Ohkagakuen University / Nagoya College: Repository / 桜花学園大学・名古屋短期大学情報リポジトリ
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A Study on Difficulties Faced by Orphanage Staff and Problem of Downsizing Facilities
児童養護施設は「家庭的養護」を推進しているが、施設職員のバーンアウトや離職の問題も顕在化してきた。本稿では関連資料や文献を概観し、施設小規模化に伴って生じる新たな課題を中心に考察した。
小規模化には効果が認められている一方で、特に職員に関しては「孤立化」や「濃密化する人間関係による心理的影響」などのリスクがあり、また職員の離職の影響が高まる可能性も示唆された。さらに、小規模化の過程で異形態のグループが混在する構造が課題を拡大させることも考えられ、組織的なサポート体制のさらなる強化が求められる。departmental bulletin pape
The effects of experience with and of aversion to animals on the will of having animals at kindergarten depending on taxa.
子どもが身近な生き物に触れ、命の尊さを学ぶために、生き物の飼育を取り入れている保育園・幼稚園は多い。しかし生き物が苦手な幼稚園教諭や保育士は多い。本研究では、保育士養成校の学生が就職後に飼育したい動物を分類ごとに分けて調べ、その生き物への苦手意識の有無、またその生き物の飼育経験の有無をアンケートによって調べた。さらに、飼育経験の有無が苦手意識の有無に影響するかどうか、また就職後に子どもたちと一緒に飼育したいと考える生き物の選択に影響しているかどうかを分類ごとに調べた。
結果から、自分が触ることができる生き物とできない生き物で、園で飼育したいかそうではないかという回答に明らかな差が見られた。また学生の苦手意識の強い小さな生き物では、飼育経験の有無が子どもたちと飼育したいかどうかに大きく影響していた。
ほとんどの分類群で、飼育の経験の有無が苦手意識の有無にも影響しており、生き物とのふれあいが苦手意識の除去にもつながることが考えられる。大人になってからでも、保育者自身が生き物とふれあう経験を持つことで苦手意識を克服し、子どもたちの生き物への興味を引き出してあげることが重要である。departmental bulletin pape
On the Effect of Learning by Doing in Teaching Childcare Subject:Environment-Case Study on Mud Play-
見えていることだけにとらわれず見えない子どもの心の動きや思いを読み取り、子どもを理解することは、養成段階の学生には難解なことである。教師が教えたい教科内容を学生が一定レベルの理解に達することを目的に進めても、実際には学生が子どもを理解し「わかった」ことにはならない。学習を学生自身の営みとするためには、自らに興味や心の動きに従って学び取ることが必要である。
本研究は、学生が遊び体験(泥んこ遊び)により、自身で感じたことから学びとる過程を『子ども理解』と保育内容「環境」の視点で検討し、体験による学びを明らかにする事を目的に行ったものである。
遊びの体験に対して初めは意欲が無かった学生の記述からは、体験を振り返る中で自身の心の動きや思いを通して、遊びの中で子どもが経験するであろうことを理解したり、保育内容「環境」を学んでいることが確認できた。departmental bulletin pape
On the Curriculum Dvelopment of English Courses for Early Chilhood Education Major
This paper provides an overview of the English curriculum for the early childhood teacher training course of the Department of Global Early Childhood Education (GECE), Ohkagakuen University. The author investigates the difference in the English proficiency level between students int the Department of ECEC, Ohkagakuen University who have studied English under our regular curriculum, and in the Department of GECE who have studied English under our new curriculum. The main purpose of this study is to contribute to the development of the better English education curriculum which allows our early childhood education major students to acquire solid English skills in a short period of time by gaining better understanding of the achievements students made int the curriculum of the Department of GECE.departmental bulletin pape
Reconsidering the History of Early Childhood Education in Japan -Childcare Content of Takenaka Kindergarten in the Taisho Era-
