Mukogawa Women’s University Repository / 武庫川女子大学リポジトリ
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Future Perspectives for Textile and Apparel Industries Using Traditional Japanese Techniques Report on “Comprehensive Seminar in Clothing I”
本年度から,生活環境学科の専門科目として新たに「被服学総合演習Ⅰ」を開講した。本演習では,これまでに学んできた繊維材料の知識を踏まえ,日本の繊維・アパレル産業の過去を振り返り,現在の問題や課題を理解し,未来を考える能力を養うことを目的としている。特に,地場産業や伝統工芸の分野では,様々な技術が継承されずに失われることが懸念される。また,繊維・アパレル産業はSDGsの観点からも,地球環境や労働者に配慮した生産システム及び資源の循環性にも取り組むことが求められている。本演習では,学生に日本の地場産業や伝統工芸を調べて知ることから始め,日本の繊維技術の魅力だけでなく,作り手や企業の理念についても理解し,多くの問題に
も気づく機会になることを期待し演習をおこなった。演習課題では,各自が興味を持った地場産業や伝統工芸品などからテーマを設定し,地球環境に配慮しながらどのように新しく発信することができるのかを,学生自身が企画側となって模擬展示発表会を開催した。学生にとって,多くを学んだ演習になったことが,模擬展示発表会終了後のコメントからも確認できた。本報では,繊維・アパレル産業の現状と未来について解説したうえで,「被服学総合演習Ⅰ」の内容と模擬展示発表会の様子,その後のコメントから学生達が学び得たことについて紹介する。departmental bulletin pape
A study on pigment production and antioxidant activity of Benikoji rice-koji under culture temperature conditions
紅麹は米に紅麹カビを繁殖させた麹であり,鮮やかな紅色の色素を生産することから着色料として活用されている.しかし,鮮やかな紅麹色素の生産は難しく,培地成分の条件検討が行われているが,培養期間中の温度の変化については検討が行われていない.そこで本論文では,紅麹カビを用いて紅麹米麹を調製し,培養温度による色調変化の影響や,紅麹米麹の抗酸化活性の違いについて検討を行った.紅色の色調を強く呈した紅麹米麹は,25℃あるいは30℃で24時間培養,30℃で16時間培養後,25℃で8時間培養,あるいは35℃で16時間培養後,20℃あるいは25℃で8時間培養した条件であった.一方,高い抗酸化活性を示した紅麹米麹は20℃あるいは35℃で24時間培養,20℃で16時間後,35℃で8時間培養条件の紅色色調が薄い紅麹米麹であった.このことから紅麹米麹は培養温度の変化により,生産される色素,抗酸化活性に影響を及ぼすことが示唆された.Benikoji is a rice malt produced by breeding Monascus sp., and it is used as a coloring agent because it produces a bright red pigment. However, it is difficult to produce vivid benikoji pigments, and although the conditions of the medium components have been investigated, the temperature changes during the culture period have not been investigated. Therefore, in this paper, benikoji ricekoji was prepared using Monasce sp., and the effect of color change due to incubation temperature and the difference in antioxidant activity of benikoji rice-koji were investigated. The benikoji rice-koji, which showed a strong red color tone, was cultured at 25°C or 30°C for 24 hours, at 30°C for 16 hours, at 25°C for 8 hours, at 35°C for 16 hours, and at 20°C or 25°C for 8 hours. On the other hand, the benikoji rice-koji that showed high antioxidant activity was the pale red benikoji rice-koji that was cultured at 20°C or 35°C for 24 hours, 20°C for 16 hours, and 35°C for 8 hours. It was suggested that changes in culture temperature affected pigment production and antioxidant activity.departmental bulletin pape
A Study on the Mathematical Identity of Prospective Teacher Students Focusing on College Sophomores Prior to Taking a Math Education Methods Course
本稿の目的は,教員志望学生の数学的アイデンティティの質問紙を作成し調査を行い,指導者としての数学的アイデンティティを高めることとA私立大学の算数教育カリキュラムの改善に関する示唆を得ることである。
教員志望で算数(または数学)科教育法を履修する前の4大学の2年生計204名を対象に,数学的アイデンティティに関する質問紙調査を行った結果,指導者としての数学的アイデンティティを認識レベルで高めるためには算数・数学学習の陶冶性・文化性・実用性の重要性をそれぞれ認識させる必要があることが示唆された。一方,指導者としての数学的アイデンティティを行動レベルで高めるには,未修の教育法や実習での学びの経験が必要となる可能性が示唆された。今後,縦断的な調査を通じて,この推測を検証していく必要がある。
また,A大学における算数関連カリキュラムにおいて,「算数・数学学習に関する態度」の向上よりも「算数・数学を学ぶ陶冶性・文化性・実用性に関する認識や陶冶性に関する意欲・習慣」を高める指導に重心をおいた指導を行うことが有効である可能性が示唆された。departmental bulletin pape
Classroom Practices Regarding Assignment Submission Issues for First Year University Students Enrolled during the Corona Pandemic
2020 年の春は、新型コロナウイルスによる初めての緊急事態宣言が発出され、全国的に混乱する中で、本学においても組織的な新入生へのサポートが行われた。その後、コロナ禍での3 度目の新年度となる2022 年の春には、教員も学生もシステムに慣れ、対面とオンラインの併用やオンライン教材の充実など、コロナ前以上にオンラインが積極的かつ安定的に運用されるようになっている。このため、2022 年度の新入生は、対面授業が中心に行われていたコロナ前の新入生よりも、自身のスケジュール管理やオンラインでの課題提出方法の理解などをする必要が生じている。
本研究では、2022 年度の大学1 年生を対象とした授業において、自身の心のエネルギーへの意識や、課題提出に対する完全性追求傾向について考える授業課題を設定し、その回答から学生の状況を分析した。その結果、心のエネルギーが低下した時のサインの自覚に比べて、完全性追求に対する自分自身の傾向を明確に自覚することは困難であるとみられた。授業や課題に対して過度な心理的負担や不適応が生じる前に、学生が自身の特徴を知り、課題提出への完全性の追求を適度に調整できるようになる機会が必要であると考えられる。In 2022, first-year university students must get used to academic life that did not exist before the Corona pandemic, such as online assignment submissions. Excessive demands for perfection in submitting assignments can lead to a loss of confidence and academic maladjustment. In this study, first-year university students were given a task to notice their own tendencies, and the results were analyzed.departmental bulletin pape