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    Practical Operating Method for Intrusion Detection System Using Machine Learning and Visualization

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    京都工芸繊維大学博士(工学)Detecting cyber-attacks plays a crucial role in the modern network society. Intrusion Detection System (IDS) monitors a network activity consisting many protocols, and reports several alerts to an administrator when some anomaly alerts are caused. After receiving the alerts, the administrator can perform more detailed investigation to identify anomalies. However, IDS generates a large number of alerts. Although many researches to reduce a large number of alerts have been actively studied, developing the practical and useful operation for IDS is expected.In this thesis, we explore the practical operating method for IDS by using machine learning and visualization approaches. We found that many IDS alerts have three features : (1) Steady, (2) Periodicity, (3) Sudden mass detection. Utilizing these features, we first developed the visualization system emphasizing the anomaly alerts using past tendency, which allows the administrator to intuitively identify the network status and anomaly alerts. In addition, we developed the method for forecasting the alerts with high accuracy using the periodicity, which enables the administrator to identify the future trend of IDS alerts without analyzing the logs manually. Furthermore, we developed the method for forecasting Domain Name System (DNS) packets and detecting DNS attacks to identify the cause of anomaly at early stage with IDS alerts. These proposed methods that can be adopted to IDS alerts and DNS packets allow the administrator to identify the network status and the anomaly without analyzing the logs manually, in which we will greatly contribute to promote practical operating for IDS

    岐阜駅前繊維問屋街から見る戦後市街地空間の形成過程に関する研究

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    京都工芸繊維大学博士(学術)本論文は、戦後岐阜において形成された都市空間について、その基幹産業を担った岐阜駅前の繊維問屋街に着目し、その商業空間の成立と変容を明らかにしたものである。それは、戦後復興期における日本の都市空間形成において、一つの産業が共同化しながら商店・住宅の都市空間を形成した事例として重要な意味を持つ。 本論文ではその歴史的展開に沿って、3章にわたり論じた。第1章では、戦災により焦土となった岐阜駅前に、1947年(昭和22)から建ち並んだバラックの簡易商店街であるハルピン街と、その発展形として建設された大ハルピン街住宅について分析した。当時の新聞記事や写真資料、行政文書などからそれらの建設の経緯と具体的な場所の特定、空間の把握をおこなった。これらの事業において、北満州からの引揚者集団が一人のリーダーを中心として組織化し、そのもとで自律的な都市形成がおこなわれた過程が明らかになった。 第2章では、ハルピン街・大ハルピン街の形成をふまえ、駅前繊維問屋街が成立した過程と、1950年代から全国でみられた都市不燃化運動と同調して、繊維問屋街が取り組んだ店舗の耐火建築化・共同建築化について分析した。当時の新聞記事や、防災建築街区造成事業に関する行政文書、計画図面などをもとに、建設された街区の具体的な空間把握をおこなった。そこでは、問屋街が事業を共同化することで建設が実現した実態が明らかになった。 第3章では、繊維問屋街の成長にともない求められることとなった、福利厚生の拡充を目指す事業の中で建設された従業員住宅について検証した。当時の新聞記事から事業の経緯をたどり、登記簿や地籍図、行政文書の分析をおこなうことで住宅の供給方法について明らかにした。ここではいわゆる企業の社宅とは異なり、繊維問屋街という中小企業者の集団が共同でおこなう住宅建設・供給であることによる、住宅供給、その後の土地建物の払下げの過程に、特徴を見出すことができた。 結章ではこれらの全3章を通して、戦後復興期における基本法や制度の空白期において、自律的に行われた都市形成の過程とその特徴を明らかにしたことを結論としてまとめた。この戦後岐阜における事例は、住空間の併設なども含む総合的な街区形成という展開において、戦後の「闇市」などは異なる都市空間形成として捉えていくべきものであり、またそれは、地方都市だからこそ求められた特徴であったとも言えるものであった。さらにそれは、行政による誘導や支援の制度が整っていく過程と連動しながら、その制度的枠組みの形成に大きな影響を持ったものであったことも了解できた

    INVESTIGATION OF FRACTURE MECHANISMS OF BAMBOO CULM BY EXPERIMENTAL AND FINITE ELEMENT METHODS FOR IMPROVED DURABILITY PERFORMANCE IN CONSTRUCTION

