支援は、参加者の学びや変化の機微を追跡しながら展望をもって支援できると同時に、ミドル世代同士の連帯感を維持・強化できるという意義が示唆された。また、長期的な研修カリキュラムの体系化は、保育者の持続可能な学びを深め、市町としての保育の質の向上にも資する互恵的な価値があると同時に、参加者の実情・方法・予算等を踏まえた実施方法を検討する必要性が示唆された。departmental bulletin pape
Study on Watching Professional Baseball-Use players Individual Fight Songs in the Pacific League-
本研究は、プロ野球選手の「個人応援歌」が人々にどのような印象を与えているのか明らかにすることを目的とし、歌詞そのものをテキストマイニングによって可視化し検討を進めた。研究の対象は2023年度に個人応援歌を持つパ・リーグ野手105名の個人応援歌の歌詞である。結果としては、個人応援歌は球団ごとに個性があり、その多くはファンが選手や球団に抱くイメージや、伝えたいメッセージをふんだんに盛り込んでいることがわかった。一方で、マリーンズのように歌詞そのものにメッセージ性はないものの、応援することの容易さや楽しさを優先する個人応援歌も見受けられ、やはり球団によって応援のスタイルが色濃く反映されていることがわかった。departmental bulletin pape
The Role of Children's Songs in Child-rearing Support ActivitiesーThrough Parent-Child Concert Activities at the child-rearing Centerー
筆者は子育て支援活動で親子コンサートを行ったり、活動の中で歌を歌ったりリズム遊びをする活動をしている。2022年の研究紀要「安心感、安全感を育てる子どもの歌と歌唱表現」では子どもの負の感情を受け止める大切さについてまとめ、数曲を取り上げ、実際にどう歌い、メッセージを伝えるかを考察した。執筆後、実際に親子コンサートを3回、活動の中での歌や手遊びを2回、計5回の実践をする機会を得た。5回の実践を通して、子どもの歌を通して親子にメッセージを届ける活動の重要性について再確認することができた。5回の実践内容を記録するとともに、子育て支援に参加する年齢の子ども(乳幼児期)の発達段階を発達心理学の視点からまとめ、この時期の親子の関わりに対する適切な支援について考察した。departmental bulletin pape
Relationship between the Number of Children Per Caregiver and the Caregiver's Speech ―Focusing on the Eating Situation of One-Year-Old Children―
現在の日本の保育士配置基準は、他の国との比較においても保育士一人当たりの子どもの人数が多く、保育の質の低下や子どもへの不適切なかかわりとの関連が指摘されている。
しかしながら、実際の保育現場で行われている保育士の子どもへのかかわりが、保育士一人当たりの子どもの人数の違いによって、質的にどのような差異が見られるのかについては十分に検討されていない。それ故、本研究では、保育士の子どもへのかかわりを保育士の子どもへの発話を通して検証し、保育者一人あたりのこどもの人数の違いが、保育者の発話とどのように関連するのか、その差異を検証することを目的とする。その際、保育者と子どもとの関係構造の重要性が高まり(河原,2004)、摂食行為という共通の枠組みを持つ食事場面に焦点をあてて検証を行うこととする。departmental bulletin pape
Analyzing 'Expressing Through Words' in Early Childhood Education ーCase Studies from Educator Resourcesー
本研究は、保育者および学生向けに出版された書籍に掲載された事例を整理し、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の一つである「言葉による伝え合い」に関する子どもの姿がどのように示されているかを明らかにすることを目的とした。国立国会図書館リサーチを用いて、「保育内容 言葉」などのキーワードで検索し、2017年3月以降に出版された116冊を抽出した。そのうち、保育内容および幼保小連携に関連する84冊を対象に内容確認を行い分析した。その結果、保育者が設定した活動場面での子どもの姿が、自由遊びや日常生活場面よりも多く取り上げられていることが確認された。特に、保育者が設定した活動の中で、発言の機会を重視し、そこで発言しようとする子どもの姿の紹介が多い。複数の書籍では、事例や子どもの姿が多様に紹介されており、読者の理解が偏らないよう配慮されていた。限られた紙幅内で話す・聞くという姿勢が多く取り上げられていたが、絵本や物語を通じて豊かな言葉の表現を育む姿にも注目すべきであるとの示唆が得られた。これらの結果を踏まえ、幼保小接続における保育者・小学校教師間での子どもの育ちの共有においては、単に事例や子どもの数を増やすだけでなく、活動の種類や子どもの姿に着目し、複数の視点から事例を多角的に取り上げて共有することが求められることが明らかとなった。departmental bulletin pape