University of Teacher Education Fukuoka
University of Teacher Education Fukuoka Research information RepositoryNot a member yet
2980 research outputs found
Sort by
A Study on the Actual Condition of Learning Evaluation in Physical Education A Study on the Actual Condition of Assessment in Learning and Teaching in Elementary Schools
小学校では,平成 年の学習指導要領改訂にともない 年間の周知徹底,及び 年間の移行期間が設定され,令和 年度より全面実施された。そして,平成 年度から一部を移行措置として先行実施することとなった。この改定により学校現場では学習指導に関する内容や方法が変化していった。このような変化の中でも特に学習指導と評価の一体化には指導者は大変な工夫や努力が必要であったと推測される。そこで,新学習指導要領の完全実施から 年が経過した令和 年 月にアンケートを実施して学習評価の実態を明らかにすることで指導と評価について検討・考察した。その結果,体育の「知識(運動領域)の評価」においては「指導中の発言(発表等)や行動」と「学習プリントやノートの記述内容」が主体であり,「知識(保健領域)の評価」においては「単元指導途中及び終わりの小テスト」と「学習プリントやノートの記述内容」が主体であり,各運動領域の技能評価においては依然として「指導者による技能評価」が主体であることがうかがえた。このことは,今回の改訂の趣旨である豊かなスポーツライフや生涯スポーツにつなげるためには,仲間と協力してスポーツに主体的に取り組み,運動すること自体を楽しむことが大切であることを指導し,評価していくことにつながっていないと示唆している。
また,思考力・判断力・表現力等の評価については,児童に書かせた内容から課題の発見や気付きはよく評価していると示唆された。しかし,ペアやグループでの対話活動から表現力を見取り評価につなげている教員の割合は6割にとどまっており表現力の評価が十分行われていないと示された。
さらに,学びに向かう力,人間性等の評価においては,共生や安全な場を確かめたり安全な行動を選
択したりする意思や態度に関する事項は,あまり評価されていないことが示された。departmental bulletin pape
チュウガッコウ ニ オケル プログラミング キョウイク ニ カンスル ジッセンテキ ケンキュウ : モンダイ オ ミイダシ カイケツ スル チカラ ノ イクセイ オ メザシテ
articl
シャカイテキ・ショクギョウテキ ジリツ ニ ムケ セイト ノ ジソン カンジョウ オ ソダテル ジリツ カツドウ ノ ジカン ノ シドウ : BWAP2 ト メンダン オ イチズケタ コベツ ノ シドウ ケイカク ノ サクセイ ト ジュギョウ シート ノ カツヨウ オ トオシテ
本研究は,知的障害特別支援学校高等部生徒が自尊感情をもち,社会的・職業的自立に向けた意識を高めるための自立活動の時間の指導の在り方を究明することを目的とした。まず, BWAP2の実施と年4回の面談を通して自立活動の個別の指導計画を作成した。次に,日作の授業シートを活用し,自尊感情育成に視点をおいた自立活動の時間の授業づくりを行うとともに,個別の指導計画を活用し就業体験に係る面談の充実を図った。その結果, BWAP2 と面談を位置付けた個別の指導計画作成や授業シートを活用した自立活動の授業づくりは,生徒の自尊感情を育て,社会的・職業的自立に向けた自已理解を促す可能性があることが示された。今後は,生徒同士の相互評価や自立活動の指導体制整備,他領域・教科等との関連について検討する必要がある。articl
ドウリョウセイ イシキ オ タカメル キョウイン シュウダン ケイセイ ニ カンスル ケンキュウ : キョウユウ タイワ ショウサツ ノ シテン ニ モトズイタ ガクネンブ ノ チーム ウンエイ キョウカ オ トオシテ
本研究は,共有・対話・省察の視点に基づいた学年部のチーム運営強化を通して,同僚性意識を高める教員集団の形成の在り方を究明することを目的としている。学年部をチームとして,より機能するようチームリーダーを立て,構成人数を考え,組織を再編した。3学年を一つの学年集団と捉え,下学年部(1.2.3 年)・上学年部(4.5.6 年)にまとめ,学年部長が中心となり共有・対話・省察の視点から学年運営の工夫を行うことでチームとしての機能を強化した。目標に対しての成果と課題,目標から改善までのプロセスを全部員が理解し実践し,相互承認しながら話し合い,自分自身の行動や学年部の取組を振り返り反省的思考から改善点を見つけ次の行動に生かすようにした。その結果,目標の共有,協働的な実践における評価・改善を主体的に行う学年運営が展開され,部員同士で高め合い,補い合い,支え合う,意識が高まることにより,職能因子,協働因子,友好因子それぞれに向上が見られ,バランスよく同僚性意識を高めることができた。articl
