Nagasaki Prefectural University Academic Repository
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内部障害者の避難の準備状況整備に向けた調査研究
内部障害者の災害時の避難について、内部障害を持つ人に対する配慮の実態を明らかにするために、長崎県内の市町を対象として調査した。内部障害者は、災害時の要援護者に含まれるが、必ずしも避難行動要支援者に含まれるわけではない。避難行動要支援者の基本的な判断の基準は「自ら避難することが困難な場合」であり、自ら避難ができれば、この対象とはならない。内部障害者は、普段は障害がない人と同じような生活を送っているように見られている。明らかに、呼吸器や酸素などを常時使用するなどの場合は避難の際も医療的援助や常時必要な医療機器の確保などを計画する。内部障害者が避難において困ることは、避難した先での生活面である。医薬品やケア用品の確保や食事や水分制限がある場合の対応、休養できるスペースの確保、医療機器使用のための電源の確保、トイレの確保、感染予防の徹底などが考えられる。避難所や福祉避難所では、何の準備もなくそのような対応をすることは困難であり、内部障害者自身が、事前に相談することが重要
Interaction between intracellular temperature changes and neuronal activity
本学長裁量経費を用いて、皮膚の表皮細胞や神経で発現するTPRV4が難知性疾患(治療方法がない)・乾癬の皮疹の病態悪化に関わることを明らかにした。
その機序としてTRPV4は表皮細胞におけるATPの細胞外放出や神経線維から分泌される神経伝達ペプチドを制御することでIL-23/Th17経路を活性化し、乾癬の皮疹の発症に寄与していることを見出した。
さらにTRPV4阻害薬を投与することでマウスの乾癬様皮疹の重症度が改善することも明らかにした。本研究から、TRPV4阻害薬の外用剤などの新たな乾癬治療法の開発につながることが期待される
A geographical study on the ecological knowledge of fishermen and the dynamics of fishing ground use
漁業者は,さまざまな知識を駆使しながら日々漁業を営む。地理学では,空間的な現象である漁場利用において,こうした知識がどのように表れるのかが観察・聞き取り調査に基づいて明らかにされてきた。ただし,こうした知識は普遍的なものではない。毎日の活動のなかで少しずつ変化したり,新たに創造されたりする。あわせて,水生生物やプランクトンなどの非人間,さらに潮流,海底地形といった無生物も知識の形成に影響を及ぼす。そこで,本研究は漁業を営む人々の生態学的知識と漁場利用の分析を通じて,人と自然の多様な関係性と取り巻く環境に応じた知識・技術の変化について明らかにすることを目的とする。対象地域として,内湾,離島部,半島部といった地形を有し,漁業種類も地域ごとに異なる様相をみせる長崎県を設定した