Ohu University Repository / 奥羽大学学術機関リポジトリ
Not a member yet
1825 research outputs found
Sort by
金銀パラジウム合金製クラスプの口腔内における変色と金属組織との関連
金銀パラジウム合金に着目し口腔内において、どの成分があるいはどの相が腐食し、それがどのように進行していくのか等について、約1年間口腔内で使用され、暗灰色に変色した金銀パラジウム合金製の鋳造鉤について、X線マイクロアナライザー(XMA)、X線回折装置(XRD)、そして光電子分光分析装置(XPS)で腐食の状況を観察し、合金表面が変色する原因を検討した。口腔内に装着されていた5個の鋳造鉤の表面を接写した。高倍率のSEM像から、装着時の充分に鏡面研磨されていた状態からは大きく変化して、比較的平滑な領域と局部的に特定の相が深く侵食された領域が見られた。X線回折測定の検出限界内では、鉤の表面部には鋳造組織を反映したこれらの三相のみであり、硫化物や酸化物のピークは認めなかった。XPSの結果から原子レベルの最表層領域においても硫化銀や酸化銅は確認されず、このことはすべての試料に共通の結果であった。departmental bulletin pape
歯科治療中の開口保持による動脈血酸素飽和度の変動
歯科治療中の開口保持と呼吸・循環動態との関連を探るため、小児の歯科治療時に小型パルスオキシメータを装着し、経皮的に動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)の変化について検討した。治療終了時まで開口器を使用した使用群と使用しなかった非使用群の2群間で比較検討した。開口器使用群の方が非使用群よりも最低SpO2が低かった。両群とも修復処置がほとんどで、抜歯と根管治療が数名ずついたものの、歯面清掃を含めて全員が注水下での処置を受けていた。PRについては大きく変動した者もいたが、有意差は認めなかった。開口器の使用に際しては十分な注意が必要であり、気道確保とともに、患児の呼吸および循環をモニタリングすることが重要であった。departmental bulletin pape