TAKUSHOKU-University 拓殖大学 機関リポジトリ
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    913 research outputs found

    Masaya Ito and Hayato Ikeda

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    二〇二二年七月八日、元首相・安倍晋三を死に追いやった銃撃事件は、日本のみならず、世界中に衝撃を与えた。首相・岸田文雄が決断した吉田茂以来の安倍の国葬挙行も大きなニュースとなったが、現職議員であった安倍の国会での追悼演説を、立憲民主党の元首相・野田佳彦が行うまでの紆余曲折も世間の耳目を集めた。 その前例とされたのは、池田勇人内閣期の一九六〇年一〇月一二日、早期の衆議院解散が既定事実となる中、日比谷公会堂にて開催された自民党、社会党、民社党「三党首大演説会」で、社会党委員長の浅沼稲次郎が演説中、山口二矢という一七歳の右翼少年に刺殺された際、解散を行う臨時国会の場で行われた池田による浅沼に対する追悼演説である。演説原稿を執筆したのは、池田の首相政務秘書官・伊藤昌哉であった。この演説は、日本においては本格的なスピーチライターによる演説の嚆矢とされている。 筆者は後年、政治評論家に転じた伊藤と一九八〇年代半ばから死去する二〇〇二年一二月まで、放送記者や新聞記者の立場での取材を通して凡そ二〇年間の交流があった。伊藤の死後、淳子夫人から故人の政治史料の一部を託された経緯もある。その中に「池田さんと私(人間関係)」と題する二〇〇字詰め原稿用紙にブルーのインクで書かれた二四枚に亘るメモがあった。それに加え、同じく二〇〇字詰め原稿用紙七枚に綴られた補足メモも残されている。 升目を埋めるだけでなく、用紙の欄外にも、後から挿入された様々なことが加筆されている。本稿は、このメモを翻刻し、池田と伊藤の間に存在した濃密な師弟関係を紹介することが目的である。このメモから、最高指導者とそれに仕える者の間に存在する規範、秩序が見い出せればと期待している。departmental bulletin pape

    85 years of Japan-Taiwan Exchange : Interview with Koichi Toyosawa

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    本稿は、「日台関係をめぐる次世代日本人への提言―日本・日本人は台湾・台湾人に何をすべきか、すべきでないか?」のテーマで、元台湾三菱商事会長・社長の豊沢浩一氏に行ったインタビューをまとめたものである。氏は、戦前、日本統治時代の台湾に生まれ、戦後も台湾に留まり、中華民国となった台湾において、初等教育、中等教育から高等教育(大学・大学院)まで学び、帰国後は商社勤務の中で長年、台湾と付き合い、退職後も、日台経済交流の最前線で、活躍して来られた。 日本人の台湾認識は、グルメや観光から、民主化のダイナミズム、多様性を認める社会の成熟や世界的なIT産業の発展等、多方面に広がると同時に、とくに二〇一一年東日本大震災に寄せられた温かい支援から、台湾人=親日家のイメージが定着した。また、近年の国際情勢の中で「台湾有事」が日本人にも身近なこととして盛んに論じられている。departmental bulletin pape

    “Restoration” of Japanese Language Education in Postwar Taiwan : Background of Establishment of Japanese Language Departments in Universities in the 1960s and 1970s

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    戦後の台湾における日本語教育について,全面禁止から徐々に緩和に向かい,1960 年代に私立大学に日本語学科が設置されるに至った経緯や社会背景を考察した。 戦後の台湾では,中国大陸から移転した中華民国政府によって,戦前の日本統治時代に「国語」であった日本語の使用と教育が厳しく制限され,新たな「国語」である中国語の普及が図られた。1950 年代以降,日本との外交や経済関係が復活・進展するに伴って,日本語教育に対する制限は徐々に緩和され,1963 年から1972 年までに4 つの私立大学に日本語学科が設置された。この時期に日本語学科設置が認可された背景には,第一に台湾の経済成長のために日本語人材の需要が高まったことがある。それ以外の要因として,中国の共産党政権との対抗上,儒教に代表される伝統的中国文化の発揚を国策とした中華民国政府が,「東方文化」を共有すると見なす日本との「文化合作」を進めるため,日本語教育の部分的な解禁を容認した可能性が指摘できる。また,これら4 つの私立大学には,政府との強いパイプなど,設置が認可される相応の理由があったと考えられる。departmental bulletin pape

