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    指導員の業務を通して

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    指導員の業務内容と感じたことについて述べる。京都工芸繊維大学情報科学センター広報,No.37,2019.2,p.4

    指導員勤務で感じたこと

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    2018年度の指導員勤務を通して、私が学んだこと、感じたことを記述させていただきました。京都工芸繊維大学情報科学センター広報,No.37,2019.2,p.4

    共在感覚の時空間

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    In this article, I refer to the feeling, “I am doing something with this person now,” as the “mode of co-presence” following the study by Kimura (1996), and attempt an analysis on time and space where the “mode of co-presence” is felt while using words from modern Japanese as clues that may arouse this feeling. It is also possible to avoid the “mode of co-presence” even when there are others in the physical space extremely close to oneself. Conversely, it is possible to feel “I am doing something with this person now” through the use of “objects” (cell phones, PC, etc.) even when one is spatially away from others. When we observe the modern Japanese language, there are expressions which confirm the existence of the “mode of co-presence” in the past and those which seem to indicate that it exists in time and space continuing to the future rather than the time and space of the present. These “modes of co-presence” can also exclude others while at the same time they can reinforce a community. Locality is also related to this. This article will elucidate the time and space for the “mode of co-presence” based on language, behavior and locality

    院内助産システムにおける妊産婦ケア空間の最適化に関する研究

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    京都工芸繊維大学博士(工学)「院内助産システム」とは、医療施設内に「助産外来」と「院内助産」を設け、医師と助産師が、その業務内容の根本的相違に立脚して役割分担を行い、これからの時代にふさわしい自然分娩を推進しようとする新たな周産期医療体制である。本研究の目的は、この院内助産システムに着目し、これまで建築計画の研究対象とされることがほとんどなかった妊産婦ケア空間について、妊産婦の視点も含め、最適化をはかる空間計画と環境整備のあり方を提示することである。論文は7章から成る。 第1章では、序論として、研究の背景、研究の目的と意義、関連する既往研究に対する本研究の位置付けを示し、また、論文の構成や用語の説明を行った。第2章では、院内助産システムにおける妊産婦ケア空間の特性を把握することを目的とした。文献調査に基づき、院内助産システムの概要を明らかにし、また、院内助産システムにおける妊産婦ケア空間は、従来の産科医療空間とも、助産所空間とも異なり、分娩を日常生活の営みの一つとしてとらえようとする新たな価値観に適応しながらも、必要時の医療介入を可能とする安全性と機能性が必要であることを明らかにした。さらに、分娩環境に対する妊産婦の欲求を整理し、妊産婦ケア空間の最適化をはかることの意義と必要性を明確にした。第3章では、院内助産における分娩空間と入院室の類型、および、各類型の特徴を明らかにすること目的とした。現地調査に基づき、分娩空間について、分娩様式(分娩時の妊産婦の空間との関わりの方法)と既設の産科に対する空間的独立性(分娩部、分娩空間の使われ方の方法)の2条件を把握して、医療優先の産科的空間から居住環境重視の助産所的空間まで、6つの基本形態タイプを導出した。 また、これらに対応する室形式として、陣痛室+分娩室、LDR、ベッドを配した椅座位式助産室、分娩台、ベッドを設置しない平座位式助産室の4種を確認した。さらに、入院室について、産科に対する空間的独立性、室形式、分娩空間からの移動の有無の3条件を把握し、分娩空間からの移動が無く、分娩後、分娩空間をそのまま入院生活に使用する院内助産固有のタイプを含む5タイプを導出した。第4章では、院内助産における分娩空間の環境整備の対象や評価を把握することを目的とした。助産師に対するヒヤリング調査に基づき、プロトコル分析により、産科医療下とは異なる院内助産に適した分娩環境とするための整備として、家庭的環境の創出による妊産婦の心理的安楽さや、畳や分娩補助具等の分娩空間装備による妊産婦の身体的安楽さに対する高い関心や、より産科に近い分娩空間タイプでは家庭的環境の創出に、より助産所に近い分娩空間タイプでは分娩空間装備に関心が高いなどの傾向を認めた。第5章では、院内助産システムにおいて使用する諸室について、現状の環境整備に対する満足度と満足度に関わる整備の内容を把握することを目的とした。アンケート調査に基づき、単純分析により、各室の総合的満足度は助産師が妊産婦に比して低いこと、および、入院室の整備に対しては、助産師がプライバシー確保や指導と看護に向けた個別対応環境の必要性を強く意識していたことを把握した。また、相関分析により、健診時や分娩時の空間環境の整備が広く満足度に関連していた一方、入院生活の居住環境に対しては意識の薄い部分もあることを明らかにした。さらに、重回帰分析により、妊産婦は分娩や入院生活行為に対するスペースの充足を、助産師は身近に接する家具等の人間工学的側面を重視する傾向があることを明らかにした。第6章では、第3章から第5章までの調査結果に基づき、院内助産の分娩空間の改善に向けた空間計画と環境整備の要件を明らかにすることを目的とした。第3章の調査結果に基づき、基本形態タイプと施設概要の関係性を考察し、院内助産システム推進において助産師の主導性を高めた空間の創出には医療施設規模の大きさが、また、助産師の院内助産に対する専従性が関与することを明らかにした。また、第4章の調査結果に基づき、環境整備の具体的要件として、分娩時の妊産婦の心理的安楽さに対しては日常的な環境とすることや音声漏れに対応することを、分娩時の妊産婦の身体的安楽さに対しては分娩体位を自由とすることや分娩経過中の移動を無くすることを把握した。さらに、第5章の調査結果に基づき、主成分分析により、助産空間に対する総合的指標として、助産行為に関わる「機能性」、生活行為に関わる「環境性」、個人的行為に関わる「プライバシー」の3つを把握した。第7章では、結論として主要な結果と今後の課題をとりまとめた

