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The Genealogy Unknown of the Social Solidarism in Japan:From Hasegawa Nyozekan to Maruyama Masao
論文(Article
Introduction of Transabdominal Preperitoneal Repair at A Regional Hospital
論文(Article)【目的】当県での腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(Transabdominal Preperitoneal Repair:以下、TAPP) の普及率は低い。北村山公立病院では2022年11月からTAPPを開始し、安全に導入できたため報告する。
【方法】2022年11月から2024年3月までにTAPPを施行した81例中、筆頭著者以外が執刀した症例、胆嚢摘出術との同時手術症例を除外した60例を前後期に2等分し、患者背景、手術成績、術後合併症、手術パート毎の所用時間について検討を行った。
【結果】患者背景に差はなく、後期で手術時間が有意に短縮していた。両側例を除いた手術パート毎の所要時間については、手術時間、ポート留置・閉腹で有意に短縮、閉鎖方法変更により腹膜縫合で有意に延長を認めた。術後合併症は有意差は前期が3例、後期が1例で、両群間に有意差は認めなかった。Clavien-Dindo分類 Grade Ⅲ以上の合併症はみられず、再発も認めなかった。
【結語】腹腔鏡手術の少ない地方病院でもTAPPを安全に導入することができた。定型化を目指すことで、手術時間は短縮し、重篤な合併症や再発も認めなかった
A case of symptomatic brain swelling requiring reoperation and long-term followup after the use of an absorbable collagen dural substitute
論文(Article)【背景と目的】頭蓋内腫瘍摘出術の硬膜再建におけるコラーゲン製人工硬膜の使用は、その高い安全性と利便性から広く普及している。今回、髄膜腫摘出術後の硬膜再建のためにコラーゲン製人工硬膜を使用した結果、硬膜外液体貯留と脳浮腫を呈し、最終的に嚢胞性病変を形成した稀な症例について報告する。
【症例概要】64歳男性が最大径24mmの右前頭円蓋部髄膜腫の診断を受け、開頭腫瘍摘出術が施行された。術後経過は良好で術後16日目に独歩退院したが、退院後9日目に左片麻痺を呈し再入院となった。再入院時のMRIでは、摘出部位に硬膜外液体貯留と脳浮腫が認められたが、臨床所見および血液検査から感染は否定的であった。保存的加療を行ったが、液体貯留の増加と症状の増悪を認めたため、人工硬膜の除去と貯留液の排出を目的に再手術を施行した。術後一時的に症状は改善したものの、再手術後10日目に脳実質内に嚢胞性病変が形成され、保存的管理の下で経過観察を行った。この嚢胞性病変は人工硬膜の吸収過程に伴い自然縮小し、患者は術後102日目に独歩退院した。
【考察】コラーゲン製人工硬膜は利便性が高い一方で、髄液漏や炎症反応、液体貯留などの合併症が少数ではあるが報告されている。本症例では、人工硬膜の特性や手術時に使用した外因性物質が局所的な炎症反応を引き起こし、液体貯留および嚢胞形成を誘発した可能性が示唆された。また、人工硬膜の吸収に伴い貯留液の排出が進み、嚢胞が自然縮小した可能性が示唆された。これらの過程はMRIの経時的な変化により確認された。類似した病態は硬膜下腔の液体貯留では報告されているが、硬膜外腔の液体貯留が脳実質内の嚢胞形成に至る例は極めて稀である。液体貯留の管理には、急速な症状増悪例では外科的アプローチ、遅発性の病態では保存的管理を選択するなど、病態に応じた柔軟な対応が求められる。
【結論】髄膜腫摘出術後の硬膜再建にコラーゲン製人工硬膜を使用した際の稀な合併症として、硬膜外液体貯留、脳浮腫、嚢胞形成を経験した。本症例を通じ、人工硬膜の特性を十分に理解して術後のリスク管理を行うことの重要性が示された