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    京都工芸繊維大学博士(工学)In first part of this study, the aim was to investigate the effect of material composition and geometrical attributes on the fracture mechanisms of bamboo in various modes of loading by finite element method (FEM). In second part of this study, the failure modes in bamboo bolt connection was investigated in uniaxial tension by considering fiber direction in FEM in order to address the lack of information and test standards about the use and evaluation of full-culm connection. Thirdly, to further elucidate the influence of treatment modification on bamboo mechanical behaviour, the incidental effects of smoke treatment on the mechanical properties of Madake bamboo's (Phyllostachys bambusoides) hierarchical structure was investigated. In fourth part of this study, the underlying effect of thermal modification on shrinkage behaviour of bamboo culm was investigated by numerical simulation. Finally, the fundamental mechanisms governing the transverse fracture initiation stage and propagation in bamboo with respect to its structural arrangement was investigated by experimental and finite element methods

    Changes in Fabric Tactile ー Visual Impressions Related to the Working Memory

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    京都工芸繊維大学博士(学術)Eコマースの発展により生活の質は向上している.しかし,Eコマースでは,製品を実際に触ることなく購入することから,商品が手元に届いたときに想像していた感触とは違うことがある.これは,人が視覚情報からある程度の触覚情報を想像することができるが,完全には正しく認識することができないためである.特に,布は複雑な風合いを持っていることから,このようなクロスモーダルな情報移送が正しく行えないことが多い.そこで本研究では布を対象にクロスモーダルで再認課題を実施し,視触覚の情報移送について定量的に評価し,布のどの特性が再認難易度に影響を与えるかを検討することを目的とする.再認課題の結果を一般化線形混合モデルによって解析し,再認難易度を定量化することができた.結果,厚さまたは表面粗さが特徴的な布で再認する場合に再認が難しくなることがわかった.また表面粗さでは実際の粗さよりも粗く感じることがわかった

    身体の温熱状態と運動パフォーマンスに関する運動生理学的研究ー運動形態別検討ー

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    oai:kit.repo.nii.ac.jp:02000001京都工芸繊維大学博士(学術)ヒトの核心温(脳や重要臓器などの温度,深部温ともいう)や活動筋の温度は,スポーツや運動時のパフォーマンス(運動能力)に影響を与える.例えば,ジャンプやスプリント,筋のパワー出力などの動的短時間運動のパフォーマンスは筋温と高い正相関があり,筋温の上昇は動的短時間運動のパフォーマンス向上につながる.一方で核心温の上昇は運動遂行が不可能になる体温(およそ40℃)に到達するまでの時間を早めて長時間運動のパフォーマンスを低下させる.このように核心温や筋温などの体温が運動のパフォーマンスに与える影響は,無酸素運動や有酸素運動,或いはその両方が含まれる間欠的運動などの運動形態により異なることが考えられるが,全ての運動形態において高いパフォーマンスを発揮できる体温に関して明確な知見が得られていない.本研究の第1章では,まず無酸素運動や有酸素運動,間欠的運動におよぼす体温の影響について文献検証を行った.その結果,無酸素運動については筋温や核心温と運動パフォーマンスについて多くの研究報告があるが,有酸素運動や間欠的運動では筋温を測定している研究は少なく,これらの運動形態におけるパフォーマンスにおよぼす筋温の影響ついては不明な点が多かった.また多くの研究は実験条件として対照(コントロール)条件と高温条件または低温条件,あるいは高温と低温の2条件を設定して核心温や筋温の上昇や低下と運動パフォーマンスとの関係を見ている.したがって,運動パフォーマンスと体温に関する有用な知見を得るには,同一被験者に対して高温から低温まで幅広い筋温を設定して運動パフォーマンスを測定し,身体の温熱状態の影響を検討する必要がある.そこで本研究では,間欠的運動である繰り返しスプリントサイクリング(Repeated sprint cycling,RSC)と有酸素性運動能力を評価するための多段階運動テスト(Graded exercise test,GXT)を研究対象とした.実験は,水循環ズボンを使用して下半身を受動的に加温または冷却して活動筋(大腿部・下腿部)の平均深部温度をおよそ38℃(HOT),36℃(WARM),34℃(COOL),32℃(COLD)とする4つの温度条件を設定し,中性温環境(室温約24度)で実施したRSC とGXTが発揮するパフォーマンスにおよぼす身体の温熱状態の影響を検討した.第2章では,9名の被験者が8秒の最大自転車漕ぎ運動を40秒間の休息をはさんで8回繰り返すRSCを実施し,発揮されるパフォーマンスにおよぼす活動筋温の影響を検討した.RSC前半については,加温条件(WARM・HOT)は冷却条件(COLD・COOL)よりも心拍数や主観的運動強度に示される生理的負担が高く,特にHOT条件において有意な鼓膜温の上昇と発汗増加が観察されたにもかかわらず,運動パフォーマンス(平均パワー・ピークパワー・総仕事量)は加温条件が高かった.しかしRSC後半は4つの温度条件間で運動パフォーマンスの顕著な違いがみられなかった.したがって間欠的運動時のパフォーマンスに与える活動筋温の影響はRSC前半が大きく,後半では小さいことが明らかになった. 第3章では,自転車エルゴメーターを使用して1分毎に運動負荷を増加させるGXTを8名の被験者を対象として実施した.加温条件(WARM・HOT)は冷却条件(COLD・COOL)よりも心拍数や貯熱量,総発汗量などに示される温熱ストレスは高かった.しかし,酸素摂取動態やその最大値,及び疲労困憊までの運動時間には4つの温度条件間で顕著な違いが見られなかったことから,20分以内で終了するGXTのパフォーマンスに与える身体の温熱状態の影響は少ないことが示された.本研究では運動形態が異なるとパフォーマンスに与える身体の温熱状態の影響も異なることが示され,スポーツや運動時のパフォーマンスを向上させるためのウォームアップやプレクーリングの内容を決める場合には,運動形態別に検討する重要性が示された

