University of Teacher Education Fukuoka
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Toward the Realization of Learner-Centered Education ─ From the perspective of learning styles, support tools, and learning communities ─
学習者中心の教育への転換が指摘されて久しい。また,日本でも「主体的・対話的で深い学び」を実現が求められている。本研究では,学習者中心の教育をどのように実現していけばよいのかということについて,学習の形態,学習の支援ツール,学習コミュニティの構築を手がかりにして追究した。まず,学習の形態としては,「協調学習」を「協同学習」との差異を明らかにしながら,「協調学習」の学習過程によって,「新たな価値を創造する力」「対立やジレンマを克服する力」「責任ある行動をとる力」を獲得する機会が十分にあることを明らかにした。次に学習の支援ツールとしては,大村はまが開発した「学習のてびき」について追究し,学習者としての体験の分析,「学習のてびき」の有無についての調査を行った。学習コミュニティの構築については,学習コミュニティにおける「教師のあり方」を考える際に今後,大きく示唆を与えてくれるものとして「共同エージェンシー」の9 の段階があることを指摘し,そのうちの2 段階については教室の具体も示した。
本研究では,学習者中心の教育の実現に向け,その骨組みを示したが,今後は,この3 点を理解し関係付けながら,実際の授業実践で具体化する必要がある。departmental bulletin pape
Binaphthyl Based Phosphinophenol Type Organocatalyst for Enantioselective aza-Morita Baylis Hillman Reaction
ビナフチル骨格のC3’位に様々な置換基をもつホスフィノフェノール誘導体を新規に合成し,これを有機分子触媒に用いる不斉aza-Morita Baylis Hillman(aza-MBH)反応を行った。その結果,C3’ 位にo-メトキシフェニル基をもつ2a を用いた場合に,わずか1 mol% の触媒量でも高化学収率と高不斉収率を達成することができた。さらに,高等教育における有機反応機構の学習用教材として,この触媒の分子模型を3D プリンターで製作した。これらの詳細を報告する。departmental bulletin pape
A study on housing cultural succession and housing life culture education: Development of Video Contents of the Traditional House and Class Practices in Home Economics of Junior High School
本研究は,中学校家庭科住分野で使用する伝統家屋の映像コンテンツを開発し,今後の住教育に生かすことを目的としている。まず,中学生に日本家屋の各部の名称がどの程度継承されているかをアンケート調査で明らかにした。次に,日本家屋の重要要素である建具と、建具の開閉による空間のつながりの変化を伝える映像コンテンツを撮影・編集して教材開発を行い,日本の伝統的な住まいに関する授業を考案した。さらに,中学校家庭科で,映像の再生やタブレット端末の操作を取り入れた授業を実践し,検証を行った。授業後のアンケートでは,伝統的な日本の住宅について86.9%の生徒が興味関心を持っていた。departmental bulletin pape
サンスウ ・ スウガク ノ ミリョク オ ツタエル コト オ ネライ ト シタ チイキ エ ハッシンスル キョウザイ ノ カイハツ ニ カンスル ジッセンテキ ケンキュウ
本研究では,地域活性化を目的として,算数・数学の魅力を地域へ発信するための教材開発を行い,その成果と課題を述べる。具体的には,小学生から社会人までを対象とし,算数・数学の内容を解説するテキスト教材および映像教材を作成した。この活動により,指導内容の系統性の観点から,学習者の発達段階に応じ,限定した校種に限らず小学校から高等学校あるいは社会人までを対象とした学習教材を作成することができた。また,地域連携を進めるなかでその重要性を実感し,地域連携の一例を提示することができた。departmental bulletin pape
Research Concerning the Introduction of a Community-Integrated Education Between Elementary and Junior High School -Through Promotion of a Regional Collaborative Curriculum Management-
本研究は,地域連携・協働カリキュラム・マネジメントの推進を通して,学園小中一貫コミュニティ・スクールの導入期の在り方を究明することを目的としている。そこで,学校,家庭,地域が同じ目標を共有し,各役割と責任をもって子どもの教育にあたる共育(共に育てる)文化を校区に醸成していくために,地域の教育資源を活かし,地域の課題解決につながる「日の里カリキュラム」を小中9年間の系統を整えて構成,実施した。その結果,学園運営協議会委員の当事者意識に向上が見られた。また,教員のコミュニティ・スクール導入に対する漠然とした不安を具体的な課題へと変えるとともに,地域と連携する教育活動の良さを実感し,コミュニティ・スクールの有効性を感じる教員が増えるなどの成果が見られた。departmental bulletin pape
ミトオシ オ モッテ カダイ カイケツスル コドモ オ ソダテル ジュギョウ ヅクリ ノ ケンキュウ - サンスウカ ニ オケル ストーリー オ モチイタ ガクシュウ テンカイ ノ クフウ
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コドモ ノ コセイ オ イカス セイカツカ ガクシュウ シドウ - コドモ ノ オモイ ヤ ネガイ ノ グゲンカ ニ チュウモク シテ -
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ケンコウ カダイ ニ カンスル ジコ シドウ ノウリョク オ イクセイ スル シドウ ノ ケンキュウ - ショクイク ガイダンス ト ショクイク カウンセリング オ トオシテ -
在籍校では,学力や体力と相関している肥満傾向及び朝食欠食傾向児童の割会が全国平均を上回っており,健康課題を抱える児童への指導や新たな健康課題をもつ児童を生まないための予防的な取組の充実が問題となっていた。そこで,本研究は,学力や体力の土台となる健康課題に関する自己指導能力の育成を目指し,児童が自主的・実践的な学びを促進する食に関する指導を学級活動(2)「エ 食育の観点をふまえた学校給食と望ましい食習慣の形成」を研究領域として,その指導の在り方を検討した。さらに,このような指導を在籍校で一般化するために,報告者が栄養教諭に教科等の指導における食に関する指導のコンサルテーションを行い,栄養教諭を中心とした校内食育推進体制の充実を図った。その結果,児童が健康課題に関する行動目標を自己理解に基づいて意思決定したり,実践したりすることで自己指導能力の向上が見られた。departmental bulletin pape
An analysis of the peer relationships in a classroom of 3- to 4-year-old children based on observations
本研究では,幼稚園の3 歳児クラスを対象に,観察データからクラス内の人間関係を把握することを試みた。具体的には,自由遊び場面において,調査対象のクラスに在籍する園児一人ひとりを一定時間観察し,観察している園児と近接していた園児を1 分おきに記録した。その記録をもとに,ネットワーク分析を用いてコミュニティを抽出するとともに,各園児のネットワーク内での位置を調べるために中心性などの指標を算出した。その結果,女児のみから構成されるコミュニティが1 つ,男児のみから構成されるコミュニティが2 つ抽出され,ネットワークにおける個人の位置を示す指標にはコミュニティ間で違いがみられた。最後に,本稿で行った人間関係の分析を保育・幼児教育の現場で活用していくため,今後取り組むべき課題について考察した。departmental bulletin pape