2015年4月~2018年3月における口腔外科を受診した化膿性炎患者198例(男性116例、女性82例、平均年齢56.6歳)の膿瘍から検出された分離菌と、その菌の感受性検査を検索し、抗菌薬の適正使用について検討した。Staphylococcus aureusは5.7%分離され、うちペニシリンに耐性を持つ菌は86.0%であり、Staphylococcus属の株数から算出したペニシリン耐性黄色ブドウ球菌分離率は6.35%であった。一方、Pseudomonas aeruginosaは1.2%分離され、カルバペネム系の耐性菌は検出されなかった。開放性膿瘍ではStreptococcus属(83.9%)が最も分離され、アジスロマイシン(AZM)、レボフロキサシン、クラリスロマイシン(CAM)に耐性を持つ菌の検出率が高かった。閉塞膿瘍ではNeisseria属(26.8%)が最も分離され、ドキシサイクリン、AZM、ホスホマイシン、アンピシリン、アモキシシリン、セファクロル、CAM、ミノサイクリンに耐性を持つ菌の検出率が高かった。departmental bulletin pape
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