University of Teacher Education Fukuoka
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A study of forming “community” to learn with others
本稿では,学校教育で共に学び合う〈共同体〉構築に向け,先行研究に示された理念や具体を手がかりとし,実現に向けた課題を追究した。
今後の教育のありようとして,OECD が示した「共同エージェンシー」の概念の重要性が示唆されているが,それは佐藤学が提唱した「学びの共同体」と類似性が高い。そこで本稿は,この両者が示すものを理念と授業の具体から導出すると共に,その実現に向けた課題を捉えた。
研究の結果として,学校教育で共に学び合う〈共同体〉構築に向けて重要なことは,子どもたちの協同的な関係性形成であることがわかった。これらは,授業に具体の集積によって子どもの中に育てられる。しかし,こうした関係構築に対し,課題となるものは,教師自身のありようであることも,筆者の授業分析を通して捉えることができた。例えば,教師が「正答」に向かい誘導的な声掛けを行っていると,児童の協同的な関係性は見られなくなるが,教師が「受容」や「共感」の声掛けを行い,子どもたちの発言を受け止めている場合は,関係性構築を促進するということである。departmental bulletin pape
シャカイ ノ カダイ オ ソウゾウテキ ニ カイケツ シヨウト スル タイド オ ヤシナウ シャカイカ ジュギョウ ジッセン シックスハット シコウホウ オ モチイテ
departmental bulletin pape
Finding UDL in Action at Public Schools in MA, USA
わが国では,障害者差別解消法が施行され,学校の授業にも合理的配慮の提供を基本とした
改善が求められている。グローバルな教育の展開が求められる米国では,日本に先駆け,障害の有無にかかわらず,わかりやすく,とりくみやすく,児童生徒の理解や成果を表現しやすい授業づくりが求められており,学びのユニバーサルデザイン(UDL)は役立つ枠組みの1つとされている。日本においてもUDL を活用した実践効果がみられてきているが,組織的取組としての体系的な取組は十分でない。今回,UDL の枠組みを,学校レベルで推進している米国マサチューセッツ州の公立学校を訪問し,主に小学校の理科における教材や指導法を観察し,面談をすることができた。教材や指導法について紹介を行い,日本においても参考になる点を紹介する。departmental bulletin pape
Teaching English Reading for Students with Reading Disabilities Using Custom Application
読みに困難のある中学生2名を対象に英文の読みの指導を行なった。読みの指導は見本合わせ課題と英単語配列課題で構成された。中学1年で学習予定の25文型につき各々4英文を設けて自作アプリケーションを作成して100英文について指導した。その結果,2名の対象生徒ともに9割以上の英文の読みと意味を獲得することができた。また,少ない試行数で読みを獲得できたことから,本研究で用いた指導モデルは効果的に英文の読みを獲得できることが明らかとなった。departmental bulletin pape
Studies on the Development of New Experimental Methods for Learning on the Substrate Specificity of Enzymes in Upper Secondary School Biology Class
本研究は,高等学校生物科目において,酵素の基質特異性を科学的に探究するのに役立つ新しい実験方法の提案を行うものである。酵素の基質特異性に関しては高校生物の教科書では,かなりおおざっぱに記載され,酵素の基質特異性がかなり厳密なものであることを高校生が実感をもって学ぶことができないのが現状である。そこで探究活動における新しい実験方法の確立が急務であるが,本研究で開発した実験方法は高校では実施困難な内容も含まれる。そこで,大学等高等教育機関との密接な連携をとりながら,高校生でも探究活動において実施可能な実験方法及び大学等高等教育機関との密接な連携の在り方を新しく構築した。結果,実験の環境が整っていない高校であっても,大学等との連携によって高校生に科学的な研究を通じた学習で活用可能な実験方法を提案できたと考える。departmental bulletin pape
Development of Interval Photographing System Using a Micro:bit
身の回りで起こる科学現象を理解するためには,決められた学習時間の中で児童・生徒に現象を捉えさせることができる教材が不可欠である。このうち,長時間かけて変化する内容については,ビデオやインターバル撮影を用いたデジタル教材が有効である。一方,新学習指導要領では小学校におけるプログラミング教育が必修化された。そこで本研究では,教育用コンピュータのマイクロビットを用いて,長時間の変化をインターバル撮影するためのプログラミングを児童・生徒自身で行うためのシステムを開発した。departmental bulletin pape