    Mechanical and chemical durability of the glass fiber reinforced polypropylene injection molded parts

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    京都工芸繊維大学博士(工学)Glass fiber/Polypropylene composites (GFPP) are increasingly being used in a wide range of applications where long-term service in hostile environments is required. The use of GFPP products in long-term or critical applications requires a far better understanding of the failure mechanisms to enable lifetime predictions to be made. Therefore, this study aims to investigate the mechanical and chemical durability of the injection molded GFPP parts. Chapter 1 mainly descript the background, significance, approaches and theory innovation. In Chapter 2, the mechanism of long-term mechanical durability of PP and GFPP was investigated by the master curve of storage modulus constructed based on the Time-Temperature-Superposition principle (TTSP). Because TTSP is suitable for those data sets did not suffer from ageing effects during the test time. Thus, for the aging condition, the effect of nature weathering on the long-term mechanical properties and chemical behavior of GFPP composites were investigated in chapter 3. Chapter 4 is conclusive part, for full-text were summarized

    情報基盤計算機システム System10 について

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    京都工芸繊維大学では、4年ごとに情報基盤計算機システムの更新を行っています。本稿では、2018年3月に更新した、第10代目となるSystem10について、更新の目標や導入された仕組みの概要を紹介します。京都工芸繊維大学情報科学センター広報,No.37,2019.2,pp.3-

