Atomi University Repository / 跡見学園女子大学機関リポジトリ
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授業における若手教師の4種類のサポートに関する研究
application/pdftext本研究は,児童生徒をよりよく理解し,より適切に接することや,専門機関等と円滑に連携することで,学習指導・生徒指導等の両面において教育効果が期待できるとされる「カウンセリング・マインド」の研修を実施し,研修を受けた若手教師に対して,質問紙調査を行い,4種類のサポートの実態について検討した。その結果,5つのクラスターに,調査参加者を分けることができ,校種や経験年数によって,各群の比率は異なっていた。小学生では,学校という環境に十分に慣れておらず,教師という大人のサポートが多く必要である一方,中学生は学校にも慣れて,自立心も芽生え,教師のサポートも少なくて済むといったことが関連していることが検討された。departmental bulletin pape
サイバー犯罪の現状と課題 ─デジタル・フォレンジックに注目して─
application/pdftext本稿は、近時のサイバー犯罪における現状と課題を、法的紛争・訴訟に対処するための一連の科学的調査手法・技術であるデジタル・フォレンジックに注目して考察するものである。近時のサイバー空間の脅威としては、新しいサービスや技術を悪用した犯罪の発生があげられる。国内では、ランサムウェアよる被害件数の増加や不正アクセスによる情報流出、国家を背景に持つサイバー攻撃集団の存在が明らかになるなど、サイバー空間をめぐる脅威は、極めて深刻な情勢が続いている。このような重大サイバー犯罪に対処するため令和4 年4 月1 日に改正警察法が施行され、サイバー警察局やサイバー特別捜査隊が設置されることとなった。
サイバー犯罪の証拠保全と分析には、デジタル・フォレンジックの手法が用いられ、その証拠能力は訴訟等において重要な要素となってきている。しかし、サイバー空間の犯罪者の技術的能力は高く、電磁的記録に痕跡データを残さない場合も多いことや、ICT技術のプライバシー保護の技術が逆に作用し、犯罪者の特定は困難になっていることが明らかとなった。さらに、デジタル・フォレンジックの手続き過程での物理コピーや情報収集・解析に関連して著作権やプライバシー保護に関する法的課題があること、また、改正警察法に対する期待と懸念があることを示した。departmental bulletin pape
地域社会に寄り添うアート、抵抗力をもつコミュニティ ─ コミュニティアート/SEA/アウトリーチ/ソーシャル・インクルージョンという変遷から見えてくるもの─
application/pdftext地域社会のなかで誕生したコミュニティアートについて、それが発生した社会的背景や発展経緯を通して、文化芸術が社会のなかで担う役割や意義をグローバルな視点で考察する。まずはイギリスの産業革命後に起きた社会変革と文化環境による地域課題と向き合う人々について探求し、地域社会における文化芸術の立場や受容の変遷に言及していく。
イギリスが日本に与えた影響を探ることで、近代化にともなう社会問題の増幅とアクティヴィズムの発展から文化的影響を探求する。20世紀後半はアメリカ合衆国に視点を移し、1970~80年代のオルタナティヴスペースの開発や地域再生を目的とするジェントリフィケーション、社会課題に向き合うソーシャル・エンゲイジド・アートといった地域社会を舞台にした芸術活動に影響を精査する。しかし、引き続きイギリスの文化政策や活動の影響が見られ、特にアウトリーチやソーシャル・インクルージョンといった教育活動の影響を考察していく。
現代社会には、さまざまな難題が起こり混迷している。地域社会には身の回りの課題が山積していて、多くの人々が解決の糸口を探っている。この課題解決を望む自治体やコミュニティは、アーティストの創造力に期待をして、コミュニティにおける文化事業(SEA 含む)を手掛かりに課題解決を急ごうとしている。しかし、アーティストたちは、アートが本当に課題解決になるのかと疑っている。彼らは、自らのクリエイティヴィに邁進したいだけかもしれない。アートが社会に関わるのは大前提としながらも、アートは毒にも薬にもなると証言するクリエイターがいる。コミュニティ課題に挑むクリエイターたちは、アートが優先するのか、課題が優先するのかを問われることが多い。
そのような解決型アート(SEA を含む)を解明していくにあたり、根源となる文化的理念について哲学から考察しようとした。芸術と哲学との間に重なり合う論考をドゥルーズとガタリの著作研究を行うエリザベス・グロスの文献を参考にした。正直のところ、まだまだ初期段階の論考に過ぎず、芸術に相応しい哲学もしくは芸術のための美術史や美術批評に変わるものは、発展段階にあるといえる。したがって、ソーシャル・エンゲイジド・アートの先行研究であるクレア・ビショップやグラント・ケスターの論争は、この考察の手がかりになった。departmental bulletin pape
AICPA の職業倫理基準における「一般基準および技術基準」 ─ 1973年から1987年にかけての職業倫理規程を題材として─
application/pdftext本稿は、1973年から1987年にかけてのAICPA 職業倫理規程を検討するものであり、とりわけ、「一般基準および技術基準」(「能力および技術基準」)に関連する諸規則の変遷を題材とするものである。当時、「一般基準および技術基準」(「能力および技術基準」)に関連する諸規則は、AICPA の職業倫理規程においてもっとも重要な役割を担うものと見なされた。また、「一般基準および技術基準」(「能力および技術基準」)に関連する諸規則は、米国公認会計士の業務
実施上の技術基準が多様な発展を遂げた時代において、業務環境の変化に柔軟に対応することを求められたのである。
本稿では、以上のような1973年から1987年にかけての「一般基準および技術基準」(「能力および技術基準」)に関連する諸規則について、その変遷を概観していくとともに、これに係るAICPA 評議員会決議の内容を確認していく。これにより本稿は、当該諸規則の意義について、これらの諸規則が整備されていった当時の社会的背景を鑑みながら論じることとしたい。departmental bulletin pape
【論文】2010年代日本のパブリック・ディプロマシー: ネオリベラリズムと「戦略的対外発信」への傾斜
application/pdftextdepartmental bulletin pape