Atomi University Repository / 跡見学園女子大学機関リポジトリ
Not a member yet
4542 research outputs found
Sort by
女性取締役と財務業績との関係 ─日本企業の実証分析─
application/pdftext少子高齢化が急速に進む日本においては、多くの企業はワーク・ライフ・バランス施策や女性の活躍を促進する取り組みを行っている。その中で、女性取締役を採用する企業が増えている。このように女性取締役を採用し、取締役会の多様性(ダイバーシティ)を高めることは、取締役会が利用可能な情報や経験が増すことから、財務業績にプラスの影響があると考えられているが、それを実証する研究成果はほとんどない。
本研究は、日本企業を対象として女性取締役と財務業績との関係を実証的に明らかにすることを目的とする。そのため、東証1 部上場企業から200社を無作為に選び、女性取締役数と財務業績の間での相関関係と因果関係の解明を試みた。
本研究の結果、女性取締役の取締役会に占める割合(女性取締役比率)は、財務業績の指標であるROE、ROA及びトービンのQとは正の相関関係があった。また、女性取締役のうち社内採用と他社の経営経験がある女性取締役の存在がトービンのQとは正の相関関係があった。更に女性取締役と財務業績との因果関係を分析するため、2015年から2020年までのパネルデータを用いて1年のタイムラグをもつデータ間の相関関係を分析したところ、財務業績は、その1年後の女性取締役の増とは正の相関があることが明らかとなり、財務業績が向上した企業が女性取締役を増やした可能性が高いと結論付けた。departmental bulletin pape
【論文】自由党総理辞任をめぐる板垣退助の政党活動と政党論 ─第二次松方内閣・第三次伊藤内閣期を中心に─
application/pdftextdepartmental bulletin pape
コンビニエンスストアーの中食のおいしさについて ―機能性素材「加工デンプン」に着目して―
application/pdftext日本の高度成長期には社会・生活環境が変貌し、食生活においても大きな変化が起きた。従前は家庭内で調理された内食を家族がそろって食べるのが普通であったが、外部に食を委託する形の外食や中食といった産業が大きく成長し、食生活は短い期間で大きく変革した。
中でも出来上がった食事を家庭に持ち帰り食べる中食は、多くの消費者に受け入れられ現在でも市場の拡大が続いている。この中食産業をリードしてきたのが、コンビニエンスストアーであり、豊富な品ぞろえや24時間営業などの利便性から、急速に店舗数を増やし生活になくてはならない産業となった。コンビニエンスストアーの中食がここまで伸長してきたのには、単に豊富な品ぞろえや24時間営業などの利便性だけでなく、おいしさの追求による消費者満足を常に志向してきたことが大きな要因と考える。
本稿では実際にコンビニエンスストアーのでん粉を主体とした中食の原材料調査を行い、加工デンプンが相当量配合されている実態を確認した。機能性素材である加工デンプンがこれらの中食のおいしさに寄与していることが推察され、食品添加物としての有用性を検証した。
本稿が、食品添加物が食の豊かさに貢献していることへの消費者の理解を促進し、有用かつ安全な食品添加物が忌避されなくなることへの一助となるよう期待する。departmental bulletin pape
明治初期における蚕種輸出記録(1)─上野国島村 田島弥平の手記から─
application/pdftext日本の蚕種業は江戸末期から明治初期にかけて、特に蚕種の海外需要への対応において盛況 と不況を繰り返していた。幕府および明治政府は輸出用生糸や国内織物業者用の生糸生産に悪影響を及ぼすことなどを懸念し、日本の蚕種を求める外商・列強代表の動きに対応しつつ蚕種 の輸出規制を行った。
そのような状況下で、蚕種業が盛んな一部地域では、組織的な経営管理体制を整え海外への輸出を試みる者もあらわれた。そのような地域のなかでも明治初期の段階で信濃・武蔵・羽前についで全国第四位の蚕種産出国であった上野国にあり、その中心産地であった佐位郡島村は蚕種生産地として知られている。
本稿では、島村蚕種製造農家の指導的役割を担っていた田島弥平による手記をもとに明治初期における蚕種輸出状況とこれに深く関与した渋沢栄一との関係を明らかにするとともに、蚕種販売の維持に向けて島村の蚕種業者がどのような対応をしたかを整理した。departmental bulletin pape
The Presence or Absence of It After English Denominal and Deadjectival Verbs
application/pdftextThis paper discusses it in English denominal or deadjectival verb + it phrases. The Danish linguist Otto Jespersen regards it in this type of phrases as a morphological marker to make out distinctly the verbal function of denominal or deadjectival verbs. This paper, considering Jespersen’s examples, makes it clear that it after denominal verbs can be left out if a directional or positional phrase follows them. This implies that this it could act both as a morphological marker to signal the verbalization of nouns and as a device to complement the non-existence of a directional or positional phrase. This pa- per also suggests that it in deadjectival verb + it phrases cannot be left out in any context, and that this sort of it could be considered as ‘situation it’. This implies that the it could function both as a morphological marker to indicate the verbification of adjectives and as a device to refer to the circum- stances surrounding the speaker of the utterance.departmental bulletin pape