Hokuriku University Repository / 北陸大学機関リポジトリ
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実務実習を意識した学内実習の取組み
臨床薬学系実習では、モデル・コアカリキュラムを参考に、新たに実習内容を検討し、「病院・薬局における薬剤師業務を理解する」ことを目標とした実習項目を組み込み、実施した。実習終了時にアンケート調査を行い、検証を行った。6年制学部4年次生272例を対象とした。それぞれ一疾患名を割り振り、薬剤師として必要な知識を討論し、まとめ、発表することを課題とした。実習内容は90%以上が興味の持てる内容であった。90%以上の学生が、関連科目の理解に役立ったと回答し、個人実習を主体としたことで、各自が実習を通して、他の科目との関わりを改めて考える機会になったと思われた。各実習項目については、「医薬品情報」では、1年次にPCの履修科目があるにも関わらず、PCが苦手である、あるいはうまく使いこなせないと回答した学生が多かった。しかし、情報の調べ方を履修できたことで、これからの学習に役立つという意見が多数見られた。departmental bulletin pape
ニトロプルシドナトリウム注射薬の無菌試験法
ニトロプルシドナトリウム(SNP)注の無菌性を証明し、適した無菌試験法を検討した。SNP注は、通常の無菌試験では濁り現象を生じ、さらに高圧蒸気で滅菌後でも濁り現象を生じた。しかし、メンブランフィルター法で細菌を濾過捕集する方法では濁り現象は見られず、細菌の発育は認めなかった。また、固形培地法でも細菌コロニーの形成は観察しなかった。SNP注の調製における無菌操作法には問題はなく、濁り現象が起こる原因は、SNPとチオグリコール酸培地の成分との関係にあることが推察された。無菌試験用のチオグリコール酸培地、高圧蒸気滅菌法、およびメンブランフィルター法のいずれも問題はなく、固形培地法の有用性も確認した。濁り現象の原因はチオグリコール酸培地中の酵母エキスに含まれる金属イオンと考えられた。SNPと培地の成分とが直接触れることのないメンブランフィルター法によって無菌試験を行うのが適当であると考えられた。departmental bulletin pape
歯科麻酔用カートリッジ表面の消毒用エタノール中浸漬による消毒法
歯科麻酔用カートリッジを消毒用エタノールに浸漬した場合に、カートリッジ内に消毒用エタノールが浸潤するか検討した。消毒用エタノールをメチレンブルーで濃青色に着色した。その中に、現在市販されているカートリッジ製剤のキシロカインカートリッジ1.8mlおよびオーラ注カートリッジ1.0ml、1.8mlを過酷試験として最長3ヵ月間浸漬した。0.1%のメチレンブルーを添加した消毒用エタノールにカートリッジを、過酷試験として3ヵ月間浸漬しても、カートリッジの中へメチレンブルーが浸潤することはなく、また、消毒用エタノールの浸潤もないと考えられた。従って、歯科麻酔注射用カートリッジを消毒用エタノールに長時間浸漬して外壁を消毒しても特に問題はない。消毒用エタノールへの長時間浸漬によるカートリッジの消毒法は、歯科領域での術前準備等における、より充分な消毒と、消毒法の簡便性から、有用な方法であることが示唆された。departmental bulletin pape