Atomi University Repository / 跡見学園女子大学機関リポジトリ
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遠隔カウンセリングにおける効果の検討 ―メールカウンセリングの繰り返し技法における基礎的検討―
application/pdftext本研究では、メールカウンセリングにおける繰り返し技法の効果を量的及び質的に明らかにすることを目的とした。対象者は私立X女子大学学部生102名であった。質問紙は、①心理専門職への援助要請に対する態度尺度、②ポジティブ感情尺度(pre)、③刺激文、④ポジティブ感情尺度(post)、⑤自由記述(感想文)とし、回答を求めた。対象者を4群に分け、Google formのURLを配付し回答を得た。刺激文(就職活動主訴・対人関係主訴)は、①就職活動主訴の繰り返し技法なし、②就職活動主訴の繰り返し技法あり、③対人関係主訴の繰り返し技法なし、④対人関係主訴の繰り返し技法ありとした。刺激文の返信は、学生相談室のカウンセラーが送信したという設定になっている。
3要因の分散分析(混合計画)を行った結果、メールカウンセリングにおいては、繰り返し技法を使用しない方がポジティブ感情下位尺度の快適さや共感、素朴な安らぎを感じることが明らかとなった。以上のことから、メールカウンセリングにおいて、カウンセラーは繰り返し技法を多用しないことに留意することが重要である。departmental bulletin pape
子どもの遊び能力と学校適応感の関連 ―遊び体験の視点から―
application/pdftext本研究では、遊び能力と学校適応感の関連性を検討した。また、調査時期は、新型コロナウイルス感染症による史上初の緊急事態宣言の発出により、学校が休校した時期であったため、新型コロナウイルス感染症により今までの遊びがどのような変化があるのかを先行研究と比較し、検討した。
本研究では、性別・学年別を独立変数、基本的遊び能力尺度・学校適応感尺度を従属変数とした、二要因の分散分析、基本的遊び能力尺度の下位3尺度得点を高群・低群に分けたものを独立変数、学校適応感尺度得点を従属変数とした三要因の分散分析を実施した。また、基本的遊び能力尺度を説明変数とし、学校適応感尺度を目的変数とする重回帰分析を行った。その結果、遊び能力が高いと学校適応感も高いことが示され、子どもの学校適応感を向上させる一つの方法として、遊び能力の向上が明らかとなった。また、新型コロナウイルス感染症は子どもたちの遊びに大きな影響をもたらしていることがわかった。解釈には注意が必要であるが、緊急事態宣言発出により、一人遊びが多くなり、友人と遊ぶ児童が減少したことが明らかとなった。また、外遊びよりも内遊びをしている児童が多かった。一方で、休校中に外で遊んでいた児童の約4割が基本的遊び能力の尺度得点が高群であったため、外で遊ぶことと遊び能力の高さの関連がうかがわれ、外遊びの重要性も考えられた。しかし、心身健康に負の影響を及ぼしていることから、現代の日本の対人関係のあり方が反映され、過剰適応の側面も考えられたため、今後介入していく際には、子どもたちの心身健康を配慮する必要があると考えられる。departmental bulletin pape
トライアル・カウンセリングの「クライエント体験」の報告とその考察
application/pdftextまず「臨床心理面接特論」の授業の一環として、臨床心理士の資格を有するカウンセラーのカウンセリングを5回受ける「トライアル・カウンセリング」の構造(実施方法、期間と回数、体験時間、料金、性質)について述べた。次に毎セッションごとに、①自分の面接前の心境、②カウンセラーにについて、③自分自身の心の動きについて報告した。そして、①ラポールの形成について、②トライアル・カウンセリングを通しての自分の変化、に焦点をあてて考察を行った。departmental bulletin pape
【論文】ジェイムズ・ミルとアジア ─『英領インド史』におけるヒンドゥー・ムスリム両社会の分析から─
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女子大学生における援助要請行動および居場所感が青年期QOLに与える影響
application/pdftext本研究では,女子大学生における援助要請行動とQOL の関連を検討し,明らかにすることを目的とした。援助要請行動尺度を作成し,因子分析を行った結果,1因子5項目の尺度が作成された。女子大学生139名を対象に,QOL,居場所感,援助要請行動について質問紙調査を行い,測定した。学年差はみられなかったため,学年ごとにデータを分けず相関分析を行った。その結果,QOL,居場所感,援助要請行動の間に十分な相関がみられたため,パス解析を行った。その結果,「援助要請行動」は,「本来感」,「自己有用感」の2つを介して,「精神的健康」「自分」「家族」に影響を与えていた。また,「援助要請行動」は,「自己有用感」を介して,「身体的健康」,「友達」,「学校」に影響を与えていた。以上のように,援助要請行動は居場所感を介してQOL に影響を与えることが明らかとなった。departmental bulletin pape