Shumei University Repository
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Nursing Students' Awareness and Learning of Ethical Issues Gained through a Visit to a Leprosy Facility
PDF要 旨
ハンセン病施設見学で得られた看護学生の倫理的課題に対する気づきと学びを明らかにする目的でアンケートを分析した結果、【当時のハンセン病患者のありのままの生活を知る】【受けていた酷い扱いに怒りや辛さを感じる】【当時の政策と人びとが置かれた状況を知り、自分のこととして想像する】【ハンセン病問題において自分のとるべき行動・態度を考える】【ハンセン病問題を学修した経験から、他の倫理的課題への向き合い方を考える】の5カテゴリーが抽出され、オンライン実習の成果と比較することで以下が明らかになった。
実際にハンセン病患者の生活空間に足を踏み入れ見学することで、学生の感情が動き倫理的感受性を高める要因となったと考えられる。また、見学を通じて得られた洞察は、看護学生が自らの行動を考える上での重要なきっかけとなり、他の倫理的課題への応用も可能であることが示唆された。
以上より、ハンセン病施設見学は、倫理的問題への気づき、人間としてのとるべき行動・態度について考える学修機会になると考えられ、見学を通して得た洞察や理解は他の倫理的課題への応用が可能であり、看護倫理教育の一助となる。departmental bulletin pape
Impact of the COVID-19 outbreak on nursing in psychiatric wards : Future challenges for psychiatric nursing
PDF要 旨
目的:COVID-19感染拡大下の精神科単科病棟における看護職が直面する課題を明らかにする。
方法:看護職230名に調査用紙を配布し、精神科病棟と一般科病棟の看護経験がどちらも5年以上と、一般科病棟の看護経験が5年未満に分け、x2検定で予測された値と実際の値の差異(残差)を解析した。
結果:回収率は20.4%(47件)、有効回答率は87.2%(41件)。5年以上の看護職は12.2%。5年未満の看護職は87.8%であった。「COVID-19の感染症対応でスタッフの結束力の高まり」「患者にマスク常時着用を促すことで関係性が悪化」(P<0.05)だった。
考察:経験年数5年以上の看護職は、最低でも10年以上の経験がありリーダー的な役割で、ストレス緩和方法を身につけていた。他の職員への気遣いを重視し、結束力を実感していると考えられた。またマスク非着用患者への着用促進は看護師への負の感情を生むと共に、表情の観察が困難になりケアに影響が出たと感じたと考えられる。
結論:COVID-19感染拡大下の精神科単科病棟において、看護経験年数5年以上の看護職は、「結束力の向上を感じやすい」反面で「患者にマスク常時着用を促すことで関係性が悪くなった」と感じていたことが明らかになった。departmental bulletin pape
シェアリングエコノミー型の介護保険外サービスの利用現状とその課題 : イチロウ株式会社の事例から
PDF近年、「Airbnb」や「UberEats」の事業拡大に伴い、新たな経済システムとして、「シェアリングエコノミー」という言葉に熱い眼差しが注がれてきている。この背景のもと、介護人材の供給不足に対するシェアリングエコノミーという新たな経済モデルの有効性に関して、さらなる検討が必要である。本研究では、イチロウ株式会社を対象とする事例研究から、主にプラットフォーマー視点に基づくシェアリングエコノミー型の介護保険外サービスの利用現状とその課題について検討した。
インタビュー調査の結果によると、まず、要介護者の利用状況について、例えば、保険外サービスの利用者は65歳以上が圧倒的に多いことと、若いヘルパーの登録も確認できたが、40代と50代が全体の6割を占めることが明らかにされた。また、低賃金やミスマッチによる介護労働力不足問題の解決に対して、シェアリングエコノミーという新しいビジネスモデルの有効性が示唆された。最後に、対応できる内容が極めて限られている介護保険サービスの補完として、「保険内サービスでないと利用しない」という固定観念をいかに払拭するか、ならびに「ビジネスケアラー」への支援展開が今後の課題として挙げられる。departmental bulletin pape