Ohkagakuen University / Nagoya College: Repository / 桜花学園大学・名古屋短期大学情報リポジトリ
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Area Studiesa of Australia ーApproaching and Teaching Methodー
研究分野として地域研究は、第二次大戦後のアメリカを発祥の地としてその後一つの学問分野領域として発展している。本稿では地域研究の学術的な位置づけを改めて確認すること、オーストラリアというオセアニアに位置する大国w対象とした地域研究における特殊性や留意点を明らかにする。また日本の高等教育部門においてオーストラリア全般を専門に扱った講義科目類は皆無に近い。オーストラリア全体をその国の内外の状況を総合的に学ぶ内容の授業科目は散見されない。本稿で筆者なりの授業の組立と実践して来たものを記す。大学・高校の教育現場でオーストラリア関連の授業の裾野が広がるきっかけとなることを期待するものである。departmental bulletin pape
Achievements and Issues of Japan's Prefectual Women's History
国際婦人年以降の女性政策の進展の中で、「自治体女性史」が編さんされて来た。47都道府県の内、21都府県から刊行されており、その内容が検討されるには至っていない。そこで、本稿では、それら21都府県の「自治体女性史」の内容について、刊行の経緯、構成・内容、執筆者や特徴について述べ、果たした意義と今後の課題について検討した。具体的には、青森・宮城・秋田・山形・福島・茨城・埼玉・東京・神奈川・富山・石川・福井・岐阜・三重・京都・奈良・福岡・佐賀・熊本・沖縄から刊行されており、その内容を紹介し、地域女性史研究にも資することを目標にした。departmental bulletin pape
A Concise Chinese Grammar for English Learners 2 ー How do we say "I am glad to see you." in Chinese?ー
本稿は英語学習者を主たる対象とし、中国語の文法的特徴を解説することを目的としている。今回は英語では中学校で必ず学習するI am glad to see you.のような「感情形容詞+to不定詞」表現を中国語ではどのように表現するかを考察する。中国語にはto不定詞のような文法的マーカーが存在しない。英語学習者が英語でto不定詞を用いていえる表現を中国語でどのようにいうのか調べようとしても、文法書や学習書などで答えがみつかるわけではない。本稿では、いくつかの感情述語を含む表現の母語話者による中国語訳を考察し、当該表現は必ずしも定型パターンで表現できるとは限らないことを示す。これは類型論的に同じSPO言語とされる英語と中国語の類似点や相違点を考察する一助となるだろう。departmental bulletin pape
A Study on the Changes and Factors of the Process of Building the Childcare Teachers - Child Relationship (4) - Focusing on Late Mainstay Childcare Teachers -
本研究は、中堅後期の保育者が子どもとわかり合おうとする関係構築プロセスや転機や変容の要因を明らかにすることを目的とした。保育経験11年目以上の2名の保育者と2歳児の1年間の関わり合いに着目した結果、①本児視点だけでなく俯瞰的視点も駆使しながら子どもとわかり合おうとしていること、②本児主体尊重志向に裏付けられた保育行為を意図的に選択することが関係構築を促進させていたこと、③転職から体得した保育者の信念が大きく影響を及ぼしていたことなどが明らかになった。保育者のキャリア発達に伴い、徐々に子どもを捉える視点や自身と子どもとの関係性を捉える視点などが多角的に拡がり、包括的に捉えながら子どもとわかり合おうとしていることが示唆された。departmental bulletin pape
Some Topics in the Course “Language Mechanism” on Language Acquisition Theory
本学は、2018年に保育学部に「国際教養こども学科」を設置し、保育・幼児教育の分野からグローバル化に対応するために国際的な視野や、多様な文化を受容できる能力を持ち、またそれらを多様な手法によりこれらの分野に取り入れることができるグローバルな人材を育成している。とりわけ、ディプロマポリシーの一つに「グローバル時代に対応できる日本語及び英語を中心とする外国語による高いコミュニケーション能力を身につけている」を掲げ、専門教育科目の国際教養科目の中に位置づけられる「ことばのメカニズム」という科目は、保育・幼児教育を専門とする学生の興味関心を意識にしながら、専門の領域にとらわれず、横断的なアプローチのもと母語獲得理論と第二言語習得理論、またそのような観点から浮き彫りになる外国語学習の効果的な学習法について、「普遍性」と「個性」、また「中心」から「周辺」という概念を基盤に置き、授業デザインの実践を試みた。
本稿では、言語理論から考える母語獲得理論と第二言語習得理論の多様なテーマを整理し、各テーマを授業デザインの中に取り込む可能性、並びに具体的なトピックや手法、関連分野について示していくことにする。departmental bulletin pape
Student Attitudes Towards Vocabulary Learning: An Online System
