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Changes in the Media Environment, Usage Behavior and User Awareness
本稿では,最近のメディア環境の変化と利用行動・利用者意識について,我々が行ったアンケート調査に基づいて検討する。動画コンテンツのインターネット配信が日常生活にも浸透してきたが,有料配信のみならず視聴者から直接対価をとらず広告収入に依存する「TVer」というプラットフォームも一定の地位を確立してきた。本稿ではまず,当初懸念された広告収入がネット流出することに対する懸念を論じた先行研究を整理する。また我々の調査結果から,TVer 黎明期の利用者は必ずしも多くなかったが,認知度の浸透と視聴者の選好に沿った改革によって着実に増加してきたことが読み取れた。地方局も地域プラットフォームの設置や全国を対象にした番組制作に取り組むなど,行動変容が観察されるようになってきている。また,現行のテレビ放送に基づいた相対的に厳しい審査基準を備えるTVer による広告提供が選好される余地も確認できた。放送局が配信関連事業で得られる収入はまだ多くないが,メディア環境の変化に伴い放送産業の動向が大きく変わる可能性が高いと予想される。departmental bulletin pape
Reconsideration of Gakumon no Susume (Encouragement of Learning) by FUKUZAWA Yukichi
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『イノベーションのジレンマ』における「技術開発のSカーブ」という視点の限界について -“技術”の詳細を理解していない者による“技術経営論”に対する技術者からのコメント-
C. M. Christensenが用いた「技術開発のSカーブ」という視点は,彼の著書『イノベーションのジレンマ』の根幹である.この「技術開発のSカーブ」がなぜ「S 字」になるのか?を考察し,Christensenには“見えなかった”ものを題材に「技術の詳細を理解しない視点の限界」を議論した.次に,既存技術を敢えて捨てることによってメーカーとして成功を収めた事例を例示し,最後に,持続的イノベーションがなされ得なくなった場合であっても,ひとたび現代社会のインフラ実現に不可欠となった技術は(経営者や投資家にとっては魅力の無いものになっていたとしても)最低限そのままで,可能であれば“その実現に係るコストをより低下させられ得る方法で”継承されていかざるを得ないことを指摘した.departmental bulletin pape