    Structural Design of Acryl/Silica Nano-Composite Emulsions and Their Films

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    京都工芸繊維大学博士(工学)近年、有機ポリマーと無機フィラーを複合化することによって、両者の特徴を併せ持つ有機/無機ハイブリッド材料を作り出す技術が開発されている。有機ポリマーは、軽量かつ加工性に優れ、柔軟性や耐衝撃性に優れている反面、強度、耐熱性は無機材料に比べて劣っている。両者を複合化した有機-無機ハイブリッド材料では、両方の長所を取り込み、短所をできるだけ排除した材料となるため、様々な高性能、高機能材料が実現される。このような有機/無機ハイブリッド材料に関する研究は1980年代より始まったが、1990年代になると直径がnmオーダーの無機ナノ粒子をハイブリッド化する研究が多くなった。このよう材料は有機/無機ナノコンポジット材料と呼ばれ、少量の無機ナノ粒子を有機ポリマーと複合化することにより材料特性を飛躍的に向上させることが可能となる。また、その特性は、有機ポリマー中の無機粒子の分散度や無機粒子の表面特性に大きく依存するが、無機ナノ粒子が凝集しやすいうえその分散が高剪断撹拌またはボールミル等による混合によって行われることが多いため、均質な混合状態が得られず、粒子のナノサイズ効果が発揮されない場合が多い。より良好な無機ナノ粒子の分散状態を実現するには、無機粒子をマトリックスとなる有機ポリマーで被覆したコア/シェル構造にすることが有力である。以前から、申請者は、比較的低い曇点(Tcp = 40℃)を持つ、非イオン性界面活性剤をナノシリカ粒子の表面改質剤として用い、乳化重合法によってコロイダルシリカとポリアクリレートのナノコンポジット粒子を得ることに成功した。そして、この方法で得られたエマルションを「ナノコンポジットエマルション(NCE)」と命名し、その生成機構と特長となる特性の探索を続けてきた。本研究では、このNCEから得られるハイブリッドフィルムの特性解析を行なうとともに、薄いポリアクリレートシェルからなるNCEを新たに合成し、その構造と用途展開について検討を行い、新しい知見を得た。本論文は、研究の位置づけをのべた序章と次の2章からなる。第1章 アクリル/シリカナノ複合エマルションから調製した無機 - 有機ハイブリッドフィルムの特異な構造と性質 コロイダルシリカ(直径約30nm)に低曇点の非イオン性界面活性剤を混合し、その曇点より以上の温度で撹拌することにより、シリカナノ粒子の表面上に沈積させた後、アクリルモノマーを添加して乳化重合させることにより、ポリアククリレートシェルに包まれたコアシェル型シリカーアクリルナノ粒子(直径約60nm)からなるナノコンポジットエマルジョン(NCE)を作製した。得られたNCEをキャスト成形することにより、シリカーアクリルハイブリッドフィルムを調製した。 得られたフィルムの透明性は、ポリマーに対するシリカ重量含有率が150w%まで保たれたことより、高いナノシリカ粒子の分散性が維持すされることを確認した。また、NCEから得られたハイブリッドフィルムの熱的および機械的性質を様々な方法で評価し、対応するアクリルエマルションとコロイダルシリカの単純ブレンドフィルムの特性と比較した。その結果、透明性の高いハイブリッドフィルムでは高温強度が向上することが明らかとなった。第2章 ポリアクリレートで薄く被覆されたコロイダルシリカ:シリカナノ粒子を凝集させることなくハイブリッドフィルムを調製を可能とする無機エマルション改質材 コロイダルシリカ粒子を非常に薄いポリアクリレート層で被覆した新規なナノコンポジットエマルション(PreEm)を低曇点(Tcp = 40℃)の非イオン性界面活性剤を用いて調整した。得られたコロイド粒子の走査型透過電子顕微鏡像よりシリカナノ粒子の周りに非常に薄いポリアクリレート層(厚さ約1~3nm)の存在が確認できた。これらPreEm粒子は容易に通常のアクリルエマルション(AcEm)に混合することができ、それによりシリカ/アクリル混合エマルションを得た。その混合エマルションを用いることによりシリカ/ポリアクリレート重量比150/100未満において、コロイドシリカ粒子が凝集を生ずることなくポリマーマトリックスに分散した透明なコーティングフィルムを得ることができた。この形態は、裸のコロイダルシリカとAcEmとの混合エマルションや厚いポリアクリレート層で覆われたシリカ粒子からなる従来のナノコンポジットエマルション(NCE)から得られたフィルムに示される粒子凝集形態とは異なっていた。PreEm / AcEmフィルムでは、シリカ含有量を150w%まで増加させることにより表面硬度が増加する傾向を示した。これらのデータは、シリカ - ポリアクリレートハイブリッドフィルムの特性を制御する際のPreEmの有効性を支持している。以上の結果より、NCEの構造-物性相関が明らかとなり、今後のナノコンポジット材料の発展に寄与するものと思われる

    表紙/目次

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    情報科学センターの公式ウェブサイトのリニューアルに携わって

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    本稿では、2018年3月初旬に行いました、情報科学センターのホームページリニューアル作業について紹介します。京都工芸繊維大学情報科学センター広報,No.37,2019.2,pp.42-4

