SIKOR - Sapporo Medical University Information and Knowledge Repository / 札幌医科大学学術機関リポジトリ
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Enfortumab Vedotin による皮疹をマネジメントでき完全奏効が得られた転移性膀胱癌の1例
当院で第1例目となるEnfortumab Vedotin(EV)を使用した進行性尿路上皮癌の症例を経験したので報告する。症例は60歳代男性、X-5年に肉眼的血尿を主訴に初診、精査の結果膀胱癌cT3bN2M0 の診断となった。また、腎シンチグラフィーにて右腎は腫瘍により閉塞性無機能腎と判明した。Gemcitabine+Cisplatin(GC)療法による全身化学療法を4サイクル施行し、奏効が得られたためX-4年に腹腔鏡下右腎尿管摘除術、膀胱全摘除術、左尿管皮膚瘻造設術を施行した。しかし、肺転移が出現し、pembrolizumab の投与を開始した。計41サイクル施行したが、新規に肺転移および多発リンパ節転移が出現したため、三次治療としてX 年にEV(1.25mg/kg)の投与を開始した。投与15 日目にGrade 3 の皮疹が出現したため、皮膚科にコンサルテーションを行い、ステロイドの全身投与、抗ヒスタミン薬の内服、ステロイド軟膏による治療を開始した。20 日目には皮膚症状は改善した。2サイクル目は1.00 mg/kg に減量して開始したが、投与8日目にGrade 2 相当の皮疹が再発した。抗ヒスタミン薬の内服とステロイド軟膏により改善したため投与15 日目より0.75 mg/kg へと減量して再開した。その後抗ヒスタミン薬の内服を継続しながら皮疹の再発なく投与継続が可能となった。また、投与6ヶ月目の評価CT にて完全奏効が得られた。EV による皮膚症状は約半数に出現するとされ、比較的多い副作用である。また、Stevens-Johnson syndrome(SJS)やToxic epidermal necrolysis(TEN)にも発展する可能性があり、皮膚科へのコンサルテーションも含め、適切なマネジメントが必要である。journal articl
高度医療機器装着患者の広域搬送
北海道は広大であり複数の3次医療圏を有するが,高度な集中治療が行える医療機関は札幌圏に偏在している.地域での診療能力を超えた場合,札幌圏への搬送が検討されるが,ECMO(Extracorporeal Membrane Oxygenation)など,取り外せない大型の高度医療機器を装着している患者の移送手段は限られていた.しかし2022年に北海道初のECMO Car が導入され選択肢が広がり,実際にECMO Car による転院搬送を依頼した経験から,当院から札幌圏への搬送手段について考察し報告する.journal articl
進行性核上性麻痺を背景とした出血性十二指腸潰瘍の一例
症例は70歳代男性.進行性核上性麻痺に罹患しているADL 全介助の患者で,黒色便と一過性の血圧低下で,当院初診となった.血液検査で著明なHb 低値が,腹部造影CT 検査では十二指腸近傍の出血が認められた.輸血を開始し,上部消化管内視鏡検査を施行したが,止血処置中に心停止となり,永眠となった.剖検で,十二指腸球部から肝臓に穿破する潰瘍がみられ,臨床経過から十二指腸潰瘍による出血性ショックが直接死因と考えられた.technical repor
Prostaglandin F2α and EP2 agonists, and a ROCK inhibitor modulate the formation of 3D organoids of Grave's orbitopathy related human orbital fibroblasts
札幌医科大学博士(医学)doctoral thesi
Visual networks: Electric brain stimulation and diffusion tensor imaging
札幌医科大学博士(医学)doctoral thesi