A proposal for literature classes that develop through active inquiry and collaborative interaction, starting from the diverse reading responses of the children
本稿では,1 個別的で多様な児童の反応をどう引き出し学習に活かすか,2 児童それぞれの反応をどのような社会的協働の場を設けて交流させるか,3 児童それぞれの読解力の向上をどのように保障し,見取るかという三つの問題意識にたって,「やまなし」(宮沢賢治)・「イーハトーヴの夢」(畑山博)を扱った授業を構想した。その手立てとして,つぶやき地図を用い,そこから読書行為モデルを導出している。またこの実践の効果を考察し,愛好する読みの方略(追究課題)が異なる児童が,その多様性を活かし合いながら社会的協働活動によってそれぞれの読みを制作物として表していったと結論づけた。departmental bulletin pape
Research on Art Materials for Toddlers : The Practice of Making Lanterns by Focusing on Playing with Colors
本研究は,福岡教育大学附属幼稚園年長児クラスでの灯籠づくりを通して,幼児が主体的に関わることのできる造形表現教材の開発を目的とした。本研究に至るきっかけとなった2021 年度の竹灯籠制作においては,幼児が灯籠づくりに主体的に関わる場面が少ないことが課題であった。3 ヵ年にわたって行った実践では,年度ごとに異なる素材や技法を用いて灯籠を制作し,幼児の造形活動への関わり方を探った。本研究では,附属幼稚園の幼児が自分用の絵の具を使って遊び始める時期に着目し,「色遊び」の発展として灯籠づくりを行った。2022 年度の絵の具を使った染め紙を用いた表現,2023 年度の風船張子を使用した表現,2024 年度のスポイトでの色の表現を経て,幼児の色彩感覚と光への感受性を育み,創造力と個性を引き出した。幼稚園での普段の生活や色遊びをもとに,新しく触れる表現方法を関連づけることによって,幼児が主体的に作品制作に取り組む場面を創出できることが明らかとなった。departmental bulletin pape
A Study of Ability to be Developed at Inquisitive Learning at Elementary School of Remote Place and Small
本稿は,村川雅弘等(2015)が述べている「総合的な学習で育まれる学力」を先行研究とし,僻地・小規模校の総合的な学習の時間において育まれる力を論考したものである。総合的な学習の時間は,探究的な学習を通して,自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目指しているが,目標や内容は各学校に任せられ,更に小学校では探究課題として地域や学校の特色に応じた課題が設定されることが多い。そのような中で,へき地・小規模校は,それ自体が地域や学校の特色であり学びの多い実践を行っており,更にその学びや経験が生き方の基盤の1 つとなっていることを明らかにした研究である。departmental bulletin pape
Study on “Deep Learning” in Elementary School Social Studies Teaching Practice Using “Aspect Chart of Unit Development”
本研究は,「小学校社会科において,学習者の『深い学び』はいかにして促されるのか」をリサーチクエスチョンとして設定した。そこで,本研究の目的は,小学校社会科実践における「深い学び」の有り様を学習者の視点から質的に検討することを通して,実質的な「深い学び」の実現に向けた実践上の要点を明示するとともに,「深い学び」の実現を促す教師の単元展開の具体を明らかにすることとした。
単元計画と実際の展開の相違点を「見える化」した「単元展開の様相図」を作成し,抽出児および実践者への聞き取りを行ったことにより,子どもに委ねた(子どもの言動を活かした)単元展開が,単なる記述的知識の定着だけでなく,子ども自身に多面的な思考を促すものになっていたことが明らかになった。また,想定外の子どもの発言を取り上げながら単元展開を実施した教師自身も,その際の子どもの姿から子どもの「深い学び」を促す上での要諦に気づき,成長している姿が明らかになった。departmental bulletin pape
Physical Pendulum Experiments with Arduino
情報通信技術(ICT)分野での労働力の需要が急速に増加しており,デジタル人材育成を推進しようとする機運が教育界で高まっている。一方で,授業における伝統的な物理学実験は昔から大きな変化はない。そのような物理学実験の一つである振り子実験に着目し,小型マイコンボードArduino と超音波センサーを組合わせた物理教材を開発した。これにより,手動では困難であった膨大なデータの取得と,振動波形の定量的解析が可能となった。さらに,単振動を発展させた連成振動についても本手法が有効であることを示した。departmental bulletin pape