    4H-SiCエピタキシャル基板に存在する大型結晶欠陥の発生起点、および微細構造に関する研究

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    京都工芸繊維大学博士(工学)省エネおよび温室効果ガス削減に対して期待されている技術の一つにパワーエレクトロニクスがある。パワーエレクトロニクスを支えているシリコンベースのパワーデバイスが物性値の限界に近づきつつある。そこで、より高性能なデバイスを実現できる物性値を持つワイドギャップ半導体に注目が集まり、研究開発および実用化が近年進められている。ただし、シリコンと比較してエピタキシャル基板の結晶欠陥密度はいずれも高く、デバイス性能や信頼性に大きな影響を及ぼしている。特に、より大電流・高耐圧の大面積パワーデバイスの作製にとって、大型結晶欠陥フリーなエピタキシャル基板は必須である。本研究の目的は、ワイドギャップ半導体であるSiCに注目し、エピタキシャル基板内に現在も認められる大型結晶欠陥の発生起点、および微細構造を明らかにすることである。さらに、これらの研究結果よりエピタキシャル膜内の大型結晶欠陥低減が達成され、パワーデバイスの高性能化や信頼性向上が実現に貢献できることである。本論文は、全7章で構成されている。第1章では、本研究の研究背景、課題、研究目的を述べる。第2章では、本研究で注目する4H-SiCの特徴、エピタキシャル膜中の結晶欠陥、および結晶欠陥評価技術について述べる。特に、本研究の主な解析手法として用いた電子顕微鏡関連の技術について詳細にまとめる。 第3章では、エピタキシャル成長後にエピ基板表面に広範囲に現れる表面欠陥(ステップバンチング)の発生起点である、化学機械研磨法(CMP: Chemical mechanical polishing)中に4H-SiCバルクウェハに局所的に導入されたスクラッチ状研磨ダメージにおいて、表面形態、および導入された結晶格子欠陥の構造を走査型電子顕微鏡法(SEM: Scanning electron microscopy)および透過型電子顕微鏡法(TEM: Transmission electron microscopy)を用いて評価した。CMP中に導入された局所研磨ダメージは一般的な光学顕微鏡では検出できず、僅かな表面ラフネスと表面直下に存在する転位ループ、積層欠陥、およびY字形状欠陥などで構成されていた。さらに、スクラッチ状研磨ダメージの方向によって、内部に導入された転位群の構造が異なることも明らかにした。また、導入される転位や積層欠陥の違いは、CMP中に偶発的に発生したチッピング破片などにより局所ダメージが導入され、破片の大きさや形状の違いに起因して、ウェハにかかる局所応力の大きさが変化して生じたものと考えられた。 第4章では、エピタキシャル膜表面に新たに発見された表面欠陥に関して、構造評価および形成メカニズム、さらにゲート酸化膜の信頼性への影響について評価した。表面形状はスクレーパー形状の表面形態を持っており、下流ラインにはステップバンチングの形成が確認された。また、X線トポグラフの結果より、上記の欠陥近傍に界面転位が存在することを明らかにした。界面転位と表面形状の関係を基に形成メカニズムを考察した結果、エピ成長中の界面転位のマイグレーションが原因となって、スクレーパー形状欠陥が形成されたと推察された。さらに、酸化膜経時破壊測定より熱酸化膜の劣化は下流ライン上でのみ生じており、下流ラインの断面TEM観察より熱酸化膜の膜厚変動が生じていることが確認された。以上の結果より、スクレーパー形状欠陥の下流ラインにおいて、熱酸化膜が相対的に薄い領域で電界集中が生じることで劣化が進み、MOS(Metal oxide semiconductor)キャパシタの信頼性および歩留まりに影響を及ぼしていると結論付けた。 第5章では、エピタキシャル膜に現在も存在する拡張欠陥の一つであるキャロット欠陥に注目し、エピタキシャル膜と基板との界面近傍にある欠陥発生起点の構造解析について述べる。キャロット欠陥は、発生起点位置を特定することが困難であり、起点の詳細な構造解析の報告は少ない。そこで、本章では、まず初めに発生起点部の特定、およびTEM観察用のサンプリング作製方法を確立し、その後、断面および平面TEM観察を用いて結晶欠陥構造解析を行った。さらに、各転位のバーガースベクトルを明らかにするためにg・b解析、および原子分解能レベルの高角度環状暗視野走査透過電子顕微鏡法(HAADF-STEM: High-angle annular dark-field scanning transmission electron microscopy)を用いて評価した。その結果、注目したキャロット欠陥は、これまで報告されている貫通らせん転位や貫通混合転位ではなく、基板内の2対の貫通刃状転位が発生起点となっていることを明らかにした。 第6章では、キャロット欠陥を構成する積層欠陥の一つであるプリズム面積層欠陥の構造評価について述べる。キャロット欠陥は表面ラフネスを伴う拡張欠陥であり、特に上記のプリズム面積層欠陥上に大きな溝が形成される。キャロット欠陥ごとにその溝の深さは異なるが、内部構造との関連性については報告されていない。そこで、本章では表面溝の深さが異なる2つのキャロット欠陥に注目した。プリズム面積層欠陥の表面構造についてはミラー電子顕微鏡および原子間力顕微鏡を用いて評価し、積層構造については原子分解能HAADF-STEM観察を用いて評価した。これらの結果より表面溝の深さと内部の積層構造との関連性を明らかにした。 第7章では、本研究に得られた成果について総括を述べ、今後の研究課題について考察することで本論文の結論とした

