National University in Kyushu. Education and Humanities / 九州地区国立大学教育系・文系リポジトリ
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Study of Developing the Ability to use Mathematics Textbooks Effectively(1)
application/pdf数学科授業で使用される教科書の内容を数学的活動の視点から考察し、問題解決型授業作りの方略を提案する。授業における教材研究は、L.S.Shulman の Pedagogical Content Knowledge(pck:教授学的内容知)の観点、さらに、数学的活動の視点に立った授業理解の枠組みの考え方を取り入れた授業づくりについて考察する。本稿では、中学校1年で指導する1次方程式の学習内容を、教科書で扱われている問題の数学化や定式化を具体的に考察し、問題解決の方略を提案する。この論文は「長崎大学教育学部紀要 教科教育学」(第54号2015年p1-10)に掲載された論文を査読し、「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.2, No.2(2015/3)に採択されたものである。journal articl
Long-term efficacy of group- and home- based physical activity intervention in Japanese subjects with metabolic syndrome
application/pdf【背景】近年増加傾向にあるメタボリックシンドローム(MS)などの生活習慣病の予防や治療には定期的な運動実施や身体活動量の増加が有効である。現在、施設を中心とした運動教室(集団運動教室)や在宅運動を促す教室(在宅個別運動教室)が開催されているが、それらの活動量の増加や減量に対する効果を比較した研究は少ない。【目的】集団運動教室と在宅個別運動教室の効果の比較。【方法】対象は北海道富良野市在住でかつMSまたはその予備軍であった中高年者73名(集団運動群40名と個別運動群33名)のうち1年後まで追跡できた64名(集団運動群35名、個別運動群29名)であった。。全参加者は保健師による個別面談を受けた後、集団運動群は運動指導者のもと施設で運動し、個別運動群は設定した運動目標を自宅中心に実践した。介入期間(3ヵ月間)終了1年後に追跡調査を行った。評価指標は体重、脂肪・除脂肪体重、メタボリックシンドロームの危険因子であった。【結果】1年後に両群に改善が認められたのは11項目であった。BUNのみ交互作用を認め、集団運動群では増加、個別運動群では減少していた。体重、BMIおよびウエスト周囲径では介入前より介入後の方が、また介入後より1年後でさらに減少していた。MS該当率は集団運動群が介入前の42.9%から1年後には34.3%となり、個別運動群では34.5%から17.2%へと約半減していた。【結論】集団運動教室も在宅個別運動教室も長期の減量やMS改善効果に有効であると考えられた。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.2, No.2(2015/3)に査読を経て受理された。journal articl
Selbstbildnis und Utopie im Alltag bei Nicolas Born und Frank O’Hara
application/pdfニコラス・ボルン(1937-1979)は同時代のアメリカの詩人たちに多大な関心を寄せていた。中でも彼にとってひとつの重要なモデルとなったのが、ニューヨーク派を代表するフランク・オハラ(1926-1966)であった。本論は、ポエーティクに関わる両者の発言を参考にしつつ、〈語り〉の形式、モチーフ、および展開パターン等に即して両者の作品を比較し、その類似と相違を確認する。最後に、これを踏まえて、ボルンがオハラから何を学び、それをどう展開したのか、という問題について考察している。この論文は「宮崎大学教育文化学部紀要 人文科学」(第31号2015年p25-44)に掲載された論文を査読し、「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.2, No.2(2015/3)に採択されたものである。journal articl
Social Studies Lessons for Developing Children’s Social Viewpoints by Evaluating Their Learning: Designing the Unit “Kyukei INDO and His Songs”
application/pdf「思考・判断」という観点別学習状況評価の観点が「思考・判断・表現」という文言に改められ,子どもの言語活動を手がかりにして社会の見方・考え方を可視化し評価することが求められている今日,その情報を利用して指導の改善や授業の見直しを行う必要性がより高まっている。したがって,思考力・判断力・表現力の育成をよりよく図ろうとすれば,学習評価を組み込んだ社会科授業を開発する必要があるのではないか。この問いに答えるために,本論文では,構成主義の学習観に基づく問題解決的な単元を構成するとともに,言語活動と社会の見方・考え方をクロスさせた評価規準を作成することによって,指導の改善や授業の見直しを行い,思考力・判断力・表現力の育成をよりよく図ることができることを,単元「犬童球渓と旅愁」の授業開発を通して明らかにした。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.1(2015/10)に査読を経て受理された。journal articl
Capitalism, Globalization, Locality and Languages
application/pdfグローバル・ソサエティー(地球社会化する社会)についての学問的探求。これが、現在重要となっていることは、ほとんど論をまたないだろう。筆者も、本稿で、われわれなりの「グローバル・ソサエティー」へのアプローチを試みる。 私は本稿で、おもに2つの先行研究の接合を試みる。すなわち、岩井克人の資本主義論、と、バイオダーウィニズムによってささえられた、想像の共同体論、である。この理論的道具立てをつかって、いわゆる「グローバリゼーション」、(日本のいわゆる)「地方」、言語などの問題を考察し、最後に「近代(モダニティ)」概念が、認識論的障害でないか、拙見を述べてみる。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.1(2015/10)に査読を経て受理された。journal articl
