Ohu University Repository / 奥羽大学学術機関リポジトリ
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凝固モード炭酸ガスレーザー照射後ラット顎二腹筋の組織変化
ラット顎二腹筋に凝固モード炭酸ガスレーザー照射を行い、レーザー照射を受けた筋組織において、どのような組織反応および治癒過程が展開されるか病理組織学的に検討し、また、レーザー照射部位における熱ショックタンパク質(Hsp)の発現状況を免疫組織化学的に解明した。レーザー創では異物反応は殆ど認められず、照射後14日でレーザー創の治癒は完了していたが電気メス創では処置後14日でも異物肉芽組織が残存していた。凝固モード炭酸ガスレーザー照射により骨格筋に生じたレーザー創の治癒期間は、骨格筋における電気メス創の治癒期間と比べ短いことが確認され、凝固モード炭酸ガスレーザー照射によって生じた壊死組織はレーザー創の治癒を促進すると思われた。departmental bulletin pape
下顎前突症患者の非対称性と上下顎歯槽部傾斜度の関連性
骨格性下顎前突症と診断された下顎左側偏位の片側性クロスバイト14例(非対称群:男性4例、女性10例、平均19.1歳)と、下顎偏位のないトータルクロスバイト11例(対称群:男子6例、女性5例、平均20.5歳)を対象に、X線規格写真と並行模型を非接触型三次元計測装置で計測した。X線では対称群で左右側各計測値に有意差はなく、非対称群では非偏位側のCd-Ago、Me-Ago、Interspinosum axis ∠Cd-Mand D.M.が有意に大きく、ML/Agoが有意に小さかった。両群間では、ML/Agoは対称群で、ML/Meは非対称群で有意に大きく、偏位側のInterspinosum axis ∠CD-Mand D.M.は対称群で有意に大きかった。左右側歯槽部傾斜度は対照群では上下顎とも有意差はなく、非対称群では非偏位側の上顎第二小臼歯、第一大臼歯部で有意に大きく、下顎犬歯、第一・第二小臼歯部で有意に小さかった。骨格の非対称性は上下顎歯槽部に補償させ、咬合のバランスを保っていると考えられた。departmental bulletin pape
ラット頭蓋骨を用いた骨細胞の分離培養法の確立
骨細胞の機能分析に応用できる細胞培養系を確立するため、ラット頭蓋骨から酵素分離法を応用して骨細胞を分離し、骨芽細胞と性状を比較した。培養6日目の培養細胞では細胞突起を伸ばした骨細胞様の細胞が確認でき、Alkaline phoshatase染色では染色細胞よりも染色性を示さない細胞の方が多かった。免疫組織化学染色で抗Sclerostin抗体の局在は、ラット脛骨の脱灰切片では骨基質の中に存在する骨細胞に認め、培養細胞は細胞突起をもつ細胞に顆粒状に反応が認められた。RT-PCRによる検索ではALP、Type I collagen mRNAの発現が骨芽細胞に比較して培養細胞で極端に低い値であった。Sclerositin、DMP-1のmRNA発現は、骨芽細胞に比較して培養細胞で多かった。Osteopontin、PTH/PTHrP receptorのmRNA発現様式は骨芽細胞と培養細胞で差がなかった。培養細胞は骨細胞に極めて類似しており、骨細胞の生理的な機能解析に本培養系が有用であることが示された。departmental bulletin pape