    Study on Characteristics of Sulfur Cross-Linking of Rubbers Activated by Dinuclear Bridging Bidentate Zinc/Carboxylate Complexes

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    京都工芸繊維大学博士(工学)To reveal the characteristics of sulfur cross-linking of rubber, a combination of modern approaches such as time-domain nuclear magnetic resonance spectroscopy, atomic force microscopy, in situ time-resolved Fourier-transform infrared spectroscopy, zinc K-edge X-ray absorption fine structure spectroscopy, and simultaneous time-resolved wide-angle X-ray scattering/tensile measurement were subjected. This thesis aims to provide some characteristics of sulfur cross-linking reaction via dinuclear bridging bidentate zinc/carboxylate complexes, and to make clear relationships between the structures and mechanical properties of the networks formed via the complexes

    自動車用トルクコンバ-タ内部循環流れの周波数特性および空間構造の研究

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    京都工芸繊維大学博士(工学)トルクコンバ-タは,自動変速機付き自動車( AT車 )の動力伝達要素として幅広く用いられている流体継手の一種である.トルクコンバ-タ内部の作動流体は,翼列干渉に起因した流体振動を発生し,駆動系の振動や騒音の一因となる.各翼列で発生した翼通過周波数は,作動流体の循環過程で重畳し,増幅あるいは減衰する.その結果,周波数特性は単純和とならず,非線形性を示す.トルクコンバ-タ内部の非定常循環流れの周波数特性や空間周波数を把握することは,製品品質の観点から極めて重要となる.本研究では,トルクコンバ-タの内部循環流れに粒子画像流速測定法( PIV解析 )を適用し,非定常流れ場の周波数特性および空間構造を解明するとともに,三次元瞬時流れ場の計測手法を提案し,その実用性を検証することを目的とした. まず,定常運転条件下でトルクコンバ-タ内部循環流れ場に対して直交する断面に二次元PIV解析を適用し,その測定結果を再構成することで時間平均三次元流れ場を構築した.流路内では三次元渦が支配的となる.つぎに,FFT解析やウェ-ブレット変換を適用し,内部流れ場は翼通過周波数等の周波数成分が顕著に現れ,その振幅強度が時間変動する周波数特性であることを示した.振幅強度を周波数解析することで,定常波,あるいは振幅変調波であるかも見極めた.また,多次元時系列分析手法である動的モ-ド分解( DMD解析 )を時系列計測結果に適用し,流れ場の変動周波数とその周波数における流れ場の特徴的な渦構造を定量的に評価した.さらに,車両の加速や減速を想定した過渡運転条件下で固有直交分解( POD解析 )を時系列計測結果に適用し,流れ場の特徴構造を分析した.過渡状態における流れ場の構造変化は,速度比の変化量に依存することを示した.最後に,トルクコンバ-タの内部流れ場に対し,ディジタルホログラフィ技術を活用した三次元瞬時流れ場の測定手法を提案し,数値的検証を通じた性能評価より,その実用性を示した.以上より,本研究では,定常運転および過渡運転の条件下で,トルクコンバ-タの内部循環流れの周波数特性と空間構造を解明し,定量的に分析評価した.また,三次元瞬時流れ場を対象とした計測手法を提案し,その実用性を示した

    Study on durability modification of polyoxymethylene/poly(lactic acid) blends manufactured by injection molding

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    京都工芸繊維大学博士(工学)本論文は,より優れたPOM/PLAブレンド材の開発を目的として,特にその機械的特性を向上させるための方法について,考えられる条件の下で調整したPOMとPLAの組成によって得られる差異を分析する研究を行い,その成果について報告したものである。POM/PLAブレンド材の作成において,その成形において射出速度を変更した試料に関して,この変更が機械的特性を制御するのに有効であることを確認するとともに,特定の条件で優れた結果が得られることも確認した.また,その結晶化とアニーリング時間との関係についても効果を調べた.さらに,POM/PLAブレンド材の熱安定性の向上を目的として,さまざまな射出条件の下でPOMとPLA分率を変えながら製作した試料について,熱重量分析,動的機械分析,および示差走査熱量測定によって調べた結果,POM70 / PLA30の比率において良好な特性が観られた.さらに,POMをコア材,POMまたはPOM/PLAブレンド材をシース材として作成した二成分繊維の分析においては,二成分の割合やファイバー直径を変えることによる熱安定性や機械的特性,繊維の構造特性に関する影響を分析した結果,POMコア-POMシースの繊維の寸法安定性を確認するとともに,POMコア-PLA/POMシース(FT30)の繊維において優れた特性が得られることを示した

