Atomi University Repository / 跡見学園女子大学機関リポジトリ
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Dorothy Heathcote’s Approach in Creating Dramas: A Sociocultural Perspective
application/pdftextThis paper discusses how Dorothy Heathcote used drama as a learning medium, especially dropping to the universal, and analyzes her approach from a sociocultural perspective. Heathcote interacted with students in creating dramas with three essential features: dramas without scripts; teacher-in-role; and teacher as an archaeologist and ethnographer. Her educational use of drama can be applied to other spheres in education.departmental bulletin pape
いじめ場面における第三者的立場の子どもたちによる支援行動 ─学級風土に着目して─
application/pdftext本研究では,いじめ場面における第三者的立場の子どもたち(傍観者)の支援行動(被害者への直接的な支援行動,加害者への仲裁行動,観衆への仲裁行動,教師への援助要請行動についての意欲と自信)を促進する環境要因(学級風土)を検討することを目的として小学生を対象に質問紙調査を行った。以下の3つの示唆が得られた。
(1)学級風土が支援行動に及ぼす影響については,①被害者への直接的な支援行動では「学級活動への関与」が,②観衆への仲裁行動における他者協力では「規律正しさ」が,③教師への援助要請行動において他者と協力したうえでは「規律正しさ」が,単独では「学級活動への関与」と「学級への満足度」がそれぞれ行動に影響している。
(2)学級風土が全体として良好なクラスに在籍する児童は,単独行動・他者協力の上での行動のどちらにおいても,被害者への直接的な支援行動,加害者への仲裁行動,教師への援助要請行動,そして観衆への他者協力を得たうえでの仲裁行動を行う意欲・自信がある。
(3)被害者への直接的な支援行動においては,学級風土の全体的な良好さが特に重要であること,学級風土が良好なクラスに在籍している児童はそうでないクラスに在籍している児童よりも,他者と協力したうえで支援行動を取る可能性が高い。departmental bulletin pape
女子大学生の過剰適応と自己及び他者へのスキーマが抑うつに与える影響
application/pdftext本研究の目的は、女子大学生の過剰適応と自己及び他者へのスキーマが抑うつに与える影響を明らかにすることであった。本研究はWebアンケートを用いて実施され、A女子大学および研究者がネット配信の可能な女子の大学生115名を対象とし、分析を行った。Webアンケートでは、①フェイスシート、②青年期前期用過剰適応尺度、③日本版Brief Core Schema Scale(以下、JBCSS)、④Center for Epidemiologic Studies Depression Scale日本語版(以下、CES―D)を用いた。
階層的重回帰分析の結果から、過剰適応には、JBCSSの下位尺度の「自己ネガティブ」のみが有意な正の影響を及ぼしていた。また、CES―DにはJBCSSの下位尺度の「自己ネガティブ」と過剰適応が正の影響を与えていた。
さらにJBCSSの4つの下位尺度を用いて、階層的クラスタ分析(Ward法)を行い、“スキーマ不確定群”、“自他ネガティブ群”、“自他ポジティブ群”の3つのスキーマクラスターを得た。そして、スキーマパターンによって、過剰適応とCES―Dの得点が異なるかどうかを明らかにするために一要因の分散分析を行った。その結果、青年期前期用過剰適応尺度の総合点と青年期前期用過剰適応尺度の下位尺度の「自己抑制」、「自己不全感」、そしてCES―Dにおいて有意な群間差が見られた。Tukey HSD法による多重比較を実施したところ、青年期前期用過剰適応尺度の総合点において、自他ネガティブ群が他のクラスターと比較し有意に高い得点を示していた。また、青年期前期用過剰適応尺度の下位尺度の「自己抑制」において自他ネガティブ群が他のクラスターと比較し有意に高い得点を示していた。「自己不全感」おいては、自他ネガティブ群>スキーマ不確定群>自他ポジティブ群の順に有意に高い得点を示していた。CES―Dにおいては、自他ネガティブ群が他のクラスターと比較し有意に高い得点を示していた。
本研究の結果から、自己に対するネガティブなスキーマが過剰適応に影響を与え、過剰適応が抑うつを高めることが明らかとなった。また、本研究においても先行研究同様に自己に対するネガティブなスキーマは単体でも抑うつを高めることが示された。また、自他ともにネガティブなスキーマを持つ者は過剰適応を強め、抑うつも高めることが明らかとなった。さらに、自己および他者に対するスキーマが確定していない者はアイデンティティの確立に不利な影響を与える可能性が示唆された。departmental bulletin pape
女子大生のLINE利用時の行動及び孤独感が友人関係に及ぼす影響について
application/pdftext本研究は、女子大学生において、LINE利用時の行動及び孤独感が、友人関係に及ぼす影響について検討することを目的とした。女子大学生164名を調査対象者とし、質問紙調査を行った。質問紙は「LINE利用時の行動尺度」「改訂UCLA孤独感尺度」「友人関係尺度」で構成された。「LINE利用時の行動尺度」は、第1因子「一般的積極利用」、第2因子「自己アピール」、第3因子「敏感即応」、第4因子「スルースキル」、第5因子「表現法配慮」の5つの下位尺度から構成されている。「友人関係尺度」は、第1因子「表面的―内面的関係」、第2因子「群れ」、第3因子「気遣い」の3つの下位尺度から構成されている。改訂UCLA孤独感尺度は単一次元尺度であることが諸井(1991)で示されている。独立変数をLINE利用時の行動尺度の下位尺度及び孤独感尺度、従属変数を友人関係尺度の下位尺度とし、それぞれ重回帰分析を行った。その結果、孤独感が友人関係に0.1%水準で有意に負の影響を与えていることが明らかとなった。LINE利用時の行動において、おおよそ有意な結果は得られなかった。また、LINEの利用頻度別における孤独感と友人関係の得点差について、一要因の分散分析を行った。いずれの場合も有意な差は得られなかった。LINE利用時の行動が友人関係に孤独感ほど影響を及ぼしていないのではないかという事を考察した。departmental bulletin pape