Showa University Academic Resource Repository / 昭和大学学術業績リポジトリ
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The association between high-dose allopurinol and erythropoietin hyporesponsiveness in advanced chronic kidney disease. JOINT-KD study
昭和大学博士(医学)2024年度thesi
Abnormal bone regeneration induced by FK506 in medaka fin revealed by in vivo imaging
昭和大学博士(歯学)2024年度thesi
Assessment of Diagnosis Timing of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder in Working-Age Workers with Psychiatric Diseases Using Large Claims Data
昭和大学博士(薬学)2024年度thesi
医学部附属病院歯科口腔外科における歯科麻酔科管理症例数の変化からみた口腔外科麻酔管理需要への対応
手術室使用の固定枠がない医科病院歯科口腔外科では,需要に応じた手術症例数の増加を図ることが難しい.昭和大学藤が丘病院歯科・口腔外科も手術室固定枠を持たないが,静脈内鎮静法もしくは全身麻酔法で管理された歯科口腔外科手術症例数が近年大きく増加した.そこで2016年4月から2022年3月までの6年間に実施された歯科麻酔科管理症例を集計し,その増加の要因ついて後向きに解析を行った.調査期間の前半である2016年から2018年の3年間と後半の2019年から2021年の3年間を比較すると,歯科麻酔科管理症例数は約2倍に増加した.歯科・口腔外科症例の95%は智歯抜歯であり,新規来院患者のうち歯科麻酔科管理症例は約20%を常に占めていたことから,歯科診療の中でも比較的侵襲の大きな口腔外科手術では静脈内鎮静や全身麻酔下での治療を希望する患者が一定の割合で存在していることが示された.この需要に対応するため,手術時間を含めた麻酔時間は静脈内鎮静では49±21分から35±9分(平均±標準偏差,前半vs後半)に短縮され(p<0.001),全身麻酔では1時間59分±38分から1時間33分±27分(p<0.001)に短縮していた.この時間短縮の要因には,経験豊富な口腔外科医の在籍と常勤の歯科麻酔専門医が配置されたことが挙げられる.予定時間内に手術・麻酔を終了する意識の共有と効率的な手術室予約により,麻酔管理を希望する患者を受け入れる協力体制が整ったことが症例数増大につながったと考えられる.departmental bulletin pape
精神科救急病棟における睡眠薬使用の実態と睡眠薬多剤使用に関連する因子の検討
不眠症は罹患頻度が高い睡眠障害である.これまで,不眠症に対してはベンゾジアゼピン受容体作動性睡眠薬が主に使用されてきたが,副作用や,大量服薬,多剤併用・長期投与の問題も指摘されている.そのため,本研究では診療録を基に,2014年1月1日から2021年12月31日まで昭和大学横浜市北部病院精神科救急病棟に入院した全患者の睡眠薬使用の実態を報告し,睡眠薬使用者における多剤使用に関連する因子を特定することを試みた.調査期間に入院した全患者1,696例の診療録から,患者の年齢,性別,診断名,罹病期間,入院時形態,飲酒,喫煙,在棟期間,入院回数,保護室の使用,電気けいれん療法,ハロペリドール点滴使用,入院時の初回処方内容,最終処方内容を集計した.次いで睡眠薬を処方された群のうち単剤群と多剤群を比較し,睡眠薬の多剤処方を目的変数として多変量ロジスティック回帰分析を行った.最終処方で睡眠薬を処方されていたのは946例(55.8%)であった.睡眠薬単剤群654名(38.6%)と睡眠薬多剤群292名(17.2%)を比較すると,睡眠薬多剤群は罹病期間や治療期間が長く,入院回数や,飲酒/喫煙率,障害年金の利用が多かった.疾患別では双極性障害では多剤の睡眠薬が処方された.入院治療を比較すると,任意入院では多剤使用群が多かった.また,2剤以上の睡眠薬使用に関連する因子として,生活保護が負の関連を示したが,喫煙,入院回数,双極性障害,ADHD,自宅退院は正の関連を示した.本研究の結果から,精神科救急病棟の睡眠薬使用患者において多剤群と関連する因子は喫煙,入院回数,双極性障害,ADHD,自宅退院であった.今後は患者の生活習慣に関連する因子や多剤併用となりやすい疾患などに注意し,入院中から包括的な対策を講じる必要があると考えられる.departmental bulletin pape
先天性心疾患における非造影MR lymphangiography検査の撮像条件の検討
単心室血行動態を有する先天性心疾患の手術にフォンタン手術があり,乳び胸,蛋白漏出性胃腸症(protein losing enteropathy:PLE)などのリンパ管障害があり,リンパ管の形態異常が影響しているといわれている.リンパ管の画像評価の一つに侵襲度の低い非造影MR lymphangiography(MRL)がある.当院では非造影MRLを施行してきたが,リンパ管は細く,描出困難であるため,リンパ管の可視化は難易度が高い.MRLのように難易度が高いMRI検査の場合,検査中に撮像条件を調整しながら最適な画像を臨床に提供することが一般的である.当院で施行した13症例から撮像条件の一つであるecho time(TE)により,リンパ管や周囲組織の描出能が変化することを経験した.本研究では後方視的にMRLにおける適切な撮像条件を導出するために,TEの値を検討した.検討方法は,異なるTEで撮像された13症例,37の撮像画像からリンパ管と周囲組織の信号強度(signal intensity:SI)を測定し,リンパ管と周囲組織の信号強度(signal intensity ratio:SIR)を算出した.その結果,TE 650msが最も高値を示しており,周囲組織の信号が抑制でき,リンパ管を強調できる撮像条件であった.また,今回TEを350msに設定することで胸管から頸静脈への合流などリンパ管と周囲組織との解剖学的情報が明瞭に把握でき,臨床上有用性が高いことも把握できた.統計学的解析では,各TE間でリンパ管のSIおよび周囲組織のSIに有意差は認めなかったが,SIRがTE 350msとTE 850ms,TE 350msと1,000ms,TE 450msと850ms,TE 450msと1,000ms,TE 550msと1,000ms,TE 650msと850ms,TE 650msと1,000msで有意差を認めた.今後は,症例数をかさねていくことで,さらにTEの最適化をしていきたいと考えている.departmental bulletin pape
ステロイド抵抗性潰瘍性大腸炎の小児に対してウステキヌマブを用いた1例
難治性潰瘍性大腸炎の13歳男児に対してウステキヌマブを使用し,寛解に至った1例を経験した.下部消化管内視鏡を用いて上記診断に至ったが,標準治療のステロイドでは寛解せず,生物学的製剤を導入した.抗TNFα抗体製剤であるアダリムマブで加療したものの寛解には至らず,抗ヒトIL-12/23p40モノクローナル抗体製剤であるウステキヌマブを導入して寛解に至った.導入後8か月経過したが寛解を維持している.難治性の潰瘍性大腸炎に対しては時期を逸せずに生物学的製剤の導入をし,早期の寛解導入を目指すことが重要である.departmental bulletin pape