    特発性側弯症における脊柱変形の三次元的分析

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    京都工芸繊維大学博士(学術)【目的】特発性側弯症は,主として脊椎が成長している子供に多く発症し,その原因は諸説あるものの,真の原因は不明である.したがって,治療は基本的に早期発見および現在の弯曲矯正,弯曲増悪の予防になる.特発性側弯症の診断や進行度は,前額面におけるX線画像から計測する脊柱側屈角であるコブ角(Cobb angle:Cobb角)の大きさによって判断されてきた.しかしながら,特発性側弯症は原因が不明で,その臨床的所見は,脊柱が側屈だけでなく回旋や前後弯する三次元的変形が生じる疾患であり,三次元的変化は様々である.そこで,特発性側弯症の脊柱変形を三次元的に分析するため,まず正面X線画像から水平面における椎体回旋角度を容易に計測できる方法を考案し,その有効性をコンピュータ断層診断装置(Computed tomography:CT)画像と比較して検証した.次に,確立した椎体回旋角度を計測する方法を用いて,前額面におけるCobb角と矢状面における後弯角との関係を検証し三次元的な脊柱の変形を分析した.さらに,体表から観察される背部の回旋角度(Angle of trunk rotation:ATR)とX線画像におけるCobb角や回旋角度との関係を検証し,側弯症の早期発見におけるスクリーニング検査の有効性と回帰性を示すことを目的とした.以上の三つの実験から,特発性側弯症に対して根拠のある運動療法や身体的負担の少ない経過観察を行うため,脊柱変形の特徴を三次元的に捉える方法や指標を確立することを目的とした.【結果・考察】第2章では,考案した脊椎正面X線画像から簡便に椎体回旋角度を計測する方法の有効性を検証した.特発性側弯症と診断され手術を行った39例(男性2例,女性37例)を対象とした.脊椎正面X線画像から椎体が回旋した程度を椎体回旋率として計測し,その椎体回旋率とCT画像から計測された椎体回旋角度(CT回旋度)とを比較した.その結果,X線画像から計測した椎体回旋率とCT回旋度には強い正の相関があったことから,今回行った方法により脊椎正面X線画像から椎体回旋角度の計測は信頼性がある測定方法であると言える.回帰直線から,椎体回旋角度の推測値としては,椎体回旋率が15%では,おおよそ7°の回旋が認められ,その後5%増加するごとに3°回旋が増加していると推測できた.第3章では,第2章で確立した椎体回旋角度の計測方法を用いて,椎体回旋率とCobb角との二つの値の相関を背臥位,立位での値とそれぞれで検証した.そして,さらに立位における椎体回旋率とCobb角,矢状面での後弯角から三次元的な脊柱変形の関係性について検証を加えた.特発性側弯症と診断され手術を行った39例(男性2例,女性37例)を対象とした.その結果,背臥位においてはCobb角と椎体回旋率との関係は認められなかったが,立位においては二つの値に正の相関が認められた.また,背臥位と立位ではCobb角では有意な差が認められ,背臥位では立位の約80%の値を示したが,椎体回旋率には差が認められなかった.さらに,立位において矢状面での後弯角と,Cobb角および椎体回旋率との関係性を検討したが,特にそれぞれの値の相関は見られなかった.