Nihon Fukushi University Institutional Repository / 日本福祉大学機関リポジトリ
Not a member yet
2509 research outputs found
Sort by
A Study on the Current Situation and Issues of Local Child-Rearing Support by Authorized ECEC Centers : Text Analysis of Survey of Authorized ECEC Centers
本研究は,認定こども園による地域子育て支援の効果と課題について,それぞれの構成要素と構成要素の間の関係を整理することによって,現状を明らかにすることを目的とした.それを踏まえ,認定こども園による地域の多様なニーズを抱えた保護者・子どもへの安定した支援のあり方への示唆を得ることが本研究の意義として取り組んだ.
本研究では,『幼保一体化の課題と展望:認定こども園全国調査のまとめ』(2020)のQ30の自由記述のデータを二次利用し,KH Corder(Version3.Beta.03)による頻出語の抽出や検索機能を利用して,共起性の高い関連語を中心にカテゴリーの関連図を作成して分析を行った.
分析の結果,課題については,【地域の課題と現状】【認定こども園運営上の課題】【地域子育て支援のための条件整備】【地域子育て支援の情報発信】【地域子育て支援の意義への疑問】等に分けられ,園や子ども・保護者に対して【運営課題による影響】が出ていることがわかった.また、地域の多様なニーズに対して、【地域のニーズに沿った子育て支援の取り組み】を実施しようとしていることが分かった.効果については,【子ども・保護者に対する効果】と【認定こども園としての効果】があげられ、課題だけではなく、効果に対して着目する意義を示した.認定こども園運営上の課題と影響,地域子育て支援の効果とその捉え方,地域子育て支援の課題への対応という3点から考察を行った.departmental bulletin pape
Effects of changes in training amount on physical fitness and athletic performance in female college long-distance track and field athletes
In this study, 7 female college long-distance runners were trained for 6 months by increasing their mileage, and the effects of changes in training volume on their physical fitness and competitive performance were examined. As a result, the following was clarified.
① After 6 months of training, the running distance was gradually increased, and finally, by exceeding 300 km per month, body fat decreased.
② V@2mmol/l, V@4mmol/l, and 5000m race time improved.
③ V@4mmol/l obtained from the lactate curve test is effective as a training evaluation index, and has been shown to be highly related to 5000m running performance.
For competitive college female long-distance runners whose average 5000m time is around 18 minutes and 30 seconds, it has been shown that it is possible to improve 5000m times by increasing the distance covered. Therefore, mileage and V@4mmol/l are considered to be effective indicators for training evaluation for athletes at this level.departmental bulletin pape
Study on Value Education in Bavaria, Germany(1) –The background to the emphasis on value education and the process of its implementation–
ドイツのバイエルン州では,2000 年代後半から,価値教育に力を入れてきた.この価値教育の重点化の背景には,第一に,若者や家族の在り様,文化,メディア,人口構成の変化のなかで変容する若者を,今後どう社会の構成員として育て迎え入れていくのかという政治的・社会的・文化的な課題があった.第二に,2002 年のエアフルトでの元生徒による学校襲撃事件,2006 年のエムスデッテンにおける元生徒による学校襲撃事件などをうけて,若者問題が社会問題化していた.これらをうけて,バイエルン州の教育省では 2007 年に価値教育に対する取り組みを開始し,2008 年には「価値が強くする」という価値教育に関する専門家会議が開催されている.本稿では,バイエルン州議会アンケート委員会での議論や価値教育会議での議論の概要をまとめ,当時の若者や価値教育に関する捉え方,価値教育の実践の動向を資料的に整理・記録する.departmental bulletin pape
A Study on Comparison of Educational Contents of Arts and Crafts Courses in Regular Classes, Special Needs Classes, and Schools of Special Needs. –Teaching Methods of Art Design for Children with Intellectual Disabilities for Teacher Training–
本稿は,小学校と中学校の美術造形教育に関して,通常学級と特別支援学級及び特別支援学校との違いについて教員養成系学生の学びが現状に追いついているのかどうかを含めた調査から,その教育課題を明らかにして今後の教員養成に携わる教育研究者や学生へ問題提起をしている.小中学校の教育者になるために学部で学ぶ図画工作科や美術科の内容については,対象学年等の理解と造形の演目やそれらの指導方法論に関する知識を得る学生が多い小中学校へ配属された後に,初めて知的障害児への教育方法の壁にぶつかり悩む若い教員も少なくない.大学生の意識調査から現状分析や検証を行い,特別に支援を要する児童生徒への造形教育の方法を学ぶ経験が不足している実情があり,それらの学びの必要性を説いている.義務教育が終わるまでの美術造形教育については,通常学級と特別支援学級(学校)での方法論や教育内容についての横並びにした分析はあまり見られない.本稿では,美術造形についての教科教育に焦点をあてて,子どもの発達段階を踏まえ,文部科学省検定済教科書をながめつつ検証をした.また,知的障害児による実際の作品の中から抽出して,作品制作時のエピソードを紹介し,方法論を探り,作品理解についての持論を披露する.departmental bulletin pape
A study on the process of self-formation as read by the concept of “ChaxuGeju”and “TuantiGeju”
本論は,費孝通が『郷土中国』(1948 年)において提示した「差序格局」と「団体格局」という二つの概念に焦点を当て,自己形成に関する論を展開する.この二つの概念は,前者は中国の社会構造,後者は西洋の社会構造を表したものであり,費の狙いは,国家や「公」の在り方の違いを明らかにすることにあった.ただし,費は,「団体格局」の説明を十分に展開したとはいえず,本論では,新約聖書,道徳感情論を利用して補足説明を行い,二つの概念の違いを鮮明に浮かび上がらせ,その上で,それぞれの格局の下で,自己形成の特徴および違いを明らかとする.departmental bulletin pape
Effects and safety of a self-training program using a reaching robot on sitting balance: a preliminary study on young healthy adults
We developed a self-training program using an upper limb reaching robot to improve sitting balance for chronic stroke patients using geriatric health services facilities. As a preliminary study, we examined the effectiveness and safety of the program in young healthy adults. As a result of the intervention, the subject’s trunk muscle strength and sitting balance ability were improved. There were no adverse events, and the safety of the program was confirmed. The results suggest that this program has the potential to improve the function of older patients with long-term care insurance while guaranteeing the amount of training with a limited number of personnel. Further clinical studies should be conducted on chronic stroke patients to verify the results.departmental bulletin pape
The Background of Domestic Violence Against Men and the Ideal Ways of Support: Interviews with Consultants of Consulting Services for Men
本研究の目的は,男性のDV被害の背景(要因・構造)やその支援ニーズを考察し,その相談・支援方策について示唆を得ることである.
