Kyushu University of Health and Welfare Repository
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Downregulation of soluble glypican-3, alpha-fetoprotein, and dystrophin in a human hepatocellular carcinoma cell line (HepG2) treated with phorbol myristate acetate (PMA)
HepG2 cells are human liver cancer cells derived from patients with hepatocellular carcinoma. This
study aimed to investigate the effects of protein kinase C activator (PKC) on soluble glypican-3 (sGPC-3),
alpha-fetoprotein (AFP), and dystrophin in HepG2 cells, and also to clarify the morphological changes and
interleukin-8 secretion in the cells. HepG2 cells treated with PKC activator phorbol myristate acetate
(PMA) showed significant downregulation of sGPC-3, with high recovery of the sGPC-3 level following
the addition of the conventional PKC inhibitor Go6978 to the cell culture. The results demonstrated that
PMA treatment significantly decreased AFP levels in the HepG2 cells. Similarly, dystrophin levels in
HepG2 cell lysates substantially decreased following treatment with PMA, with notable recovery
following Go6978 treatment. In conclusion, these findings strongly indicate that the levels of sGPC-3,
AFP, and dystrophin in HepG2 cells are mainly regulated by the activity of PKC, providing new insights
for targeted cancer therapies.departmental bulletin pape
構造的ライフレビューを採用した個人回想法による言語賦活化と抑うつ改善の検証―治療的効果を発揮する回想内容の分析―
本研究では,認知症高齢者7名を対象に,構造的ライフレビューを採用した個人回想法を実施した.
前後比較研究および回想内容のSteps for Coding and Theorization(SCAT)分析により,Mini-MentalState Examination(MMSE)では有意な差は見られなかったが,言語流暢性や抑うつにおいては有意な改善が見られた.
SCATによる回想の分析からは,言語化の支援や,人生を振り返り自己理解や他者理解という表題に取り組むことにより言語面が賦活化され,言葉を思い出したり話したりすることが円滑になる可能性を示唆した.
また,人生を網羅する想起や,自己の統合に対する情動が機能したことにより,心理的な安定に寄与した可能性が示唆された.
これらの結果から,認知症ケアにおいて個人回想法が質の高いコミュニケーション手段として有望であることが示唆された.departmental bulletin pape
小学校社会科における理解内容と態度を媒介する論理
学習指導要領に基づく小学校の社会科は、学習者に社会について理解させることを通して、社会に対する
いくつかの態度を育成することが主要な目標である。しかし、これまで、何が理解内容と態度を媒介するの
かについてはほとんど分析がなされてこなかった。本論では、政治的責務論を手がかりに、理解内容と態
度を媒介する論理を探究した。その結果、政治的責務論における感謝の原則やフェア・プレイの原則によっ
ても両者を媒介することはできないことが明らかになった。理解内容と態度とを媒介する原則ないしは論理
がないにもかかわらず、これまで両者は恣意的に結びつけて論じられてきた。その要因は、第1に社会科教
育研究が態度概念の明晰化を怠ってきたことと、第2に態度の正当化可能性という観点からの理解内容の分
析に力を入れてこなかったことが挙げられる。departmental bulletin pape
A県内における認知症初期集中支援チームの活動実態と課題-市町村の視座から-
本研究の目的は,認知症初期集中支援チーム(以下,支援チーム)の運用者である市町村の視座から,支援チームの活動実態や課題を明らかにすることである.
A県内の全26市町村を対象に質問紙郵送調査を実施し,7票を回収した(回収率26.9%).主な調査内容は,支援チームの活動実績や支援チーム運用に関する課題である.
データは,単純集計やテキストマイニングを用い分析した.
その結果,支援チームの活動では,訪問実人数が0~78人で幅があった.
また,A県は全国平均に比べ,訪問実人数の少ない市町村が半数以上あった.
支援チームの課題では,支援チーム会議のルール,地域包括支援センターと支援チーム間の業務分担ルール,支援チームの周知不足,支援終了後に引き継ぐ社会資源の不足,医療との連携不足が挙げられた.
市町村は,【支援チーム運営の仕組み】と【認知症支援体制】に改善が必要だと評価していることが示唆された.departmental bulletin pape
学力向上を図る取組におけるカリキュラム・マネジメントの有効性について
平成29年度N市教育委員会の方針として「隂山メソッドによる学力向上」が示された折、その推進モデル校として取り組んだN市立M小学校のカリキュラム・マネジメントの柱は、「組織づくり」「統一的実践」「状況の見える化」の三つであった。その効果を、CRT標準学力検査、百ます計算の速さ、単元評価テストの結果等を分析することによって評価すると、直接影響のありそうな国語科と算数科のみならず、社会科・理科といった教科においても学力が上がってきていることが明らかになった。このように、隂山メソッドを一つの事例として、学力向上の取組において、カリキュラム・マネジメントを意識すれば、より確かな成果を上げられる可能性があることがわかった。departmental bulletin pape