Nagoya Gakuin University Repository
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    1422 research outputs found

    Can workshops that are conscious of musical expression activities in childhood education change the early childhood educators’ awareness of weakness?

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    1989年に幼稚園教育要領が6領域から5領域になり,「表現」が生まれたが,多くの保育者らは「音楽」という形式や枠組みに囚われて音楽に対して苦手意識を持ったままである。そこで,本研究は音楽に苦手意識を持つ保育者らにワークショップに参加してもらい,その意識の変化について検討した。その結果,保育者自らが音にかかわる活動を重ねることで,音に対する新たな聴き方や捉え方をすることができるようになり,保育者の自信となり,それが子どもと共に活動を展開する助けとなることが示唆された。また,保育者自身が音や,初めて演奏する楽器を楽しむことができたことは,音楽に対する苦手意識を払拭することに繋がることが明らかとなった。departmental bulletin pape

    The relationship between educators and children through Janusz Korczak’s educational philosophy

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    本稿では,ヤヌス・コルチャック(以下,コルチャックと記す)の教育思想を手がかりとして,教育者と子どもとの教育関係について考察する。まず,彼の教育思想の歴史的背景や作品から子ども理解と子どもの権利について整理し,次に教職課程の学生に視聴させた「コルチャック先生」のコメントと,田中(2016)も手がかりにして,教育者と子どもとの教育関係を図示することを試みた。当時は,戦争・革命・ユダヤ人迫害の影響下で,子どもへの配慮ができない多くの大人との関わりにより,子どもは大人になっていった。現在においても,戦争や貧困,DV やネグレクトなど,子ども取り巻く環境は決してよいとはいえない。教育者が,子どもとどう関わり,教え導くのかという課題に対し,対処療法的な方法を導くのではなく,コルチャックなどの教育的知見から,課題の構造を捉え,現代の教育課題にどう結びつけられるのかを示そうとした。departmental bulletin pape

    On negation of existence and numerals

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    本論文では,否定表現において存在や量が関わる場合の容認可能性について,特に否定の「スコープが広い」とされる場合に量と共起しにくい理由を論じた。容認可能性がそもそも「ある状況でそのような表現が表出されるか」に立脚していることから,そうした状況で発話がどのような目的をもってなされるかが関わっているものと考えられる。文の構成要素を機械的に組み合わせることによって文を作り上げることはできるが,人間の本来的な認識の方向は,そのような文を解釈することに向けられているのではなく,自らが表出したい内容に従って文を構成するという手順を踏むのであって,従って「分析的に」文を解釈することができる場合でも,自らが発話することのない文には「不自然さ」を感じられるのであることを論じた。この観点から,量に限らず「…しなかった」という部分否定文の系統の一部の容認不可能性も説明が可能であるものと考えられる。departmental bulletin pape

    The European cityscape and the Christian culture

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    ヨーロッパのまち並みの特徴の一つとして,旧市街と新市街があること,広場のカフェや道路がパヴェ(石畳)となっていること,まちの中心に荘厳な教会が建っていることなどが挙げられよう。ヨーロッパのまち並みとキリスト教の関係には深い関わりがある。そこでヨーロッパの人々の生活に視点を当て,日々のカフェ文化からまち並みに対する考え方や,そしてまちの中心に配置された教会の役割について,各時代の文化的背景から概観する。departmental bulletin pape

    Study on music appreciation in school : Symphony no.6 “Pathétique” b-minor op.74 by Tchaikovsky

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    本研究の目的は,新しい音楽鑑賞教材を提案することにある。曲は,チャイコフスキー作曲「交響曲第6番《悲愴》ロ短調作品74」(以下,《悲愴》)。彼は,第4及び第5交響曲で用いた(主題を回帰させる明確な)循環主題を,この第6交響曲では,動機(B-C♯-D-C♯)の4音を各楽章主題に埋め込み,緻密な構成を試みたと考えられる。音楽鑑賞教材において,交響曲では,ソナタ形式など形式把握が比較的容易な古典的な楽曲の紹介に限られていると思われる現状がある。この傾向に対して,長大で形式的にも入り組んだ後期ロマン派の楽曲が取り上げられることは少ない。ここでは名曲の呼び名が高い《悲愴》が持つ鑑賞素材としての教材価値を,演奏表現の視点から聴き取るポイントを確かめようとした。その結果「動機Xの展開による各楽章主題の共通性」という教材性が明らかになった。departmental bulletin pape