Vocabulary is, of course, essential for language learning. Finding an effective and efficient approach for students to acquire vocabulary in an English as a Foreign Language (EFL) context is challenging. Finding a good balance for all components of a communication class can be difficult. This paper reports on a class vocabulary study component that was changed from a paper-based vocabulary text to an onlline vocabulary learning system. A student questionnaire results are considered and student attitudes towards this change are discussed. The results showed that overall the students held positive attitudes towards the change. Finally, a representative selection of student opinions taken after the continued use of the online system are given. Students comments show a continued belief that the system is beneficial to them.departmental bulletin pape
A Consideration about the Proper Evaluation of Practical Training,Comparring between the Evaluation of Practical Training in Child-Care Facilities and Other Learning Status on Cumpus
本稿では保育者養成に欠かせない学外での実習の評価と学内における学習評価の関連性を取り上げ、それぞれが学生を適正に評価し、社会の要請に応えうる人材育成となっているか、検証を試みた。結果、実習評価と学内の学習評価との関連が極めて薄いことが示された。このことは実習の評価に偏りがあるか、あるいは学内における評価(その方法と基準)に課題があるか、いずれかかあるいは双方に改善の必要性があり、より詳細な分析が必要であることが示唆されたといえる。departmental bulletin pape
A Study of Extracurricular Music Education
「習い事大国」と言われている日本では、小学生の8割以上が何らかの習い事をしている。その中には必ず「ピアノ」が入っており、その多くはマンツーマンによるレッスンである。本論文では、個人レッスンのピアノに特化せずアンサンブルを楽しみながら音楽を学ぶ「子と音」の活動を通して音楽教育の在り方を示すことを目的とする。まず、習い事としての音楽の変遷を示し、その内容が小学校の教育で学ぶことができないのか小学校学習指導要領からも考察する。また、保育士養成校における音楽教育にもふれ、アンサンブルの楽しさを重要視し、それを行っている「子と音」の今までの活動を記述した。アンサンブルを中心に展開することにより音楽の楽しさや素晴らしさを味わうことが将来的にも音楽教育の可能性に繋がるのではないかと結論付けた。departmental bulletin pape
Reconsidering the History of Early Childhood Education in Japan -About Kaishu of Takenaka Kindergarten in the Taisho Era-
本稿では、竹中幼稚園の保育内容の柱となる会集について、順序となっていた奏樂、祈祷、讃美歌、挨拶、暦、歌、話の順で「春ノ會集」について整理しながら、「春ノ會集」の特性を、「會集」の概要と重ね合わせて考察した。竹中幼稚園の「春ノ會集」の話は、子どもの想像力を掻き立て、事物や生き物の営みを客観的に捉えて共感できることを意図したものであったことを確認した。departmental bulletin pape
Observations of Adult Language Learners: The difference between What They Want to Be and What They Can Do
本稿は、英語サークルに通う社会人英語学習者を対象とし、学習実態に関する①特にどのスキルを伸ばしたいと考えているか、②どのような時間配分で実際に学習しているか、③どのような教材を使用しているか、という3点についての質問紙による調査協力を得て、社会人英語学習者の学習実態を探るものである。その結果から、社会人英語学習者は英語4技能のうち「話す」スキルを最も伸ばしたいと考えており、実際に取り組んでいる英語学習は「聞く」スキルの向上を目指すものであることがわかった。このことから、英語4技能のうち「話す」スキル向上への意識は高いものの、それ自体の向上を目指すための実際の学習へはつながっていないことが明らかとなった。departmental bulletin pape