The University of Nagano Repository / 長野県立大学リポジトリ
Not a member yet
1102 research outputs found
Sort by
幼児にたいする個別指導計画作成の現状と意義
保育所や幼稚園、幼保連携型認定こども園(以下、保育所等)では保育計画を作成し、それに沿って保育を行っている。この保育計画は、保育所保育指針、幼稚園教育要領、認定こども園教育・保育要領(以下、3つの指針・要領)をもとに作られている。本研究では、保育計画を子ども個々の発達に合わせて作成する、個別の指導計画(以下、個別指導計画)の作成の意義と有用性について検討した。その結果、3つの指針・要領には、3歳以上児にたいする個別指導計画の作成について具体的な記載がなかった。一方で、3歳以上児は個から集団へと社会性が拡大する過程で、個の育ちも丁寧に確認することが大切であることから、個の育ちを保障する個別指導計画の作成が望まれると考えられた。また、個別指導計画の作成やその評価のために、体系化された発達理論や発達指標を使うことや、保護者との連携の中で進めることの大切さが指摘できた
養育者の効果的な省察の在り方とは?− 内的作業モデルスタイルごとの省察が主観的幸福感・育児不安に与える影響−
養育者の個人特性を踏まえた省察の在り方を検討するため、養育者335 名を対象に調査を行った。具体的には、個人特性として、省察に関連が強い内的作業モデルに注目し、そのスタイルと省察によって、主観的幸福感や育児不安に与える影響を検討した。その結果、内的作業モデルの自己観がポジティブな養育者や子どもに関する深い省察をする養育者は、主観的幸福感が高いことが示された。また、内的作業モデルの自己観がネガティブな養育者は、育児不安が高くなることが示されたが、内的作業モデルの他者観がポジティブな養育者は、他者に関する省察を多くすることで影響を緩和することや、他者観がネガティブな養育者は、他者に関する省察を少なくすることで、影響を緩和することが示唆された