Sakushin University Academic Repository / 作新学院大学学術機関リポジトリ
Not a member yet
1674 research outputs found
Sort by
The Characteristics of Transport Service and the Public Transport Policy : on the Availability of Transport Service as Public Goods
公共交通機関が提供する輸送サービスには,これを実際に消費した際に享受する便益と,いつか利用するかもしれないという先物需要としての便益がある。後者を特に交通の利用可能性(availability)と呼んでいる。利用可能性は便益の享受に地理的な限定はあるものの,消費の非排除性,非競合性を有することから公共財としての特性を備えている。また交通インフラストラクチャーは私的財ながら利用可能性や存在便益等の公共財的特性や規模の経済性から市場の失敗が懸念される。すなわち交通インフラストラクチャーには公共性が認められる。特に利用可能性についてはこれを単なる外部効果とみなすにしても交通問題の多くがこれに関係する。従って,交通政策上,容易に無視できない側面がある。とりわけ不採算ながら社会的に必要な公共交通サービスについては利用可能性までを考慮に入れた交通システムの制度設計が求められる。KJ00004186244原著Articl
Establishing an Economic System that Won't Malfunction with the Advent of Zero Growth
経済は自転車に似ている。自転車は走っていないと倒れてしまう。経済も成長していないとうまくいかない。
近年の日本経済は、不況、倒産、失業、銀行の不良債権、金融システム不安、財政赤字、年金危親等問題だらけだが、これらはすべて経済に成長がないために起こっている。
経済が成長しないと問題が続出するのは経済のほとんどの仕組みが成長を前提に作られているからだ。ちょうど自転車が走っている時にのみ倒れないように作られているように。成長を回復すれば日本経済の現在の問題はほとんどすべて解決してしまう。従って日本経済の当面の最大課題は成長の回復である。
しかし日本経済には中長期的に成長がむずかしくなる条件が生じてきている。それは少子高齢化による人口減である。日本は遅かれ早かれ成長に依存して経済を運営していくわけにはいかなくなる。そのため日本はゼロ成長でも倒れない経済を今から準備しておく必要がある。
そのための第1の課題はゼロ成長で増加が期待できなくなる雇用機会を平等に分かつため、Work sharingを定着させることである。
第2に人口減、ゼロ成長で維持することが不可能になる現行賦課方式の公的年金制度を人口減、ゼロ成長下でも維持可能な積立方式に転換することである。
ゼロ成長経済では分かち合うパイが大きくならない。そのため成長経済と比べて分配の公平が社会的価値としてより重要になる。特に公的年金制度を賦課方式から積立方式に転換することで公的年金制度の所得再分配機能が低下する分を補うためには、税制がその所得再分配機能を高める必要がある。
ゼロ成長でも倒れない制度を作ることは成長を抑制することを容易にするので、環境対策の実施を容易にする。その意味でゼロ成長でも倒れない制度作りは環境対策としても優れている。KJ00004186273論文Articl