Ohu University Repository / 奥羽大学学術機関リポジトリ
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三次元有限要素法による歯科インプラントの生体力学的研究 インプラントと天然歯の連結条件の検討
インプラントと天然歯を連結するタイプごとの周囲骨に及ぼす影響について、三次元有限要素法を応用して生体力学的に検討した。下顎第一、第二大臼歯欠損で第二大臼歯相当部にインプラントを埋入し、第二小臼歯部の天然歯と連結したブリッジ(Bタイプ)では、天然歯周囲骨に発現する応力が低下し、廃用性萎縮を招く可能性とインプラント周囲骨の吸収を引き起こす可能性が示された。Bタイプのポンティック部近心側1mmをポリオキシメチレン(POM)としたCタイプとポンティック部遠心側1mmをPOMとしたDタイプでは、Bタイプで起こる可能性が回避される傾向を認め、垂直荷重ではインプラント周囲骨における応力は生理的範囲内であった。インプラントと天然歯を連結する際には、連結条件について検討し、側方力を軽減することで両者に適切な生体力学的条件の設定が可能と考えられた。departmental bulletin pape
Anterior Tooth Movement and Stability in Class I Crowding Patients Treated with Preadjusted Appliances
プリアジャステッドアプライアンスで治療されたClass I不正咬合患者36例(17.70±7.80歳)を抜歯群24例(男児3例、女児21例、17.30±7.10歳)と非抜歯群12例(男児4例、女児8例、18.40±9.40歳)に分け、治療前後の上顎前歯および下顎前歯の移動を評価した。抜歯群では、上顎および下顎切歯が後方に移動し、舌側傾斜がみられたが、下顎中切歯の歯軸は適切であり、condylar incisal angleは約90°であった。非抜歯群では上顎中切歯が前方に移動したが、下顎切歯のlabial proclinationによりcondylar incisal angleは減少した。切歯~第2大臼歯までの歯の平均幅、アーチレングスディスクレパンシー、irregularity indexは抜歯群の方が有意に大きかった。以上から、プリアジャステッドアプライアンスで治療したClass I叢生は、両群において保定時に良好な閉塞を示したが、上顎および下顎中切歯の移動には群間差がみられるため、症例に応じて治療戦略を変えるべきであることが示された。departmental bulletin pape