    野球選手を対象とした関節可動域の研究-競技・性差・年代の観点から-

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    京都工芸繊維大学博士(学術)第1章では、先行研究の紹介、問題の提起、研究の目的について説明した。これまで野球選手の肩関節における関節可動域については多数報告されているが、全身の関節可動域について明らかではない。本論文では野球選手における全身の関節可動域を測定した。本研究の目的はさまざまな年代や男女、また野球経験のない健常男女と比較することによって、野球選手の関節可動域特性を明らかにすることとした。 第2章では、野球競技を行っているか否かで関節可動域を比較し、競技特性を検討した。対象は女子選手53名、一般女性20名とした。肩関節外旋・内旋、頚部・胸腰部回旋、股関節内旋・外旋の関節可動域と下肢伸展拳上角度、踵殿間距離を測定し、一般女性および投球側と非投球側間の可動域について比較検討した。女子選手は上肢・体幹可動域において投球側と非投球側間で有意差をみとめた。一般女性と比較し、SLRと股関節内旋は大きく、股関節外旋は小さかった。 第3章では、男性と女性の野球選手の関節可動域を比較し、性差を検討した。対象は女子プロ野球選手53名、男子大学生野球選手23名とした。肩関節外旋・内旋、頚部・胸腰部回旋、股関節内旋・外旋、SLR、HBDの関節可動域を測定し、男女差および左右差を比較・検討した。女子選手は男子選手と比較し、下肢の柔軟性で高値を示し、四肢・体幹可動域における左右差は同様であった。 第4章では、小学生、中学生、高校生の関節可動域を比較し、年代間の変化を検討した。対象は、2008年から2010年の9歳から17歳の野球投手356人とした。 小中学生155人、高校生201人で、痛みを伴わずに全力投球できた。頚部、肩、体幹、腰部ROMを測定した。投球側の肩関節外旋は非投球側よりも大きかった。 肩関節外旋と内旋可動域は年代間を通じて維持され、体幹可動域は年齢と共に有意に増加した。 第5章では、中学生野球選手の関節可動域を3年間計測し、縦断的に検討した。対象は軟式野球部の 1年生新入部員63名とした。事前にアンケート調査を行い、肩、肘関節の投球時痛の有無を質問した。直接検診は理学療法士が可動域測定を行い、医師が超音波を用いて肘関節を診察した。3年生時も52名を対象として同様に検診を実葹し、肩、肘関節部痛と可動域について入学時と比較・検討した。結果、入学時と比較し、3年生時では肩・肘関節に投球時痛を訴える選手が増加し、関節可動域は低下していた. 第6章では、投球障害の有無で関節可動域を比較し、投球障害が関節可動域におよぼす影響について検討した。対象は日本女子プロ野球リーグに所属する選手51名、京都府高等学校野球連盟に所属する選手164名とした。肩関節2nd外旋・内旋、3rd内旋、股関節屈曲・内旋・外旋・外転、頚部・体幹回旋の各角度を測定した。対応のないt検定を用い、肘関節障害の有無で各関節可動域を比較・検討した。肘関節障害の有無に関わらず、関節可動域に有意差をみとめなかった。 第7章では、女子プロ野球選手の関節可動域を含めた身体機能と投球速度、スポーツ障害との関係を検討した。対象は日本女子プロ野球リーグに所属する選手54名とした。肩関節外旋・内旋、3rd内旋、股関節屈曲・内旋・外旋・外転、頚部・体幹回旋、SLR、HBDの各角度または距離、膝屈曲・伸展筋力を測定した。身体機能21変数で因子分析(最尤法、プロマックス回転)をおこない、得られた因子得点を用いてクラスター分析(Ward法)によって選手を分類し、障害の有無との関連を検討した。因子分析によって得た6因子を用いてクラスター分析をおこない、デンドログラムの形状で3群に分類した。各群では「固くて強い群」、「中間群」、「柔らかくて弱い群」の特徴を認めた。障害ありと判定された選手は「柔らかくて弱い群」に多かった。 第8章では総合討論を行い、本研究の統括を行った。野球競技や性差、年代がどのように関節可動域に影響をおよぼすのか明らかとなり、本結果は野球選手に対するコンディショニングの一助となると考える。本研究の限界として、介入を行っていないことであり、ストレッチ指導前後やシーズン前後で関節可動域にどのような変化を生じるか検討していくことが今後の課題である

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