    Interregional redistribution and local budget mechanisms under private information on intergenerational externality : Considering regional efforts to raise durability of local public goods

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    本稿では中央政府と2つの地域からなる政府間財政システムにおいて,中央政府による最適な財政移転システムについて考察する。2期間のモデルで各期に地方政府は中央政府からの財政移転,公的借入,地方税を財源に地方公共財を供給する。地方公共財の耐用度は地域間で異なるが,それらは地域の私的情報で中央政府はそれについての情報を持たない。この設定において,中央政府による誘因整合的な財政移転の下で,次善最適な配分はどのような性質を持つのかについて考察を行った。さらに地方政府の借入額に上限または下限を設定することで,借入額の決定を地方政府に委ねた分権的なシステムの下で,この最適配分を実現することができることを明らかにする。本稿の分析は,Dai et al. (2019)が設定したモデルを拡張したものだが,これに地域による公共財の耐用度を高めるための努力指標を導入した上で分析を行った。departmental bulletin pape

    The Japanese Civil Code in history of a century and a half : Focussing on family law : The lawmaking process in politics and diplomacy

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    本稿は,日本民法が過去1世紀半にわたっていかなる国内政治と国際政治のなかで形成されてきたのかを考察する筆者の一連の研究の一部をなすもので,家族法に焦点をあてている。  かつて日本の家族法の中核をなしていた「家制度」は,民法典制定時に華族が反対し天皇制官僚も消極姿勢を示すなかで,「水戸学」以来の伝統を受け継ぐ「世論」のもとで形成された「創られた伝統」であった。戦後の家族法改正は,この家制度を廃絶した。我妻はこれが日本側「起草委員の独自の発案」であったことを強調するが,実はアメリカの初期占領政策―日本の軍事的弱体化・産業的弱体化・精神的弱体化―の一環であった。「日本を生糸・お茶・おもちゃ等の生産国」にするという産業力弱体化政策とともに,“天皇陛下,万歳!”と叫びながら兵士が死地におもむいた歴史を根絶させるべく,天皇を頂点とする「家族主義的国体」観を破壊する一環としての家族法改正だったのである。departmental bulletin pape

    戦争とツアー ―観光旅行から徒歩錬成へ―

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    Why did Japanese nationalism fail : The case of Miyake Sesturei

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    日本において,久しく保守主義がうまく構想できなかったのは,伝統の側にではなく,思想者の側に責任かある。実に長い間,思想者は日本には神,仏,あるいは,天,道,理,イデアや形相,自然法(権)やそれを前提に導出される自由や平等のような原理が日本の伝統の中に見出されないことをもって,伝統主義という意味での保守主義の形成が不可能であると思っていた。しかし,それは規範的原理を一種の立体的原理でなければならないと信じる思い込みからくる錯誤である。この錯誤はこれらの立体的原理が大陸という広大な空間を持つ諸国にのみ発生したものであることを忘れていることに由来する。ところが,日本は島国であるからこういった原理を構想することが無理なのである。しかし日本には自然環境と民族的環境とにおいて一万年を超える平和な歴史を有してきた。この歴史的経験に即して,時間的な原理で保守主義を構想することは十分に可能である。departmental bulletin pape

    An exploratory study of the relationships between resilience and the university adaptation (2)

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    本研究の目的は,主として大学適応に対するレジリエンスの影響について,入学年度と経年的変化に焦点をあてた検討を行うことにある。近年,レジリエンスはポジティブ心理学の発展とともに,学校教育現場でも注目をあつめる概念となってきた。本研究では,入学年度の異なる大学の4学年のデータでレジリエンス及び大学適応の状態を調査し,その一部については経年的影響に関する検討を行った。分析の結果,レジリエンス及び協同に対する動機や認識が,対人適応と学習成果に影響を及ぼすことが示された。最後に,高等教育現場におけるレジリエンス開発について検討された。departmental bulletin pape

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