Shiga Bunkyo Junior College Repository / 滋賀文教短期大学リポジトリ
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ストレスマネジメントの効果と月経随伴症状の現状
application/pdf本研究は大学生を対象に、ストレスマネジメントの効果測定として、月経随伴症状の現状を調査した。方法は、月経随伴症状の調査票である修正MDQ スコアや、月経に関する調査を行った。講義受講前後での月経随伴症状の大きな変化は見られなかったが、月経随伴症状の現状を把握することができた。月経に関する意識調査では、66.7%の学生が自分の月経周期について理解しておらず、月経周期の数え方すら知らなかった。また、PMSは73.3%が知っていたものの、63.3%が自分のPMS 症状について自覚していなかった。大学生に対する月経教育は不十分であり、ストレスマネジメントの一環として月経教育を取り入れることの必要性を見出すことができた。departmental bulletin pape
Bullying Responses Based on Educational Counseling
application/pdf効果的ないじめ対応の在り方を探るため、文部科学省が実施した「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によるいじめの状況をもとに、いじめ防止に向けた基本方針や小学校で実践されている対策の検討を行った。その中で、いじめの防止に向け、教育相談を効果的に活用する取組について考察した。 すべての教職員が児童の相談相手となり、話しやすい状況で教育相談を実施している取組が有効であった。あわせて、教育相談の基盤となるカウンセリングについての理論と技法を取り上げた。departmental bulletin pape
The Trend of Research about Motivation in Japan
application/pdfこの20年間に刊行された「教育心理学研究」に掲載された「動機づけ」についての研究のうち、幼児、小学生、中学生、高校生、大学生を対象とした研究の文献展望を行い、研究動向について考察した。その結果、幼児に関する研究は少なく、小学生以降の研究が多く見られた。研究内容は多岐にわたるが、「思いやりのある学級経営をすること」、「モニタリングをさせること」、「学習がどのように役立つかを考えさせること」など指導者の働きかけが、動機づけに有効であることが示唆されている。また、幼児については動機づけの測定方法の工夫をすすめ、動機づけの特性を解明していくことが期待される。departmental bulletin pape
Theoretical Study of “Community Music” Based on “Community Music” by L. Higgins
application/pdfThis study summarizes the background to the establishment and the development of community music in the U.K. and organizes this concept and the significance based on a writing “Community Music” by Higgins. Community music is a form of artistic expression created through the sharing of musical experiences among people, and emerged in the 1960s as part of the “Community Art” movement. Higgins defines community music from three points of view: (1) music of a community, (2) communal music making, and (3) an active intervention between a music leader or facilitator and participants. He emphasizes the importance of “music leaders and facilitators” for music education in partnership with the community because the practice of community music in school education is a musical exchange between schools and outside organizations. This study aims to clarify the educational significance of community music for the development of educational programs that connect schools and community.ヒギンズ著の「コミュニティミュージック」から、英国におけるコミュニティミュージック成立の背景や発展、その概念と意義について整理した。コミュニティミュージックは人々の音楽体験の共有により創造される芸術表現の形であり、1960年代にコミュニティアート運動の一部として登場した。ヒギンズは、コミュニティミュージックを (1)コミュニティの音楽、(2)共同体の音楽制作、(3)音楽リーダーやファシリテーターと参加者が積極的に関わり合う音楽活動と特徴づけている。また、学校教育でのコミュニティミュージックの実践は学校と外部機関との音楽交流であり、地域社会とのパートナーシップによる音楽教育を行うために「音楽リーダーやファシリテーター」の重要性を強調している。本稿では、学校と地域を結ぶ教育プログラムの開発に向けて、ヒギンズの論考からコミュニティミュージックの教育的意義を明らかにしている。departmental bulletin pape
雑誌『興亜』と弘報・宣撫・錬成――城所英一の言説を中心に
application/pdf『興亜』は日中戦争下の華北において華北交通社員会が発行していた雑誌である。華北交通は一九三九年四月に設立された日本占領下華北の交通運輸会社であり、その社員会の機関誌である『興亜』は、華北交通という「国策会社」について理解するうえで、また当該期の日本人・中国人に対する「弘報」や「宣撫」について知るうえで資するところが大きく注目に値する。本稿は『興亜』の論調を分析するにあたって、同社の弘報主幹であり、『興亜』に深くかかわった城所英一の『興亜』誌上での言説を取り上げ、検討を加えるものである。departmental bulletin pape
芥川龍之介「三右衛門の罪」における近代的主体の揺らぎ(下)―志賀直哉「范の犯罪」との比較を通して―
application/pdf芥川龍之介の作品には、典拠を持つものが多くある。先行する作品を書き直し新たな作品を生み出すという芥川の創作手法は、「三右衛門の罪」(大正十三年)にも認められ、志賀直哉「范の犯罪」(大正二年)を下敷きとすることが既に指摘されている。しかし、「三右衛門の罪」は、単行本未収録作という事情もあり、これまでの研究において取り上げられることが少なく「范の犯罪」との比較考察も十分には行われていない。前稿では、先ず、「范の犯罪」の解釈を試み、規範的存在であり、個の意志と行為を持とうとする范の意識の内部に、近代的主体の概念が認められることを論じた。このような前稿に続き、本稿は、両作を比較する視座から、芥川「三右衛門の罪」の作品解釈を行った。芥川「三右衛門の罪」における三右衛門の自我がどのように形成されているかを読み解き、幕藩体制のもとにある三右衛門が、主君前田治修との関係形成の結果としての自我と、武士道に基づき形成されている自分の内に向いている自我との不統一なあり方を、一つの中心にまとめ上げていくことをしない人物として造型されていることについて論じた。このような三右衛門の分裂的とも見える自我のありようには、「范の犯罪」における范に典型として見られたような近代的自我の姿はもはや認められない。このような両作の相違点を考察し、本作を、近代的自我と合わせ鏡であるところの近代的主体に対する懐疑が表されていると作と意味づけた。departmental bulletin pape
保護者とのコミュニケーション意欲を高める授業展開
application/pdf短期大学の保育者養成校において、学生が保護者とコミュニケーションする意欲を高め、保護者と共に子どもの成長を喜ぶことができる保育者となることを目的とした保育者論の授業展開の実践研究である。departmental bulletin pape
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえた小学校1年生の授業についての一考察
application/pdf1990年代の終わりから小1プロブレム問題が顕在化する中で,幼小の連携・接続が一層求められるようになった。
本研究では,幼小連携・幼小接続にかかる国の施策を調査し,幼児教育と小学校教育の円滑な連携・接続が進まない理由の一つとして,幼稚園教育要領と小学校学習指導要領に示された幼小連携・幼小接続について,温度差があったのではないかという知見を得た。
2017(平成29)年に改訂された小学校学習指導要領には,「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえた指導を工夫すること」が求められ,幼小の円滑な接続を図るためには,小学校低学年の授業改善が必要であると考える。本稿では,小学校1年生の算数科の授業を3点(①幼児期の遊びのスタイルを授業に取り入れる ②自分との関わりを通して,体験的に学ばせる ③遊びや生活の中で必要感をもって数量や図形への興味や関心を深めることができる問題場面を提示する)から検討した。departmental bulletin pape