A Change Process of a child with Developmental disorder who Participated in the Total Support Group for seven years
application/pdf琉球大学教育学部附属発達支援教育実践センター(以下、センター)では、2006年10月から学校で気になるといわれるような学童期の子どもたちを中心に個別及び集団によるトータル支援教室を行ってきた。主に遊びを通して子どもたちと関わり、支援者も子どもとともに楽しむことを重視し、最初から支援の方法やかたちありきではなく、子どもたちに合わせて関わりや支援内容、構造を柔軟に変化させながら対応してきた。その支援教室に7年間参加した発達の気になる男児の変容過程について整理し考察した。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.1(2015/10)に査読を経て受理された。journal articl
The Study of Change of Day Nursery Childcare indicator and Consideration about the Childcare Course ― Nursery childcare guidelines and kindergarten education guidelines related and from meaning of childcare course ―
application/pdf本稿は,保育所保育指針により,保育所保育の基準の変遷を辿り、保育所保育指針と今日の保育課程の関連を考察することを目的とする。昭和23年に策定された『保育要領』から平成20年に改定告示された『保育所保育指針』の内容を当時の『幼稚園教育要領』との関連において分析し,保育制度と保育の内容について,6つの時期区分をした。また,それぞれに保育制度と保育の内容が端的にわかるような命名をした。また,今回義務づけられた保育課程については,小学校学習指導要領との比較において,編成の際の課題を提示し,(幼稚園教育要領も同様であるため)幼児教育の曖昧さを指摘した。この論文は「飛梅論集」(第11号2011年p41-57)に掲載された論文を査読し、「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.2, No.2(2015/3)に採択されたものである。journal articl
Recognition of Residential Workers about the Treatment for the Person with Autism
application/pdf障害者支援施設において、生活支援員は自閉症児者の独特な障害特性や行動特徴を踏まえながら働きかけている。このため、生活支援員が自閉症児者への療育支援に対して、どのように認識しているのかを明らかにする必要がある。したがって、本研究の目的は、障害者支援施設における自閉症児者への療育支援に対する生活支援員の認識を明らかにすることとした。生活支援員を対象として、自閉症児者への療育支援に対して意識する度合いを問う、独自の質問を記載した質問紙票による調査を実施した。得られた393名からの有効回答を分析した結果、生活支援員は自閉症児者への療育支援に対して、全般に亘って関心を払っている、自閉症児者への療育支援に対して「理解の拡大」、「情緒の安定」、「社会適応の促進」の視点から捉えている、およびこの順に関心を向けていると示唆された。これらを考慮し、自閉症児者に対する療育支援の充実を図ることが求められると考察した。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.1(2015/10)に査読を経て受理された。journal articl
From "Crises of Sociology"to "Interpretive Sociology" by "Bio-Darwinists"
application/pdf「社会学の危機」をめぐる論調のなかで、注目に値するもののひとつが、コスミデス・トゥービーによる、「標準的社会科学モデル(SSSM)」批判の議論だろう。彼らは進化心理学を基盤とし、自然科学と社会科学とをつなぐ試みを提唱した。社会学の伝統にある中核部分が、近代科学についてのある種の思いこみによって、不当に軽視されたきたのであるが、その部分を、まさに、現代ダーウィニズムを援用することで、再評価することができるのではないか、ということを、本稿で筆者は示してみたい。その中核部分とは、理解社会学的方略である。まさに現代ダーウィニズムを援用することで、理解社会学をはじめとする社会学的方略への、懐疑が、かなり軽減し・異なった様相でみえてくるということを示してみたい。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.1(2015/10)に査読を経て受理された。journal articl
Individual Differences in Children's Perceived Social and Emotional Competence and Relationships between Self-Evaluation and Teacher Evaluation
application/pdf小学校において児童を対象に、社会的能力に関して、児童自己評定、および教師評定というふたつの評定方法で質問紙調査を行った。調査の結果を元に、児童の社会的能力の個人差を検討するとともに、児童自己評定と教師評定の関係を見た。クラスター分析の結果、児童自己評定において社会的能力の傾向が5つのグループに分類され、児童の社会的能力の個人差が確認された。一方で、児童自己評定と教師評定の相関をもとめたところ、一部の能力を除いて相関関係が確認されず、児童自身と教師とでは社会的能力を評価する際の視点や基準が異なる可能性が示唆された。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.3, No.1(2015/10)に査読を経て受理された。journal articl