Bukkyo University
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Cyber-Bulling : What's Happening among the Children?
コロナ禍による子どもたちへの影響として,不登校の増加が指摘され,一方でいじめ認知件数については減少したとの報告が文部科学省の調査からなされている。コロナ禍による休校が明けた2020 年6 月には不登校生徒の「再」登校が報告されていたが,年間を通した不登校生徒数は前年度を上回る結果となった。反対に対人関係が前提となるリアルいじめについては,遠隔授業や分散登校など子どもたちの接触を伴う学校生活が少なくなった影響からか,すべての校種で前年度を下回った。こうみると,コロナ禍にあっても子どもたちの学校生活はある程度安定していたかのように見受けられる。しかし,対人接触を伴ういじめは少なくなったものの,web などを通して行われるネットいじめは昨年よりも増加している。むしろコロナ禍によって子どもたちがインターネットに触れる機会や時間が増加したことにより,これまでとは異なる子どものいじめの事例が散見されるようになった。東京都町田市の小学校で発生した,学校から配布された端末を使ったネットいじめ事件などはその典型といえるだろう。 本論文では,2015 年と2020 年に実施したネットいじめに関する大規模調査データを分析し,5 年間で高校生のネットいじめの実態がどう変化したのかを明らかにすることを目的とする。 結果として,(1) 5 年間の間に高校生のネットいじめの発生率は上昇し,さらに加害者の特定ができなくなっていること,(2) 2015 年調査では学力とネットいじめの発生率とをクロス集計した際に,学力下位層,学力中位層,学力最上位層それぞれにネットいじめの発生率が高かったが,今回は偏差値61-65 の学力上位層にネットいじめの発生率が高くなっており,グラフの波型でみると,その頂点が右に移動している形となっていること,(3) 5 年間でネットいじめの被害者は学力が下降した生徒に多くなっていること,(4) 2020 年のネットいじめの分布は軽度のリアルいじめと重度のリアルいじめを重ね合わせる,すなわちモンタージュした姿であること,の4 点を指摘できた。ネットいじめ経年変化リアルいじめとネットいじめの相
「明日」と「万代」 : 柿本人麻呂「明日香皇女挽歌」第二短歌の解釈
明日香川は、「万代(永遠)」と「明日」という異なる二つの時間を連想させる。「万代(永遠)」は、途絶えることも終わることもなく流れ続けるものとして認識された時間を表し、「明日」は、永続する時間に区切れを入れて、始まりと終わりを持つ完結した一日として認識された時間を表す。第二短歌本文歌甲では、明日香川を「明日」に限定的に見ようと思うことを、「だに」の反語的表現で否定し、永遠に明日香川を見続け、皇女の名を忘れない意志を表明する。第二短歌では、「明日」に拘ることに対する単純な疑問と、「名が忘れられない」という受動的な思慕の表明にとどまる一云歌乙から、本文歌甲へと改変されることによって、明日香皇女の代替物としての明日香川を「万代までに」見続けることで、亡き明日香皇女を永遠に偲ぼうという主題への収斂が図られたと考えられる
十返舎一九作黄表紙『化物忠臣蔵』翻刻紹介ならびに研究
黄表紙『化物忠臣蔵』は翻刻がなされておらず、当該作品に特化した先行研究がなく、扱われていても一部のみの分析にとどまっているのが現状である。また、ネガティヴな評価も目立つため、校訂、注釈を行い、十返舎一九の化物尽くし作品及び、忠臣蔵のパロディ作品としての二面を持つ黄表紙『化物忠臣蔵』の化物らしいおかしみを指摘して、『化物忠臣蔵』の面白さを分析した。また、『化物忠臣蔵』で描かれる化物と『狂画苑』の比較を行い、一九の化け物尽くしの黄表紙の中でも『化物忠臣蔵』は、特に『狂画苑』の化物が顕著に描かれた作品としての可能性についても指摘した
A Report on Science Lessons in English in an Elementary School : Focusing on Learning English in Elementary Schools.
本稿では,筆者らが行った小学校英語と理科とを結びつけた実践について,英語教育において教科内容を指導する指導方法として注目されるCLIL(Content and Language Integrated Learning)の指導のポイントに即して,その意義および指導における留意点を改めて整理した。とくに,単元設定の条件や教科内容と英語学習を貫く発問の精選・設定,視覚的支援となる教材提示のあり方について,小学校英語において他教科学習を組み込む際の具体的なポイントが明らかになった。さらに,英語と理科を組み合わせることによって支援の必要な児童にとってさらに学びやすくなる利点があることが浮き彫りになった。小学校外国語科CLIL(内容言語統合型学習)理科実
Self-esteem as a noncognitive skill (I) : Relationship of bereavement experiences with pets and assumed-competence based on undervaluing others
The low sense of assumed-competence based on undervaluing others is one of the aspects of self- esteem as a noncognitive skill. We predicted that past pet breeding experience and bereavement experience with pets may suppress the sense of assumed-competence, and at the same time, increase self-esteem in people. Responses were collected from a web survey conducted on 441 people. A comparison of the four competence types, which consisted of high and low assumed-competence and self-esteem scores, showed that only the“omnipotent type”had a high frequency of experience in breeding dogs, and only the“self-respective type”had a high frequency of bereavement with pets when they were under 16 years old. We opined that dog and human attachment may promote high self- evaluation, and sharing of experiences and feelings with family and friends about bereavement of pets may promote self-esteem as a non-cognitive skill.noncognitiveskillself-esteemassumed-competencebereavement experience with pe