Kansai University: KUIS-MAPS / 関西国際大学機関リポジトリ
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A Relation between Words and Music Expression in the Activity of the Making of Music Drama
40021260702本研究は、保育士・幼稚園教諭を目ざす学生を対象とした音楽劇づくりの活動における言葉と音楽表現の連関についての実践報告である。替え歌の歌詞の内容とそれらにふさわしい作品選択を通して、主人公の心境や日常、ストーリーの予見や主人公側に味方した第三者的表現、主人公に対峙するキャラクターへの恐ろしさと勝利感、物語のハッピーエンド等が音楽表現された。物語における一瞬の緊張感と場面転換、劇的な場面における演出効果が音表現を通して為された。This study is a practice report about the relation between words and music expression in the activity of the making of music drama for students to be a childcare person, kindergarten teacher. Through the work choice appropriate song for contents of the text of the parody, it was expressed in music chief character side of the story every day , the expression of state of mind of the chief character, foreknowledge of the story, the third party who took sides with a chief character, terror and the triumph to the character who confronted the chief character , the happy ending of the story. The feeling of strain of instant in the story and shift of scenery, the stage effect in a dramatic scene were done through sound expression.departmental bulletin pape
Local Community in the Era of Urban Core Revival : A Case Study of Donin Area (Shimanouchi), Chuo-ku, Osaka City
本稿では、大阪市中央区道仁地区(島之内)における地域社会の実態について、近年の都市社会学における「都心回帰」の議論をふまえた上で検討する。道仁地区では、1990年代の終わり頃から人口回復傾向がみられる。道仁地区の人口的な特徴は、大規模繁華街に隣接することなどを背景とした、飲食・サービス業に従事する若年の流動層が多いことである。さらにこのなかに、外国人住民が多数含まれていると考えられる。人口増加の背景には、従来の同地区における卸売業の集積地としての機能変容にともなう集合住宅の建設が考えられる。また、道仁地区では、従来からの商業事業者を中心とした地域住民活動が展開されている一方で、校区内の小学校や NPO などによる外国人住民への支援の取り組みがはじまっている。このように道仁地区における近年の人口の「都心回帰」は、他の大阪の都心地域と比べても特異な点がみられる。このため、その実態の多様さや複雑さをふまえた上で、今後の調査研究を展開していく必要がある。departmental bulletin pape
A Survey on Disaster Preparedness Consciousness among International Students
2011年に発生した東日本大震災では、広範囲の地域に甚大な被害を与えた。さらに今後30年以内に南海トラフ巨大地震等の大規模地震が発生する確率が高いと予測されている。留学生は今後発生が予想されている大地震や津波などの大規模災害の基本的な知識を学び、さらに身を守るための知識・スキルなどを身につけることが必要である。そこで自然災害の知識、防災意識などに関する実態を把握・分析するために、神戸山手大学の留学生を対象に質問紙調査を実施した。
調査の結果、地震や津波に関する基本的な知識が不足している留学生がいること、そして、津波に関しては認知度が低いと結果となった。同時に地震発生時の行動などの防災知識が十分でないことが明らかになった。また地震などへの備えは約半数の留学生しかおこなっていなかった。
留学生が災害発生時に情報を入手手段ではテレビはほとんど利用されておらず、スマートフォンなどが中心となっていた。留学生への災害時の情報提供の方法については今後の検討課題である。departmental bulletin pape
Cultural Geography of War artist Evelyn Dunbar, gardening and gender
近年、英国では、英国人女性画家エブリン・ダンバー(1906-1960)の作品が再発見され、彼女の作品についての再評価が高まっている。このような英国の研究動向を概観しながら、本稿ではエブリン・ダンバーのライフヒストリー/ライフジオグラフィーを紹介する。さらに、彼女が第二次世界大戦中に、公式戦争画家として描いた銃後を守る女性農耕部隊についての作品から、彼女の描いた戦時のガーデニングとジェンダーの文化地理学に焦点を当てて考察する。departmental bulletin pape
The development of the container for the rearing of the first instar firefly (Luciora cruciata) larvae
プランクトンネットを素材として、水棲の鞘翅目昆虫であるゲンジボタルを孵化直後から安定に飼育する容器を開発した。最小の初齢幼虫でもプランクトンネット(NXX13)の目合0.1㎜を通過することはなく、容器を設置する水槽内で充分な水を流すことによって、飼育に見合った溶存酸素と濾過力を維持することができた。departmental bulletin pape
Experimental study on inbound tourism curriculum Report on Kobe Yamate inbound school 2016
平成28・29年度に受託した「訪日外国人観光客4000万人時代に備えたインバウンド中核人材養成事業」について、①平成28年度の「神戸山手インバウンドスクール」のカリキュラム設計・教育成果を振り返るとともに、②実施した人材ニーズ調査の結果を報告し、③平成29年度のカリキュラムの修正と今後の展開について概要を述べる。departmental bulletin pape
Investigation of the stress response in adolescence(The first report)Change in the movement of vital signs level in physical exercise by the light mountain climbing
以前より著者らは、免疫活性およびストレス抑制効果について、ウオーキング、トレッキング等を含めた森林セラピーによる「癒やし」効果として、客観的評価を重ねてきた。本研究では、ストレス応答処理に関する分析の一環として、青年層の被験者20名を対象に、軽登山前(①:対照)、軽登山(②登頂)時、帰学後(③)における血圧、脈圧、心拍数、呼吸数および簡易式モニターによる唾液α-1アミラーゼ値の測定、精神面における変動についての調査を行い、軽登山によるストレス抑制効果について比較検討した。検索内容は、1.軽登山によるバイタルサインの動態、2.ストレスと関連性が深いとされる唾液アミラーゼ値の変化および、3.精神面(情動・気分等)の変動について、の3点で、本報では1.について検討し、以下の考察を得た。
