The Open University of Japan Repository / 放送大学機関リポジトリ
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    Library search interface and discovery support technologies for users

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    図書館が扱う学術情報は,電子ジャーナルやデータベース,学術情報リポジトリの例に見られるように,電子化が進み,ユーザはこれらの電子リソースにWebを通じてアクセスすることが主流になった。多様な携帯デバイスを用いた電子書籍の利用もこれからますます増加していく。一方,図書館の外のWebの世界では,GoogleやAmazonなどが検索の周辺技術を進化させ,ユーザがリソースを利用するための,より利便性の高い検索とインターフェースを提供しており,そのようなWebの環境に慣れ親しんだユーザの期待と図書館の提供するソリューションにはギャップがあった。しかしながら,ようやく図書館のサービスにもこのような最新のユーザ利用支援技術の実装が進んできている。本稿は,図書館で実践が行われつつある様々なユーザ支援技術として,ディスカバリ・インターフェースとWebスケール・ディスカバリ・サービスを基点として,シラバス連携などのサービスを紹介する。また,現在国内の多くの図書館が抱えているWeb技術適用に関する課題として,システム調達と人材開発における問題点を指摘し,持続可能な発展という観点から,その打開策を探る。最後に,図書館がWeb技術を身につけた上で,今後どのような役割を担うことができるのか,一つの方向性を提示する。It has become common for library users to access to electronic resources which libraries provide via the Internet, such as electronic journals, databases and institutional repositories. Usage of e-book on diverse mobile devices may increase more than ever. As Google and Amazon provide advanced search technologies and interfaces to give users a better findability and accessibility, there has been a gap between library solutions and expectations from users, who are familiar with such Web environment. However, the implementation of advanced Web technologies into library services has been promoted these days. This article, at first, introduces such user support technologies as discovery interface, Web-scale discovery and cooperation with Learning Management Service. Secondly, we discuss a common issue shared with libraries in Japan, lying in the system procurement and human resource development, from the point of view of sustainable evolution. At last, we propose a new role of libraries beyond implementation of the Web technologies.departmental bulletin pape

    Toward the next step of the sharing and reuse system of educational content in universities and colleges

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    大学では,書籍や雑誌のようにすでに完成品として公開された知的資産が蓄積利用される一方,日々の学術教育活動のなかでさまざまなコンテンツが創造され利用されてきた。近年の情報化のなかで,これまであまり大学外に公開されることのなかった講義や講義資料,研究データ,オンライン教材なども,積極的に公開され共有されるに至っている。こうした状況をうけて,機関レポジトリなど大学コンテンツの管理システムも統合化され,国内外のレポジトリと連携する必要が生じている。本稿では,教育コンテンツの公開化を中心に,その課題と将来像を論じた。In universities and colleges, while published intellectual properties like books and journals have been accumulated and utilized, their own original content has been created and reused in every-day academic and educational activities. In the midst of recent trends of Informatization, lectures, lecture materials, research data and online course materials, which had been invisible to the public before, have now opened and shared. In order to cope with the changes, the management system of academic/educational content, such as institutional repositories, should be integrated on campus and federated with those of other domestic/overseas institutions. In this paper, the current issues and the perspectives were shown focusing on the open educational resources.departmental bulletin pape

    Issues and Future Potentials of Student Exchanges with a Common Educational Framework in Asia: A Comparative Analysis with the Experience of ERASMUS Activity in Europe

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    70年代から欧州では,欧州単位互換制度(以下ECTS2))を活用した学生交流事業であるエラスムス3)事業が飛躍的に発展した。本稿は,そのエラスムスの経験と比較しながら,アジア高等教育の学生交流における共通の教育フレームワークの発展の可能性について考察する。まず,エラスムス事業については,4つの発展段階のそれぞれの経緯,発展の具体的な内容と特徴を明らかにし,エラスムスの発展を促進した要因について考察する。そして,次にアジア地域において最近,急速に発展してきた⑴アジア・太平洋大学交流機構(以下UMAP4))や⑵アセアン大学ネットワーク(以下AUN5))の学生交流事業,⑶アジア3カ国によって新たに開始したM-I-T6)学生交流プロジェクト,⑷アジア協力対話(以下ACD7))が積極的に発展させようと⑸日中韓で取組みが始まったキャンパス・アジアの構想の5つの新しい動きの特徴を概説する。そして最後にそれらの活動の課題をエラスムスの経験と比較しながら分析し,今後のアジア高等教育における共通の教育フレームワークを使った学生交流の発展の可能性について考察する。Recently, there are some discussions among Asian nations to develop its regional massive student exchanges in higher education using a common educational framework, such as a credit transfer system. However, discussions and some actual activities have not yet discovered the right direction of its development. In many cases, those dialogues are very much influenced by the “success” of the recent development of European higher education, including student exchanges, called “ERASMUS” as well as its major reform, called the “Bologna Process”. Therefore, this article will examine current issues and future potentials of Asian higher education to develop its regional student exchanges with a common educational framework by comparing some important experiences of European and Asian student exchanges.departmental bulletin pape

    The Support Systems for the Students with Disabilities in the Open University

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    本稿は英国オープンユニヴァーシティ(OU)の障害者支援を二つのテーマから考察し、構成される。前半は、OUの建学の精神である「開かれた大学」の理念が、英国社会の障害者政策や高等教育を取り巻く社会的変化の中で、どのように障害者支援において実現されてきたかについて議論する。後半は、急速なIT化の流れの中で、現在のOUの障害者支援がどのように行われているのかを吟味する。  設立当初、OUの教職員たちは聴覚障害者のために、小さな小屋の中で、テキストを朗読し、テープは手作業で必要な学生の元に郵送されていた。こうした開学当初からの障害者支援への志は、やがて急速なICTの進展により、コンピュータやインターネットを駆使したe-learningの普及と呼応して発展していった。非伝統型学生に学習機会を出来る限りの方法で提供しようという志と、大学全体のICT活用の流れが出会い、今日の支援体制が確立された。インターネット配信を始め、急速にIT化を進めようとする放送大学にとって、OUの経験から学ぶところが多いのではないだろうか。departmental bulletin pape

