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Ainu and Settler Colonialism : Comparison of Indian History and Ainu History
2000年以降、未だ国家からの植民地主義的支配を受けている先住民の歴史を分析する際にセトラー・コロニアリズム理論が用いられるようになった。本稿は、アイヌが和人から被る植民地主義をセトラー・コロニアリズムの文脈に位置付けることを目的とする。本稿では、先行研究では行われていない、セトラー・コロニアリズム理論による研究蓄積が豊富な国外先住民史とアイヌ史の比較検証を行った。その結果、アイヌが被る植民地主義もまた、近代国家日本の中央集権的な身体的、文化的、統計的な排除を被り、さらに内面化によってそれらが不可視化されており、セトラー・コロニアリズムの共通項が確認された。つまり、アイヌは、アメリカ先住民やグローバルな先住民集団が被る現在進行形の植民地主義下での経験を共有する。今後は、詳細な一次資料の分析及び、セトラー・コロニアリズムと個別具体的な事象との関わりを分析する必要がある。The theory of Settler Colonialism has been used to analyze the history of indigenous peoples still under colonialist rule from the state since 2000. This paper aims to place the colonialism suffered by the Ainu from the Japanese in the context of Settler Colonialism by comparing the modern and contemporary history of the Ainu and the Native Americans. It is a comparative study of the history of the Ainu and with that of the indigenous peoples from other countries, which have a wealth of research based on the theory of Settler Colonialism, which has not been done in previous studies. As a result, it became clear that the colonialism suffered by the Ainu is also Settler Colonialism, which is centralized nucleic, cultural, and statistical exclusion of the modern state. Also, there are invisible by further internalization. In other words, the Ainu share the experience of present colonialism suffered by the global indigenous peoples
A Report of the Special Exhibition “You and Robots - What is it to be Human?” Reimagine Humans through Robotics
2022 年3月18 日から8月31 日まで東京・お台場にある日本科学未来館(以下,未来館)で開催された特別展「きみとロボットニンゲンッテ,ナンダ?」(以下,きみとロボット展)は,国内展覧会最大規模となる約90 種130 点のロボットを中心に据えた科学技術を展示し,来場者に「人間とは何か?」を問う野心的な展覧会である.特筆すべき特徴は,ロボット技術を通して人間について考えるキュレーションコンセプトであり,今の先端技術が人間の体・心・命とどのように関わり,どのような未来の選択肢をもたらすかに着目していることである.本稿では本展の設計意図,展示構成と工夫,関連イベント,来場者アンケート調査及びSNS 上の話題性について挙げ,本展における科学コミュニケーション活動の特色とその有効性について分析した.その結果,来場者の展示内容に対する満足度や理解度の高さが明らかになった.また,来場者がロボットと人間の関係性をより自分事として認識するための強いメッセージ性を打ち出した空間演出が効果的に機能し,さらに実際にロボットを装着・操作,インタラクションする体験展示を通して,具体的にロボットと来場者自らの関係性や未来を思い描くきっかけを作ったと考えられる
Relative gravity measurements around Kussharo caldera
Relative gravity measurements with CG-5 gravimeter were performed in the Kussharo Caldera area in 2022 and 2023. The measurement time at a gravity point was set to 90 min to decrease the effects from gravimeter transportation. It was found that the perturbation after 60 min to be less than 5 μGal and good for measurement. Data with tidal, drift and scale factor corrections represented stable gravity values less than 10 μGal changes at TOPT, KUTC, TNBT. The gravity increases of 80 μGal at S049 was not explained by volcanic inflation modeling and might be due to artificial reasons
Les phraséologismes pragmatiques : de la modélisation linguistique à la construction dʼun outil dʼapprent
日常会話には、意味やコミュニケーション機能、構成要素の並び方などにある程度の制約があり、その使用によって会話を円滑に進めるために必要な機能が活性化されるような語彙の形がたくさんある。本稿で「語用論的慣用句」と呼ぶこれらの連語句は、成人話者の語彙ストックの大部分を占めており、その使用は文法的、意味的、語用論的、または社会文化的な側面の理解に依拠している。逆説的なことに、この種の語用論的表現の言語学における扱いは最近まで言語学者の注目を引かず、母語でも外国語の授業でも語用論的慣用句を適切に教えることはほとんどない。この現状を踏まえ、本稿では、現在進行中の研究について報告し、上記の二重のパラドックスに対する具体的で実用的な解答を提供することをめざす。そのために、コンピュータ言語学と会話分析の接点にある研究手順に従い、実データを元にした語用論的慣用句の細かいモデル化に基づく学習リソースの開発について考察する。第1章では、「Phraseology」の分野に関する理論的枠組みと、本稿で目的としている語用論的慣用句の具体的な特徴について述べる。第2章では、これらの表現の習得、特にその使用において動員される能力について、また非母語話者が頻繁に遭遇する困難について論じる。第3章では、それぞれの語用論的慣用句のモデル化の手順を明確にし、学習リソースを開発するプロセスについて説明する。そして、最後に結論を述べる
母子家庭における就労とケアの捉えなおし : 母親と子ども双方の視点から理解する [全文の要約]
この博士論文全文の閲覧方法については、以下のサイトをご参照ください。https://www.lib.hokudai.ac.jp/dissertations/copy-guides