このことから,側弯症の脊柱アライメントの画像評価において,一つの値の経過を追うだけでなく,三次元的に常に観察して経過治療を行うことが重要であることが分かった.第4章では,側弯症のスクリーニング検査や経過観察での症状変化を捉える指標の一つとして行われている前屈テストにおいて,体表から計測する肋骨隆起の角度であるATRが,Cobb角や椎体回旋率の大きさを判断する指標として正しいのか検証した.対象は,経過観察中の特発性側弯症の女性23例とした.その結果,ATRとCobb角,ATRと椎体回旋率ともに有意な正の相関を示した.また,ATR約5°で,Cobb角約30°,椎体回旋率は15%となり,その後ATR1°ごとにCobb角が約1.5°,椎体回旋率1%ずつ増加することも推測できた.これらのことから,側弯症を早期に発見するために行う前屈テストで計測するATRは,側弯症を検出するスクリーニングテストや経過観察として有効であると考えられた. 第5章では,総合討議を行い,本研究の統括を行った.特発性側弯症の脊柱変形を三次元的に分析し,それぞれの関係性を明らかにするため,これまで定量的に計測方法が確立されていなかった椎体の回旋角度を計測する方法を考案しその有効性を示した.そして,前額面におけるCobb角だけで特発性側弯症の進行度が判断されているため,三次元的な脊柱変形を分析し,その必要性を示した.また,早期発見のために行われているスクリーニングテストである前屈テストで計測するATRと脊柱のCobb角や回旋角度に相関があることから,臨床的に有効であることと,ATRとの回帰性を示せたことから,体表からATRを計測することで,身体的負担が少なく進行度を推測できることを明らかにした. 本研究の結果は,特発性側弯症におけるX線画像評価から脊柱変形を分析し,個々にあった運動療法を実施すること,そして身体的負担の少ない経過観察を行うための一助になると考える.【文献】宇於崎孝,瀬本喜啓,来田宣幸,篠山大輝,廣田愛,辻佑弥,島田夏帆,嶋津えみ,郷芽衣子,前川直行.脊椎正面X線画像を用いた椎体回旋度の計測方法の検討~CT画像との比較~.理学療法湖都,第39号,53-56,2019.Takashi UOZAKI,Yoshihiro SEMOTO,Noriyuki KIDA,Daiki SHINOYAMA,Ai HIROTA,Yuya TUJI,Kaho SHIMADA,Emi SHIMADU,Meiko GO,Naoyuki MAEGAWA .Relationship between rotational angle of vertebral body on frontal spinal X-ray and Cobb angle.Journal of Asian Orthopedic Manipulative Physical Therapy,vol1,94-99,2020.宇於崎孝,瀬本喜啓,来田宣幸,篠山大輝,廣田愛,辻佑弥,島田夏帆,嶋津えみ,郷芽衣子,前川直行.特発性側弯症患者の胸椎アライメント変化~X線画像による三次元的観察~.理学療法湖都,第40号,2021.(accept

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