    Management challenges in the pure holding company

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    純粋持株会社は、究極の分権的な組織管理形態として認識することができる。そこでは意思決定権限の配分とコントロールシステムという2つの問題が存在する。この問題はプリンシパル=エイジェントの枠組みから整理することが可能である。さらに、純粋持株会社における大きな課題として親会社による子会社の業績評価の問題がある。企業価値に連動した業績指標としてEVA(経済付加価値)がある。このEVAの長所と短所を明らかにし、短所については相対便益アプローチによる解決策を提示する。departmental bulletin pape

    感覚はどこまで考えることができるのか : 『判断力批判』におけるイマヌエル・カントの美的(直観的)基準理念についての研究

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    『判断力批判』の第一部「美的(直観的)的判断力の批判」の「美の理想」について語られる場面で、カントは、美的判断に含まれる知的契機に関して、踏み込んだ考察を加えている。それが、「美の理想」を構成する二つの契機のうちの、「美的(直観的)基準理念」についての考察である。人間の形姿、またサイズには、種に固有な基準、典型というものがあるという考え方に従う概念である。カントの表現では、「美的(直観的)基準理念」というものは、「ある種族に属するすべての個々の個体の美的(直観的)判定の普遍的尺度として役立つような、その形態の構成における最大級の合目的性、すなわちあたかも自然の技巧の根底に意図的であるかのようにすえられている心像」であるとされている。身長、体重、鼻の高さ、口の大きさすべてに、それぞれ、理想の美人、美男子にふさわしいサイズというものがある。これは、私たちの心のうちで知っている観念、理念であり、それが個々の個体の美的判定の際に尺度を与えてくれるという。その際重要なことは、その理念は、構想力が与えてくれるとされていることである。『判断力批判』では、『純粋理性批判』とは異なって、悟性に対決する位置に置かれているのは、直観ではなく、構想力である。ということは構想力が直観に重ねられているということ、したがって、基準理念は感覚に近づけられているということである。さらに、この基準理念が生得的なものなのか、経験を通して獲得されるものなのかに関するカント記述は、これを「諸直観の間に揺よう曳えいする心像」としていることから明らかなように誠に微妙なものとなっている。しかし、この揺れ動きにこそ、この概念の今日的な意義があると思われる。そこに、ゲシタルト心理学や、認知心理学におけるアフォーダンス概念やトップダウン概念に関わるものの先駆形態が見出されるだけではなく、無意識に関する理論全体の捉え直しにつながるものが見出されるからである。departmental bulletin pape

    編集後記

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    The principle and current trends of Open Access

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    本論文の目的は,学術情報流通において大きな関心を呼んでいるオープンアクセスに関して,その理念と現状を明らかにすることである。最初にオープンアクセスを「情報・知識へのアクセスの向上」という大きな文脈から考えられることを確認した上で,Budapest Open Access Initiativeでの主張の背景を「古い伝統と新しい技術」および実現のための2つの方策という観点から検討した。さらに情報メディアの電子化としての電子ジャーナルの導入とそれに伴う大学図書館の役割の変化が,学術情報流通の変革としてのオープンアクセスに促進と阻害両方の影響を与えていることを論じた。次にオープンアクセスの現状を明らかにするために,オープンアクセスを実現する手段を7類型に分類することでその広がりを示した。オープンアクセスの進展度に関しては実証的なデータが少ないが,科学技術分野全体では20%程度と推測されることを示した。生物医学分野のオープンアクセスに関しては,実証的なデータに基づいてその特徴を整理した。最後にオープンアクセスの今後の方向性に関して,オープンデータや研究成果の公表のあり方をも含めて検討した。This paper describes the principle and current trends of Open Access. In this paper, Open Access is considered as “progress of access for information(or knowledge)”. Budapest Open Access Initiative is examined from two viewpoints; a)old tradition and a new technology, b)Green Road and Gold Road. Moreover the introduction of electronic journal in academic libraries and change of scholarly communication is discussed as background of open access. In order to clarify the current trends of open access, 7method of open access and percentage of open access are showed. At last, the future of open access should be considered in broader context such as “open data” or Cyberinfrastructure.departmental bulletin pape

    Color-collage as a space of expression : The viewpoints of structure and composition

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    本研究は、色彩コラージュ表現に、理論と実践からアプローチするものである。マティスは、晩年、「色でデッサンする」ことを行っていたが、これは、究極のコラージュ表現とも言うことができる。台紙という空間に、色だけでどこまで表現できるものなのか、検討を試みた。  まず、理論的に、芸術学、建築学の視点から空間表現を考え、次に、表現された作品の構成・構造について、諸理論をまとめた。結果、投影的要素、構成的要素、部分と全体、形、色、構図などからアプローチしていく必要が導き出された。  実践編では、被験者による色彩コラージュ表現(円形台紙に、選んだ5色の折り紙を切り貼りしたもの)を、構成-構造、表現形態、形の面から分類を行った。色彩コラージュでは、マンダラ塗り絵の鑑賞法を取り入れ、表現パターンを観察した。  最後に、フィンガーペインティング・マンダラ塗り絵との比較を行い、色彩コラージュの特徴を示した。色彩コラージュは、創造性と想像性が要求され、平面でも立体でも、具象的にも抽象的にも、幅広く表現できる可能性の高い技法である。departmental bulletin pape

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