2061 research outputs found
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日本におけるろう芸術の動向
国立大学法人筑波技術大学障害者高等教育研究支援センターで,平成 23 年度よりろう・難聴者の様々な生き方や考え方及び自立に必要な知識などを指導する「ろう者学」の指導カリキュラム及びコンテンツを開発・整備する「ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト」に取り組んできた。米国では数多くのろう芸術に関する文献が認められるが,日本ではろう芸術,そしてろう者の芸術活動についての研究・調査もほぼ皆無に等しい状況である。本記事では,まずアメリカのろう芸術の動向を概説する。そして日本の戦前・戦後においてろう芸術の主な担い手としてのろう美術作家がどのように活動してきたのかを,「ろう者学教育コンテンツ開発プロジェクト」で収集した資料をもとに概観し,そのろう芸術の動向が日本のろう者コミュニティにどう影響を与えてきたのか,ろう芸術が果たしてきた役割と重要性を探求していきたい。departmental bulletin pape
医療技術を学ぶ視覚障害学生に対する自主学習用教材作成の取り組み―音声対応触図教材の作成と試用―
医療技術を学ぶ視覚障害学生の自主学習教材の一つとして,音声対応触図教材を作成した。科目は授業で触図を多用している解剖学とした。教材に適した単元を抽出するため,はり師,きゅう師,あん摩・マッサージ・指圧師の国家試験過去出題問題を分析し,学生の正答率を調べた。その結果,学生の正答率が低く国家試験出題頻度の高い単元として「脳から起始する副交感神経」が抽出された。教材にはタッチ式ボイスレコーダータッチメモ(R)と視覚障害者用活字文書読み上げ装置スピーチオライフ(R) を利用して,触図や墨字文書に音声情報を付加した。学生によるアンケート評価から,拡大読書器との併用において課題が残ったが,多くの学生が視力障害の程度によらず使用可能であり,活用に意欲的であった。以上のことから,本教材は視覚障害学生の自主学習教材として有用であることが示唆された。departmental bulletin pape
高大連携プロジェクトに関する取り組みとその評価 ~2015年度 筑波大学附属聴覚特別支援学校での実践事例~
高大連携プログラムジェクトの一環として,筑波大学附属聾学校で高等部生徒を対象とする出前授業を実施した。本授業では,高等部1年次の物理関係科目の一部として「科学と社会との関わり」を意識した構造力学を取り上げた。1日目では座学と骨組の安定性を調べる簡易な実験を,2日目ではCAE ソフトによるコンピュータシミュレーションを行った。最後に,参加生徒を対象に授業アンケートを実施し,評価結果から高大連携プロジェクトとして望ましい出前授業のあり方について考察した。departmental bulletin pape