前稿では明治から大正にかけて私立幼稚園が増加する軌跡を概観し、教育史においてほとんど取り扱われてこなかった岡山倉敷の竹中幼稚園の胎動を描き出した。本稿はその続編として、竹中幼稚園の胎動をさらに詳細に描くこと、竹中幼稚園の保育内容を再現し、大正期の幼稚園史の流れの中で位置づけることを目的としている。departmental bulletin pape
Childcare Environment of the New Zealand Childcare Facility —The Childcare Environment that a Student Saw in Childcare Training in New Zealand—
国際教養こども学科の1年生は夏に2週間、ニュージーランドの保育施設で保育実習を行う。その学生のレポートを中心に日本とニュージーランドの保育環境の違いを比較した。結論として、個々の玩具や遊具の機能的な違いはなかったが、その数や配置の仕方が大きく違っていた。それは遊びのとらえ方の違いや、保育の仕方の違いが大きいことが分かった。保育で何を大切にするか、日本の保育者にも求められることを考察した。departmental bulletin pape
Current Situation and Trends of Guided Walking Tours in Japan
ここ数年の訪日外国人旅行者の急激な増加、通訳案内士法の改正などを背景に、訪日外国人旅行者向けの、まち歩きツアー商品や多様な体験型ツアー商品が増加している。その中にはこれまで日本には見られなかった、商品としての"free walking tour"も含まれる。その一方で、国の政策の後押しもあって発達してきた全国各地のボランティアガイドグループや、外国人旅行者向けの善意通訳組織が提供する純粋な無料ガイドツアーも存在し、また行政が主導して提供するまち歩きツアーもある。日本人向け、外国人旅行者向け、商品としてのツアー、行政が関わるまち歩きツアー事業など、様々なまち歩きツアーの状況を、東京都における事例を挙げて示しながら論じた。departmental bulletin pape
An Examination of Specialty in Inclusive Childcare and Education -Consideration Based on Self-evaluation of Nursery Teachers-
現職の保育士を対象に、インクルーシブ保育・教育に関する専門性について自己評価アンケートを実施した。自己評価の得点が高い項目は、個別の支援計画・指導計画の作成・活用に関わる内容であった。また、得点の低い項目は専門的知識・技能を必要とする内容であった。年齢群では30代で、経験年数群では6年から10年の時期に得点が高くなっていた。これらのことから、インクルーシブ保育・教育の専門性を高めるには最適期があり、その時期に専門職として自身の強みと弱みを正しく理解して自己研鑽をすることが重要であると考察した。departmental bulletin pape
What specialities can nursery school teachers use in " Support Services for Parents who Utilize the Comprehensive System for children and Child-rearing"?
桜花学園大学保育学部修士(人間科学)本研究では、保育士が利用者支援事業の専門員として従事する際にどのような専門性を生かすことができるのかを探るために、利用者支援事業を行っている100の施設へアンケート調査を行った(回収率54%、有効回答率53%)。その結果、保育所保育指針解説書(2008)にある6つの専門性のうち、「発達援助」、「相談・助言に関する」、「親子関係を構築するため」の3つの知識・技術については「必要である」とする高い意識が表れたが、残りの「生活援助」、「遊びを展開する」、「環境構成」の3つの知識・技術については必要なものとしての意識が低かった。
この結果を補完するために、保育士資格を持った専門員2人にインタビュー調査を行った。その結果、保育士は6つの専門性すべてを発揮しているのに、自らが持つ専門性を意識化できていないことが明らかになった。保育士が利用者支援事業の専門員として従事する際には、6つの専門性を意識した振り返りを行うことで、より効果的な支援を行うことができると考える。また、利用者支援事業に必要なソーシャルワーク的なことについては、保育士として保護者や地域のさまざまな機関等と関わりを持つ経験知が有効であることが示唆された。thesi
Changes in the consciousness of childcare workers working in the childcare center that take in Te-Whariki
桜花学園大学保育学部修士(人間科学)ニュージーランドの統一教育・保育カリキュラムTe-Wharikiを日本で意識し取り入れる保育施設での現状と、実際にTe-Wharikiを取り入れることによって保育者の保育に対する意識の変容について明らかにすることを目的とした論文である。ニュージーランドの統一カリキュラムである、Te-Wharikiの中の4原則・5要素を中心に内容の整理を行い、日本で展開される保育所保育指針・幼稚園教育要領・幼保連携型認定こども園教育保育要領との相違点を明らかにした。実際にTe-Wharikiを意識する保育施設での現状としては、導入から実践に至るまでの経緯や、子ども園での実際の取り組みや研修内容等に触れるとともに、アンケートやインタビュー結果から、保育者の保育に対する意識の変化の有無についてまとめた。実際にテファリキを導入する子ども園では、子どもの学びにとって最も重要である点を取捨選択しながら、実践に反映することで、保育者の保育に対する意識や、子どもの捉え方に変化があったということが分かったと同時に、保育者としての経験の積み重ねが多いほど、保育者自身の変化が大きく見られたということが明らかになった。thesi