滋賀県立大学「学術情報機関リポジトリ
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    滋賀県立大学広報誌「県大jiman」第33号

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    海外渡航制限中の「看護英語実践」代替授業の工夫:学内での国際看護実習科目の実践

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    2023年3月「看護英語実践」の代替授業をオンラインと対面を併せたハイブリッド形式で開催した.内容は「ナレースワン大学看護学部学生との英語でのオンライン交流」「在留外国人によるプレゼンテーション」「英語圏での留学経験のある卒業生によるプレゼンテーション」であった.参加した学生にとって,今回の授業は海外の医療や教育システム,異文化などの理解および英語力向上の有意義な機会となった.看護職はあらゆる人々を対象とするため,国籍や文化などその多様な背景を理解することが求められる.今回のような国際交流はその上で非常に重要な役割を持っていると考えられる.さらに,研究論文からだけでなく,実践においても視野を広げ新しい知見を得ることは看護にとって欠かせないことである.そのため,今回のような授業は,学生時代から国際交流の基礎を学べるという点においても,重要な役割を持っており継続していく必要がある

    図書情報センター オリエンテーション 2024年度

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    巨椋池干拓と大池神社

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    高齢がん終末期療養者の在宅療養に関連した家族の心理に関する文献検討

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    日本ではがん終末期を在宅で過ごすために家族の存在が重要であるが,その心理は十分明らかになっていない.本研究では,高齢がん終末期療養者の家族が在宅療養に関連する心理について2013年以降の先行研究を用いて文献検討を行った.高齢がん終末期療養者の家族を研究対象者とした14本の原著論文から,在宅療養について抱いた家族の心理の記述を抽出,療養の時期に注目し,質的帰納的に分析した.高齢がん終末期在宅療養者の家族の心理は,在宅療養前は在宅へ移行しようという心理と移行せざるを得ないという心理,在宅療養中は在宅療養の充足感と鬱積した心理,さらに療養者に迫りくる死を感じるが実感できないという心理があり,看取り後は看取りの達成感と,大切な人を失ったつらさを抱える心理があった.家族の心理は療養の時期により変化し,常に在宅療養の選択・継続と,差し迫る死に対しての相反する感情で揺れており,療養者の残り時間が少ないという家族の認識が,家族の心理や死の準備性,さらには在宅療養の選択や継続に影響を与えている可能性が示唆された

    竹内章郎の「能力の共同性」論について

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    看護師がとらえる重症心身障害児の体調変化への気づきの視点

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    重症心身障害児(以下,重症児)と関わる8名の看護師(訪問看護師,学校看護師,外来看護師,放課後等デイサービス看護師)へ重症児の体調変化を察知するための気づきの視点を明らかにすることを目的にインタビュー調査を実施した.12個のカテゴリーを抽出し,【一見してわかる変調の兆し】【目が訴える情報を探る】【身体に触れてわかる変調の兆し】【これまでの関わりでわかる児の微かな合図の変化】などの感覚からの気づきには,<緊張が強くなる>「てんかん発作の前兆としての目の動き」という重症児に特徴的な視点があった.【母親の疲労蓄積で影響する児の変調を探る】は成長にともなう<見逃されしまう日々の変化>に注目し【注入量から体調を探る】などの生活の背景から察知する気づきの視点があった.【この先の体調を鑑みまだ安心できない】のカテゴリーは,重症児の体調の不安定さから,予知する感覚の気づきを示していた.看護師は,重症児を取り巻く家族とその生活を含めた少し先にある重症児の成長を鑑みて現状の体調を意識していた

    滋賀県立大学 OBOG Magazine 県大の星 第10号

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    特別支援学校において養護教諭が行う知的障がいのある高校生への保健教育の経験

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    近年,特別支援学校に在籍する児童生徒数は増加傾向にある.それに伴い,特別支援教育の推進と特別支援学校の教員の専門性の向上が求められている.一方,養護教諭はどの校種にも配属される可能性があり,特に県立学校である高等学校と特別支援学校間の異動が多い現状がある.そこで,特別支援学校と高等学校の両方を経験した養護教諭に,知的障がいのある高校生への保健教育の経験について明らかにすることを目的に質的記述的研究を行った.その結果,【特別支援学校という環境の中で,生徒の生活行動に深く関わる】【障がいの特性を理解し,生徒一人ひとりの「分かる」を知る】【生徒にとって身近である担任と指導前からの連携・協力を行う】【保護者や多職種の保健教育に関するニーズに応える】【曖昧な表現でない,体験的な保健教育を試行錯誤する】【保健教育を繰り返し,生徒の中に残す】【卒業後も生徒自身が身を守り生活していくことを目標にする】【障がいの幅が広く,生徒が理解できる教え方やレベルの合わせ方が難しい】【養護教諭自身の指導力を育みたい】という9つのカテゴリーが明らかになった

    医療的ケアが必要な重症心身障害児者の親による子どもの在宅生活のマネジメントに関する文献検討

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    重症心身障害児者(以下,重症児者)の親は,在宅生活の中でさまざまな困難に対処しながら子どもの生活をマネジメントしている.本研究では,特に医療的ケアが必要な重症児者の親による子どもの在宅生活のマネジメントに関する文献検討を行った.結果,医療的ケアが必要な重症児者の親による子どもの在宅生活のマネジメントとは<重症児者の生命を握る重圧の中での体調管理><重症児者にとって当たり前ではない成長発達の促進><重症児者の治療に関する代理意思決定><重症児者の治療に関する代理意思決定に伴う親の不安・葛藤への対処><重症児者とともに生き抜くための親自身の成長・価値調整><重症児者と家族が安らげる家庭内の環境調整><重症児者と家族の在宅生活を支える社会資源の活用・調整・開発>であるとわかった.また今回の結果より,親は全てのマネジメント時において,重症児者の体調管理を考慮する視点を持つとともに,子どもの成長発達の促進を重視する視点を持つこと,さらに,種々のマネジメントの経験を重ねながら,周囲との相互作用の中で状況に応じてマネジメントを変化させていくものと考えられた

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