National University in Kyushu. Education and Humanities / 九州地区国立大学教育系・文系リポジトリ
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    481 research outputs found

    Landscapes and memories of former U.S. military base sites in Kanto region

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    application/pdf本稿では,負の記憶の景観化の事例として,関東地方における1968年以降の返還,かつ返還面積の比較的広い米軍基地跡地45か所を取り上げた。これら基地跡地の記憶が,現地へのモニュメントや解説板などの設置によって,いかに可視化されているかを調査・報告するとともに,アメリカの歴史地理学者フットの示した,負の記憶の景観化の4類型について考察を行った。  対象とした基地跡地のうち,基地跡地に関わるモニュメントがあるのは7か所,解説板があるのは12か所にとどまる。米軍基地跡地そのものを記念したモニュメント類は皆無で,基地跡地の記念が忌避され,あえてモニュメントがつくられていないようにみうけられる事例もある。さらに、米軍基地跡地のなかには,「平和」という表象によって否定的に記念されている事例,基地闘争への勝利・基地跡地の復興を記念することによって否定的に記念されている事例があることを示した。これらはフットが4類型の一つとして定義した,現地を放置する,景観的な「抹消」とは異なるものの,現地において表象レベルで米軍基地跡地の記憶を「抹消」するものであり,フットの4類型に若干の見直しが必要であることを試論的に示した。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.7, No.2(2021/3)に査読を経て受理された。journal articl

    What and How Advanced Learners of Japanese Read in an Extensive Reading Class and the Reasons for Reading Graded Readers

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    application/pdf多読は近年、英語教育や外国語教育において多くの研究でその有効性が論じられており、日本語教育でも多読に関する研究が徐々に増えてきている。本稿では、先ず多読の授業の実践報告を行い、次に上級レベルの日本語学習者の多読における読書傾向を他のレベルと比較した。さらに上級の学習者が、自分のレベルより下のやさしい読み物である段階別の多読用教材(以下「段階別」)を読む意義をどのように捉えているかを、読書レポートを通じ分析した。上級の学習者が一学期間に読んだ合計97冊のうち、段階別は60.8%と、約6割を占めた。読書レポートによると、1~2週目には「論文のために資料を読むことは苦しいが、段階別は楽しい」、 4~5週目は、「(段階別の)古典を読んだ。もっと古典が読みたい」というように、多読の魅力に気付き、ジャンルの豊富さから段階別を 選んでいることが分かった。さらに学期の後半には、読みの流暢さの向上を自ら認識することができており、上級レベルであってもやさしい教材を読むことに意義を見出し、積極的に選択していることが明らかとなった。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

    Availabilities of university physical education course sone year after the spread of the COVID 19 : Second report from analyses of coursework syllabi in faculties of educations in national universities in Kyushu

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    application/pdf新型コロナウイルス感染症の蔓延は我が国では2020年にはじまり2021年6月現在も1年以上続き国民生活に大きな影響を与えている。大学教育は2020年度の新型コロナウイルス感染症への対応や日本国政府の緊急事態宣言の発出により混乱の中で試行錯誤を繰り返しているが、多くの大学がオンラインのよる遠隔教育を導入し対応に努めてきた。大学教育の中でも特に大学体育は、実技・実習系の科目を多く開講しており、2020年度前期開講では三密対策と熱中症対策のバランスを保つ必要があり、開講時期を遅らせたり、対面実技を中止するなどの苦肉の対応策がとられた。著者は九州地区の国立教員養成大学・学部で2020年度前期に開講されているシラバス等を調査し、大学体育に対する新型コロナウイルス感染症蔓延の短期の影響を報告した。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延が大学体育の開講に与える長期の影響は明らかにされてはいない。そこで、本研究では、九州地区の国立教員養成大学・学部が開講している2021年度の大学体育のシラバス等を調査し、新型コロナウイルス感染症の長期の影響を明らかにすることとした。その結果、2021年度においてはコロナ禍でも大学体育は前期開講を遅延させることなく、多くの大学で対面授業が工夫され実施されていること、また2021年5月に日本国政府による3度目の緊急事態宣言で福岡県と沖縄県が対象地区となったが、2020年度ほど混乱することなく、長期におよぶコロナ禍においても各大学は様々な工夫で対応できていることが示された。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

    A Case study on the use of online system to teach word learning for a child with intellectual disability and autism spectrum disorder.