    The Evolution of Accounting Education and Professionalization of Accounting in Late Nineteenth-Century Italy

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    イタリアにおいて,各地会計士コッレジオの創設およびそれを通じたプロフェッション規律の構築と高等教育機関の確立およびそこでの会計教育の推進とは,プロフェッション化の両輪を成すものであった。そしてそれは,1906年のプロフェッション規制に関する法律によって,プロフェッションの法的認知という形で,いったん,実を結ぶことになる。 本稿では,1879年10月に第1回大会が開催されたイタリア会計士全国会議での諸議論を軸として,イタリアにおける会計プロフェッションの形成過程について分析する。歴史的に,この会計プロフェッションが形成される過程のなかで「会計学」が確立し,発展してきたことがみてとれる。その際,科学としての「会計学」という性格がことさら重視され,それが19世紀末にヨーロッパ中で関心が持たれた高等商業教育の問題と密接に結びつき,高等商業教育機関でどのように「会計学」を教授するべきなのかという問題意識となっていった。そこで,各種技術教育機関における会計学の発展と会計プロフェッションの資格付与への影響を中心に考察する。考察の射程は,イタリア統一がなされる1861年から19世紀末までに置き, この期間でどのような状況変化が生じたのかを明らかにする。departmental bulletin pape

    Clause Structure of Referent Honorifics in Japanese

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    This paper discusses the clause structures of Japanese subject and non-subject honorifics, collectively referred to as referent honorifics. Ishikawa(2007)assumed that the lexical representation of the Japanese honorific predicate contains pragmatic information about human relationships, and that the sentence has a bi-clausal structure consisting of two clauses. This study demonstrates that there are three types of counterexamples to Ishikawa’s lexical analysis and two types of linguistic data showing that the referent-honorific sentence has a mono-clausal rather than a bi-clausal structure, especially for non-subject honorifics.departmental bulletin pape

    Bhabavata Katha of Hinduism : A Case Study from Practice of Goswami of A Chaitanya Temple in Vrindavan, North India

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    インドのヒンドゥー教の語り芸であり法話でもあるバーガヴァタ・カターは現在多くのブラーフマン(バラモン)司祭によってインド国内外で行われている。本稿ではクリシュナ神の聖地ヴリンダーヴァンにあるチャイタニヤ派ラーダーラマン寺院のブラーフマン司祭であるゴースワーミー師によるこのカターの実践について,その社会的な側面を現地調査で得られた資料によって明らかにすることを目的とする。 バーガヴァタ・カターは,サンスクリット語の古典文献に基づいたクリシュナ神話を司祭が物語る信仰を広めるための実践であり,特定の会場に聴衆を集めて7日間連続で行われる。同時に聴衆にとっては宗教的な芸能でもある。 バーガヴァタ・カターの聴衆の中心となっているのは語り手である司祭の弟子あるいは支援者である富裕層が多く,彼らは司祭に喜捨として高額の金銭を定期的に渡し,司祭の生活と活動を支える存在でもある。 語り手の司祭にとって,バーガヴァタ・カターの実践は,自らが奉ずる神の信仰の教化,各地に住む自分の弟子との交流の機会,そして寺院外からの収入を得るための重要な機会でもある。departmental bulletin pape

    On the Use of Shi-Clauses in Japanese Written Language : Exploring Stylistic Information Description

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    本稿は,等位節とされるシ節の文体的特徴について,特に硬い書き言葉としての容認度の観点から考察したものである。まず,大学生の作文におけるシ節の使用実態を調査したところ,一文にシ節を一回だけ使用する累加用法を中心に,一定程度の使用が確認された。次に,得られた用例からタイプが異なる17例を選び,文体に関する意識調査を行った。結果は個人差が小さくないものの,一定の傾向が明らかになった。具体的には,ナ形容詞のようにシ節の前節語が「だ」で終わる場合や,一文内で複数のシ節を使用している場合は,硬い書き言葉として容認されにくい,「~だろう」が共起する場合は容認されやすい,といった傾向が見られた。調査協力者からは,研究分野やテキストの主題によって容認度が異なるという指摘もあり,卒業論文等を執筆する大学生へのライティング指導のあり方に対して,一定の示唆が得られた。departmental bulletin pape

    Intermarriages between Indonesian and Japanese in Japan From "Indonesian Wife's Life Story"

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    拓殖大学博士(国際開発)2023doctoral thesi

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