1)軽登山運動の負荷に伴い、最高血圧値の上昇および最低血圧値の下降とともに、脈圧の著明な増加が惹起されることが明らかになった。これら一連の運動生理的現象は、運動負荷時において、過剰な血管収縮を繰り返すことで、酸素供給に予備力を持たせることにより、良好な循環動態を担保する必要性によるものであると推測された。
2)軽登山運動による各バイタルサインの変化が、緊密に連携していることが実証された。運動負荷時には、心拍数増加による送血量の上昇とともに、呼吸数増加により酸素の取り込み効率を高め、脈圧幅が拡大することを見出した。軽登山運動によるこれらの増加(上昇)率は、心拍数が3割弱と高率で、次いで呼吸数が2割半弱、最高血圧値は1割弱に留まった。また、軽運動負荷軽減時(山頂から帰学後)、には呼吸数が1割強、心拍数は1割程度の減少を示し、最高血圧値の低下は1割に満たなかった。従って、運動量の低下により酸素供給量の低減から呼吸数が減少するが、同時に心拍数が減少・補正され、最高血圧値および脈圧値の低下に繋がり、その後、これらのバイタルサインは徐々に下降し、安静時の値に復するものと考えられた。
次報では本所見に唾液アミラーゼ測定の結果を加味し、軽登山によるストレス応答軽減効果について、また精神面(情動・気分等)の変動および心身の安定効果について検討を進めていく。departmental bulletin pape
The genealogy of the change from Environmental Management into Sustainability Management
日本における企業経営を歴史的に辿ると「環境経営」⇒「CSR 経営」⇒「サステナビリティ経営」という系譜になる。CSR(Corporate Social Responsibility 企業の社会的責任)に関しては、日本、アメリカ、EU で起源が異なる。日本では1996年の国際環境マネジメント規格 ISO14001 発行と共に「環境経営」という言葉が流行した。つまり1960年代の経済成長に伴って起きた水俣病に代表されるような環境問題の解決と予防に最重点を置く経営が日本では行われてきた。この環境重視の経営にマッチしたマネジメントシステムが ISO14001 であった。そして日本は ISO14001 発行のわずか2年後の1998年に世界一の ISO14001 認証取得国になり、この ISO14001 をベースに本業に即した環境保全を目指す経営が「環境経営」ともてはやされたのであった。日本では CSR の前にまず環境が存在したのであった。これに対してアメリカではカーネギーやロックフェラーの例を挙げるまでもなく、成功企業のフィランソロピー(慈善活動)が CSR の起源である。一方 EU は、日・米とは異なり1993年のマーストリヒト条約発効による EU 誕生から現在に至るまで、移民問題とそれに起源を有する失業問題、特に若年失業率の高さに苦しんだ。国家を超えた地域統合体である EU には、雇用を中心とする社会問題の解決を国家ではなく企業に求めようという意識が強い。換言すれば、CSR の起源は日本では環境問題解決、アメリカではフィランソロピーさらに言えば収入の格差是正、EU では失業問題解決にあったといっても過言ではない。つまり、この日本・アメリカ・EU の CSR 起源を統合して、環境問題解決に加えて格差是正や失業率減少などを実行して社会問題を解決していこうとする経営が「CSR 経営」である。そしてこの CSR 経営に「持続可能な開発(Sustainable Development)」を加えた経営が「サステナビリティ経営」といえよう。
本論文はこれらを含めて、「サステナビリティ経営」に至る道を闡明したものである。departmental bulletin pape
Introduction of Phonological Awareness to Japanese Elementary School Students(2)The explicit instructions in syllable awareness and its achievement after a year
The purpose of this study is to capture the general level of Japanese elementary school students’ English phonological awareness and to verify the effectiveness of the explicit instructions in phonological awareness.This is the second-year interim report of the evaluation over a three-year period which has been conducted on the students of a public elementary school in Japan. We have given phonological awareness instructions with both a pre-test (henceforth Test1) and a post-test (henceforth Test2) to students in the 2nd grade of 2015. Having compared the results of two tests, we confirmed thestudents’ remarkable growth and improvement through the instructions.(Murakami, Miyatani, and Cheang, 2017) In this study, we conducted the same test (henceforth Test3) in March, 2017 on the same students in order to measure how much they had retained the phonological awareness skills developed through 2015. The results showed the improvement in almost all tasks in Test3 as compared with Test1 and Test2. On the other hand, the scores of at-risk students (9% of the lowest) declined in Test3 as compared with Test2. We designed the phonological awareness instructions with various multisensory activities for the students in order to stimulate their
awareness of internal structure of English words. The results of this study indicate that phonological awareness can be developed through instructions, retained and further enhanced, while the individual differences should be taken into consideration in the teaching methods and conditions.departmental bulletin pape
Trend of gastronomic tourism in modern Russian society
ツーリズム研究と実践において、ガストロノミー(フード)・ツーリズムの重要性は増大している。ガストロノミー・ツーリズムは地域社会に与える影響が大きく、旅行における「食」への注目は、様々な国や地域で研究され、実践されている。本稿では、近年のロシアのツーリズム研究において「食」がどのように位置づけられ、政策や実践に結びついているのかを考察する。また、本稿でのガストロノミー・ツーリズムのロシアでの展開についての考察は、日本で着目されつつあるフード・トレイルの考え方とその課題や今後の方向性を検討するにあたって重要な示唆を提供するものでもある。departmental bulletin pape