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    application/pdfThe covid-19 pandemic has resulted in the restrictions on the implement of face-to-face education. This limitation also occurred in special needs education. In this study, we report on a case in which we achieved partial success in word learning for a child with intellectual disability and autism spectrum disorder with online system. We used the online system to review the results of home instructions, and send new stimuli and manuals to request the implementation of new instruction or modifications of instruction when it was necessary. Finally, based on these results, we discussed the processes that should be considered when teaching children with developmental disabilities using online systems.本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

    Speech Level and Speech Level Shift in Japanese Textbooks: focus on “Integrated Japanese” “Standard Japanese” and “New-edition Japanese” Used in China

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    application/pdf本研究では、中国国内の日本語専攻の大学生に広く使用されている3 種の日本語教科書を分析することによって、中国語を母語とする日本語学習者のスピーチレベルとスピーチレベル・シフトに関する指導上の問題点を分析した。その結果、教科書全体の方針としては、スピーチレベルとスピーチレベル・シフトに関する記述が観察されなかった。また、初級教科書においては丁寧体と普通体の導入とダウンシフトとアップシフトの導入で、明示的な説明が見られず、中級以上の教科書においては、相手との親疎・上下関係からスピーチレベルを考える運用練習が欠けていることなどが明らかになった。今後の日本語教育では、スピーチレベルとスピーチレベル・シフトに関する明示的な知識を提示するとともに、人間関係や場面などを考慮する運用練習が必要不可欠であると考えられる。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.7, No.2(2021/3)に査読を経て受理された。journal articl

    Perspective of Residential Workers for the Support to Daily Activities of Persons with Autism Spectrum Disorders in the Facility for Disabled

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    application/pdf障害者支援施設において生活支援員が自閉症者の日常活動への支援に対して、どのように捉えているのかを明らかにすれば、自閉症者の日常活動への適切な支援のあり方や方法を検討でき、より充実した時間を過ごせるような働きかけをすることに繋がる。このことは、施設で生活している自閉症者の生活の質の向上の一助になるものと考えられる。したがって、本研究の目的は、障害者支援施設の生活支援員が、どのような視点から自閉症者の日常活動を支援しているのかを明らかにすることである。生活支援員を対象にした調査では、自閉症者の日常活動への支援に対して意識する度合いを問う、独自の質問を記載した質問紙調査票を作成して郵送にて送付・回収をした。得られた341名の有効回答について平均値と標準偏差を算出し、因子分析をした。3因子が抽出され、第1因子「状態の把握に基づく支援」、第2因子「全体的発達を促す支援」、第3因子「社会適応を促す評価と支援」と名づけた。これらの因子は、生活支援員が自閉症者の日常活動を支援する際の視点であること等が考察された。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

    The Actual Situation of Diet and Nutrition Teachers and Staffs Involved with School Meals in Okinawa and Grasp of the Problems in the Food Education

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    application/pdf沖縄県の学校における食育推進と充実を図るため栄養教諭と学校栄養職員の食に関する指導の実践内容や教職員との関わりを比較しその差異や重なりを分析した。「平成28年度栄養教諭学校栄養職員の食に関する指導の実績等調査」の結果データを整理分析し,沖縄県内の栄養教諭と学校栄養職員計22名を対象にした質問紙調査を行った。その結果沖縄県の公立小中学校における食に関する平成31・令和元年度の指導の実績の指導時間総数には校種による有意差があった。職種×校種の二要因参加者間分散分析の結果,小学校では栄養教諭の方が有意に多く指導時間総数は小学校が有意に多かった。特別支援学校の給食の時間の平均指導時間は公立小中学校の合計に比べて約3倍であり日常的に連携できる組織体制について特別支援学校と公立小中学校で差異が見られた。栄養教諭は学校や教職員に教材や資料を積極的に提供しており教科の目標の実現の過程に食育の視点を位置づけた指導について十分に理解し作成した指導案や教材が提案できれば学級担任や教科担任は既存の教科時間内に児童生徒の実態や理解度に応じた実践が可能となり指導の量と質を向上できることが示唆された。その一方ですべての栄養教諭や学校栄養職員が所属校における食に関する指導の全体計画の作成や見直し修正に参画していない状況から栄養教諭や学校栄養職員が作成の中心的役割を担っているとは断言できない。加えて栄養教諭や学校栄養職員は所属校における食に関する指導の全体計画2の進行において関連教科等の指導内容の進捗を十分に把握できていない状況があった。コーディネートが困難な理由として「 給食管理の多忙」を挙げた者が過半数であったことから学校教育活動の中で効果的な食育活動を継続的に展開するには業務の効率化を図ると共に栄養教諭・学校栄養職員から積極的に他の教職員に関わり紐帯関係を構築することが重要である。  以上のことから本研究で明らかになった沖縄県の学校で現在行われている食育の更なる推進の手立て・方向性は①小学校の学校栄養職員の指導と中学校の栄養教諭・学校栄養職員の指導の量と質の充実②学校及び共同調理場の食育推進体制の構築③すべての栄養教諭・学校栄養職員の所属校の食育推進に関する組織への参画④栄養教諭・学校栄養職員による所属校における食に関する指導の全体計画の進捗状況の把握と進行の支援⑤教科等の目標の実現の過程に食育の視点を位置づけた指導の学校教育活動全体での展開の5点に集約できる。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

