The University of Nagano Repository / 長野県立大学リポジトリ
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The life and remarkable achievements of Anita Roddick, a dreamer, a doer and a female entrepreneur
中国の幼児園教師の資格、編制、及び待遇− 就学前教育振興政策下の状況−
中国では現在、就学前教育の量的拡大と質的向上に向けて、関連法律法規の整備のほか、「学前教育三年行動計劃」を中心とした就学前教育振興政策が進められている。「学前教育三年行動計劃」はすでに第3期に入り成果も確認されるものの、依然として多くの課題が指摘されている。教育資源の不足あるいは不均衡、家庭経済への負担過重、教師資源の量的質的不足などである。本稿は、これらの課題のうち教師資源に焦点をあて、中国における先行研究を主な資料として、幼児園教師の資格制度や編制、並びに待遇の現状と課題について整理したものである。資格制度については、幼児園教師の資格に必要な学歴条件が低いこと、小中学校教師資格が幼児園教師資格にも適用されること、また編制については、編制標準の固定的な運用が現実の需要と不整合を来し教師資源配置の不均衡を助長していること、さらに待遇についても教員間や地域間に不合理な格差が存在することなどが確認された
「都市と農村の教育一体化」政策に対する批判的見解−Z 氏への聞き取りを手掛かりに−
中国における「都市と農村の教育一体化」政策は、都市と農村や、各地域間、あるいは学校間の教育格差を是正し、義務教育の公平性や平等性の実現をめざすものであった。全国各地では多様なモデルが試行された。本稿は、或る研究者への聞き取りを手掛かりに、この政策に対する批判的見解についてまとめたものである。主な批判的見解は二つある。第一に、この政策が都市と農村の教育の“ 標準化”、“ 無機質化” あるいは“ 農村教育の都市化” を志向するものであり、農村に生きる人間の生活に根差した教育を消滅させるものである。第二に、政策の対象となる農村は、都市に隣接する近郊農村地域に限定され、それ以外の地域は埒外におかれて、むしろ格差の拡大をもたらすものである
野外保育が幼児の発達に与える効果に関する研究の展望と課題− 移動運動と姿勢制御の発達に与える効果を中心に−
本研究では、野外保育が幼児の発達に与える効果を、客観的に検証する方法を検討することを目的とした。まず、これまでの研究動向を概観した結果、自然や野外での活動は、子どもの身体感覚を高め、大脳機能、特に前頭前野によってつかさどられる実行機能や抑制機能の向上に寄与する可能性があることが分かった。また、野外保育と幼児の運動能力の関連性について検討した研究では、野外保育が運動能力の向上に与える明確な有効性は示されなかったが、分析の対象や手法を工夫することでその効果を検証できる可能性が示唆された。その手法のひとつとして身体工学的な観点からの歩行分析の有効性が考えられた。特に幼児への適用においては、歩行運動や姿勢制御の安定性の観点から評価することの有用性が示唆された。今後、野外保育の効果検証のためには、多くの幼児の歩行動作を客観的かつより簡便、効率的に計測できる方法の適用が望まれ、今後の課題となるところであった