University of Teacher Education Fukuoka
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A Study on Pre-training for Student Staff in Mathematics Teaching Experience Programs for Elementary and Junior High School Students
本論文では,本学が主催する小・中学生を対象とした教師体験プログラム「うきうき Teacher!」において,算数・数学における講座を担当する学生スタッフを対象として実施した事前研修について,学部における小学校教科専門科目との連携の観点から検討する。本講座では,数取りゲーム,定幅図形,図形の敷き詰めの つの題材を取り上げ,参加者が指導体験を行った。講座後に実施した学生スタッフへのアンケート調査の結果,学部学生が小・中学生の思考過程を理解し,将来の指導に活用できる知識,教材,指導技術を修得する契機となったことが示唆された。本研究で得られる知見は,教員養成学部や教職大学院における算数・数学科教育の指導に対して示唆を与えることが期待される。departmental bulletin pape
Lesson planning to promote students’ self-awareness: Through the interactive activity in English
本研究は,生徒が英語でのコミュニケーションを通して英語学習に「自覚的」になることを目的とした実践的研究である。これは,中学校学習指導要領〈外国語編〉における目標「外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,コミュニケーションを図る資質・能力を育成すること」の達成や,生徒が主体者として学びを進めていくための実現に向かうものである。本研究では,この実現のために,まず英語学習に「自覚的」になるということの定義づけを行い,動機づけの視点から自覚的になるために必要な要素を捉えた。その上で,英語を話すこと[やり取り]の活動に課題認識・自分に必要な学習の選択の機会を取り入れ,授業実践を行った。その結果,アンケートや,やり取りの発話記録から生徒のスピーキング活動に対する意識や発話内容の変容が明らかになった。それらは,英語で会話することを肯定的に捉えるという意識の変化,自分の課題に基づいて学習の成果を反映させた発話内容の変化等である。
これらから英語学習に自覚的になるための授業づくりについては生徒の日常と結びついた話題,使用を目的とした言語活動,可視化・言語化による課題認識,自分の状況に合わせた学習方法や学習内容の選択の機会が必要だと捉えられた。departmental bulletin pape
ジドウ ノ ジコ ユウヨウカン ノ コウジョウ オ メザシタ カカリ カツドウ ノ テイチャク : ユタカ ナ ココロ ブカイ ト ガクネンカイ ノ レンケイ オ トオシテ
本研究の目的は,学級活動1イの係活動を自発的,自治的に行うことを通して,児童の自己有用感を向上させることである。そのために,研究Ⅰでは,①係活動の組織づくりと環境整備,②学習過程に位置づけた3つのコンサルテーション,③児童の認め合いの工夫,を行った。その結果,学習過程を踏まえ,自発的,自治的な活動が促進されることは係活動における自己有用感の向上につながることが検証された。研究Ⅱでは,部会の取組みの柱に係活動を位置づけ,学年会との連携を図った。具体的な取組みは,①毎週月曜日の朝の時間に係活動の設定,②スプレッドシートの活用,③全学年の活動を掲示,である。その結果,係活動の指導経験が少ない担任が受けもつ学級において,学級生活と係活動における自己有用感の数値が有意に向上した。このことから,部会と学年会が連携することは教員の意識や指導力向上につながることが明らかになった。articl
コウトウ ガッコウ レキシ ガクシュウ ニ オケル ガクシュウ デザイン ノ ジッセン ケンキュウ : チシキ コウセイガタ ジグソーホウ オ トリイレタ タンキュウ カツドウ オ トオシテ
articl
レキシテキ ブンミャク オ リカイスル チカラ オ ハグクム コウトウ ガッコウ レキシ ソウゴウ : ジジツテキ シコウ オ ウナガス ガクシュウ カツドウ オ トオシテ
articl
コウコウセイ ノ ガッコウ テキオウカン コウジョウ オ ネライ ト シタ シンリ キョウイク プログラム ノ コウカ ケンショウ : フテキオウ チョウコウ ガ アラワレヤスイ ジキ ト ヨウイン オ コウリョ シタ スクナイ カイスウデノ ジッセン
本研究は,高校生の学校不適応を予防する心理教育プログラム「ドリサポ」を開発し,その有効性を検証することを目的とした。研究Ⅰでは,予備調査により不適応徴候が顕在化しやすい時期を特定し,自己他者受容やキャリア形成を目指したプログラムを実施した結果,不適応傾向を有する生徒に一定の効果が認められた。一方で,実施時間の確保や学校適応感の高位群への効果に課題が見出された。研究Ⅱでは,不適応要因を時期別に分析した結果を基に,プログラムを不適応徴候が表れる前の時期に実施した。その結果,学校適応感の低位群において,学校適応感が向上する傾向が示された。研究Ⅰ・Ⅱを通して,学校適応感の低い生徒への一定の有効性が確認されたが,欠席率の抑制は限定的なものにとどまった。今後の課題として,教員に対する心理教育プログラムの有効性への理解促進,実施者の負担軽減,実施内容の充実及び継続的かつ系統的な運用の重要性が示された。articl
ナイハツテキ ガッコウ カイゼン エ ムカウ キョウイン ノ サンカク イシキ オ タカメル ソシキ タイセイ ズクリ : ボトムアップガタ ブカイ ウンエイ ノ マネジメント オ トオシテ
本研究は,内発的学校改善へ向かう教員の参画意識を高める組織体制づくりの方策として,校務分掌の推進組織「部会」において,ボトムアップ型部会運営を行い,教員の参画意識(自律・協働・効力感)を高めることができるかを明らかにすることを目的としている。そこでボトムアップ型部会運営の仕組みとして,ファシリテーターを位置づけた部長会を設定し,部長がRV-PDCAの視点を身に付け,部会運営について互いに交流することにより,部長の参画意識の向上を目指した。また,既存の部会を活用し部員全員でボトムアップの共通理解を図り,教育目標達成に向かって各部会から起案した取組について互いに評価し,改善を交流する研修を取り入れ,部員の意識を揃えながら運営することで,部員全員の参画意識向上を目指した。その結果,ボトムアップ型部会運営のマネジメントを行うことは,全教員の参画意識の向上に有効に働くことがアンケート調査から明らかとなった。articl
Current status of working memory test batteries
子どもが教室で学習する際に,一時的な記憶の働きであるワーキングメモリは重要な役割を果たす。近年の研究でワーキングメモリに弱さのある子どもでは教室での授業参加が難しくなる場合があることや,限局性学習症のある子どもにおいてワーキングメモリの弱さのあることが明らかになっている。ワーキングメモリの困難や発達障害のある子どもに対して適切な支援を行うため,アセスメントとしてワーキングメモリのテストバッテリであるWMTB-CやAWMA,HUCRoW,CABC-WMなどが開発されてきた。これらのテストバッテリはそれぞれ異なる理論的基盤や構成要素に基づいて構成されている。本稿ではこうしたテストバッテリの現状について述べ,ワーキングメモリのアセスメントについての基礎的な知見を概括することを目的とする。articl
Readers’ Responses to Postmodern Picture Books by Elementary School Students : The Potential of Shaun Tan’s “Dog” as a Teaching Material for Japanese Language Arts
近年,国語教育学における読むことの学習指導の領域において教材性が認められてきたものに「ポストモダン絵本」がある。一方で,日本の学習者のポストモダン絵本に対する読者反応の実際は,十分な蓄積がされていない。本研究では,小学校6 年生の学習者がポストモダン絵本であるショーン・タン『いぬ』に対する初読の反応や明示的な指導のない状態での小集団の話し合いの実際から,テクストに対して主体的に意味づけを行う様子を具体的に示した。departmental bulletin pape