ヴィクトリア朝の桂冠詩人アルフレッド・テニスンの物語詩「シャロットの乙女」は、中世のアーサー王物語を19世紀的に潤色した詩である。この詩は、ラファエル前派をはじめとする多くの画家に影響を与えてきたが、本論では、ラファエル前派「第三世代」と言われたジョン・ウィリアム・ウォーターハウスに注目している。本論では、テニスンの詩「シャロットの乙女」の第1部と第2部を中心に取り上げ、この部分を描いたウォーターハウスの「シャロットの乙女」第3作目にあたる絵画《「影の世界にはもううんざり」とシャロットの乙女は言った》について考察した。特に、テニスンの詩に現われる「色彩」に注目し、ウォーターハウスの絵画にそれがどのように表現されているかを考察した。departmental bulletin pape
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