    The state of implementation of the experiment and the teacher's consciousness in "Basic Chemistry" in high school science

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    application/pdf理科においては,探究的な学習過程を重視した授業の実施が求められており,その際観察や実験の実施は欠かせない。しかし,小・中学校に比べて,高等学校では探究的な授業スタイルではなく,さらに,観察や実験が実施できていないと指摘されている。本研究では,高等学校理科「化学基礎」における実験について,単元ごとに実験の実施状況を明らかにするために質問紙調査を行った。その結果,大半の教員は年に1,2回しか生徒実験を行っておらず,酸・塩基と中和,酸化と還元の単元で多かった。同時に行った意識調査では,教員は実験を実施する必要性は認識しているものの,授業時間不足などを理由に実験ができないと考えていた。現状から考えると,まずは実験が実施できている単元について授業スタイルの変更を行い,探究的な学習過程を重視した授業に転換していくことが重要であると考える。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.7, No.2(2021/3)に査読を経て受理された。journal articl

    A Study of Living Environment Studies for Prompt to Awareness of Learn to Experience of Play in Early Childhood Education - Focused to Relevamce in Domain "Environment" of Early Childhood Education

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    application/pdf本稿は,叫ばれて久しい幼児教育と小学校教育の円滑な接続や「スタートカリキュラム」の在り方を論こうした。平成29年告示の学習指導要領で示された新しい教育の方向性に関して,特に平成28年12月21日文部科学省中央教育審議会から示された答申の中の第6章「何を学ぶか」で記されている「学校段階間の繋がり」に着目する。その際,前回の学習指導要領改訂から継続検討されているスタートカリキュラムについて,小学校段階のコネクトと言える「生活科」に絞って研究を進めた。その際,接続を具体的にイメージするために,幼児教育の領域「環境」について検討した。幼児教育と小学校教育で同様の教材を扱った際,幼児教育での遊び経験が小学校教育での学びへと,拡大及び深化の具体を明らかにした。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

    A Practical Study on the Translation of Native Concepts into Scientific Concepts: Focusing on High-School Physics and the Teaching of “Electricity and Energy”

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    application/pdf本研究では,高等学校理科物理領域「電力とエネルギー」に関する高校生の学習前の概念の状況を把握するとともに,素朴概念を科学的概念に転換する指導法の提案を行った。学習前の生徒は「回路の負荷が増加すると消費電力も増加する」という素朴概念を有するとともに,「消費電力の大きさは電流の大きさによって決まる」という素朴概念が存在することが明らかとなった。また,電流は豆電球内で消費されるという「減衰モデル」を支持していることや,「断片的な知識」を複数組み合わせながら問題解決をしていたことが明らかとなった。「(素朴概念の自覚化」「(素朴概念と科学的概念との間で認知的葛藤を喚起する」「(科学的概念の一般性を実感させる」という3つの支援を行った結果,確認テストの正答率が大幅に上昇し,分散分析において有意な差が見られ,素朴概念への逆戻りも少ないという結果を得た。よって,本研究で提案する3つの支援は「電力とエネルギー」に関する素朴概念を科学的概念に転換するのに有効であることが示された。本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.8, No.1(2021/10)に査読を経て受理された。journal articl

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