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ユーザー状態の自律的な検出・分析方法の研究 ーPlace Type自動検出方法の提案ー
本稿では,プレゼンス状態の一つであるPlace Type(現在地の種別)をNWで自動検出する方式を提案する.Place Typeとして必要な「滞在」と不要な「移動」を区別する為,エリア移動を検出したNWで滞在時間を監視する機能を追加する.「アクセス網の特性」や「過去の滞在履歴」によって監視時間を変更することで,検出時間の短縮を可能とする.電子情報通信学会NS研究
手の行為と現象の動きをモデルとしたインタラクションデザイン-インタラクションデザインのモデル化研究-
私たちは日常,さまざまな場面で手を用いて物を動かす.その手のふるまいを「手の行為」とし,対象となる物の動作を「現象の動き」と呼ぶ.現象の動きは目的達成のフィードバックとなる.例えば,本のページをめくるという手の行為からページがめくられ,めくる動作によってページがめくられたという目的が達成される。また,タブレット菓子を振るという手の行為からタブレット菓子が転がり落ち,転がり落ちる動作によってタブレット菓子を取り出すという目的が達成される.また,現象の動きによって理解を習得することができる.弾むボールを見ると,ボールの空気量がわかる.洗濯物が揺れている様子を見ると,風が吹いたことがわかる.このような無意識の手の行為や現象の動きを,情報機器における操作と画面表示に適用することを試みた.本研究は,手の行為と現象の動きを,情報機器における操作と画面表示に適用するために,手の行為と現象の動きのモデルを分類し,デザイン適用例と対応づけすることを目的としている
企業間デザインワークショップの運営-体験型UIデザイン学習交流の実施と課題(2)
同業界の4社デザイン部門によるCRXプロジェクトは、ユーザーインターフェイスデザインの方法を学ぶために、学習交流ワークショップを実施した.これはUIデザイン力を得ることを目指していた.この企画運営を通して題材の制約、目的の精査,内容調整などの課題を解決した.その後,参加者の満足度と社内意見を収集した.ワークショップを成功させるためには,会社間で合意形成が最重要であることを理解した.今後は参加会社の拡大や異なる方法論の学習交流を検討する
日常経験をモデルとしたシームレスなウェブ専門検索-人のふるまいの観察からのインタラクションデザイン
インターネットの膨大な情報にアクセスするため,ポータルサイトの専門検索が多く利用されるようになった.本研究の目的は,1)日常生活のシームレスな経験をモデルとし,2)それを活かした専門検索のインタフェースを提案することである.専門検索では,目的ごとの文脈に沿った操作について専門サイトとの整合性が必要である(縦の意識).一方,情報の集約という観点では,さまざまなコンテンツを往来するための横断的な操作が求められる(横の意識).これらを統合的に操作できることがポータルサイトのインタフェースに要求されている.専門検索の操作を自然で直感的なものにするため,日常生活におけるシームレスな経験に着目した.この経験をモデル化し,専門検索のインタフェースについてアイデア展開を行った.ウェブでは,サービスや技術の急速な変化に流されない普遍的なインタフェースが求められている.その解のひとつとして,日常経験から発想するデザインの方法に注目している