男性向け相談機関に所属する相談員ら7名に対して半構造化インタビューを実施し,質的分析を行った.その結果,夫婦それぞれの抱くジェンダー規範によって理想(役割期待,役割責任)と現実とのズレが生じて,そこでの葛藤が相互作用として暴力へと発展している状況が把握された.また,暴力は一方的な形ではなく,夫婦間で双方向的に生じている場合が多い傾向がみられ,この場合,夫婦のパワーバランスがその時々の二人の状況によって循環的に変化していることが示唆された.
男性被害者への相談・支援に関しては,男性向けの相談窓口や女性と比べて圧倒的に不足しているシェルター等の社会資源を充実させていくことが求められる.また,暴力が夫婦の相互作用により生じている場合の支援ニーズに対応するためには,夫婦の関係性に働きかけて互いに尊重し合える関係性をもたらす支援が必要である.なお,支援の前提として,人材の育成や社会意識の変容も不可欠であり,DVの概念を性別によらない「人権問題」という観点から整理し直すことの必要性も提起される.
本研究の結果は,今後ますます家族のあり方が多様化するなかで,男性だけではなく,女性さらには同性間の暴力への対応にも寄与するものと考えられる.departmental bulletin pape
A Study on Modeling of Employment Support for Childhood Cancer Survivors:An Analysis of the Development from a Project to a Program and Policy
小児がん経験者は,長期にわたる闘病生活に伴う影響で,将来や就労に対する不安を抱えることが少なくないが,十分な支援が受けられないといった社会的不利な状況に置かれている.本研究は,当事者の親等が中心となり活動する認定NPO法人ハートリンクワーキングプロジェクトと,同法人を視察した認定NPO法人ラ・ファミリエによる小児がん経験者等の就労支援の「プロジェクト」を起点に,「事業(プログラム)化」,「施策化」へ展開するプロセスに焦点を当て,就労支援の充実に必要な要素を取り入れたモデル化の仮説を組み立てることを目的とする.事例調査により,アクター間の相互作用や連携・協力の内容を把握し分析した.その結果,研究アクターとの連携では「先進地視察」「当事者含む多様なアクターの参加」,企業協力の応用化では「企業が参加しやすい協議・協働の空間」,自治体・国協力の施策化の展望では「障害認定の柔軟化」「就労に向けて再チャレンジできるような場の提供」等が挙げられ,3つのモデルを提示した.今後,それぞれのモデルの関係性をみながら,従業員のがん等の罹患による就労継続という民間企業の課題や当事者性,当事者と自治体・国対象の調査を通した施策化の可能性に着目し,就労支援のモデル化の要素の検討を進めていきたい.departmental bulletin pape
A Research on management of center directors for regional development of outsourced community comprehensive support center services : A Comparison of Six Center Director Surveys
本研究では,委託型地域包括支援センターに求められる地域展開を指向するマネジメントの運営方法に着目する.特にセンター長が担う①組織マネジメント,②サービス・マネジメント,③地域支援マネジメントの推進状況を明らかにすることを通し,センター長がマネジメントを遂行するうえで必要な条件とは何かを論じることを目的とする.
調査対象として,R市内のセンター長6名に対して半構造化インタビューを行い,佐藤の事例コード・マトリックスによる分析を実施した.調査結果を3つのマネジメントに分けて分析を行い,インタビューデータから【地域共生に向けた母体法人との協力体制】・【心理的安全性の高いセンター内の環境づくり】・【センターの業務特性を踏まえた人材育成】・【センター長としてのサービスへの関与】・【サービス・地域展開間における調整】・【センターと母体法人間の関係調整に起因する地域支援マネジメント】・【多様な機会を通した地域課題の抽出】・【地域支援を通したマネジメント力の向上】以上の8カテゴリーおよび19サブカテゴリ―,24コードの生成に至った.
センター長がマネジメントを実施するための条件整備として,①センター長と母体法人双方が相互理解を深める,②センター長自身の育成(成長),③母体法人が示す総合的マネジメント能力獲得へのビジョン,④3つのマネジメントの連動性を意識した管理運営が明らかになった.departmental bulletin pape