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世界ろう者会議でのブース出展企画実施:世界各国のろう難聴者が集う国際的なコミュニティにおいて,本学の魅力や特色について発信─ オンラインの活用を主軸とした国際交流の展開と効率性,課題に関する研究 ─
本稿では,2023 年7 月11 日(火)から15 日(土)の間に韓国の済州島で開催された第19 回世界ろう者国際会議におけるブース出展の概要について報告する。ブース出展の主な目的は,本学の魅力や特色のPR 活動,そして国際的なネットワークを築くことである。ブース出展を通して,世界各国のろう難聴者や関係者に,本学における様々な取組みを知っていただくことができた。今後更なる国際的な広報活動の幅を広げていくことで,本学ブランドの認知度向上につなげていきたいと考える。departmental bulletin pape
欧州の視覚障害学生サマーキャンプICC2024 参加報告
イタリア共和国のローマにて開催された欧州の視覚障害学生サマーキャンプ,International Camp on Communication and Computers 2024(ICC2024)に学生5名を引率して参加した。
ICCは各引率者や現地スタッフによるワークショップを中心に,夕刻に行われるレジャータイムアクティビティや1日設けられるエクスカーションなどで構成される。13年ぶりのイタリア開催となる今回は,参加者による情報発信を目的として,動画・Podcast・テキスト媒体によるニュース作成などを行うMedia dayと呼ばれる日が設けられた。また,本学からは過去最大人数となる5名の参加であったことから,他国の参加者とのつながりを広げられる効果があったように感じた。さらに例年他国と合同で行うことの多いFarewell partyでのパフォーマンスでは,Japanチームとして歌やダンスを披露することができた。departmental bulletin pape
はり師,きゅう師,あん摩・マッサージ・指圧師養成校学生における視覚障がい者との協働に対する意識
【目的】本邦では,はり師,きゅう師,あん摩・マッサージ・指圧師(以下,あはき師)業は,視覚障がい者の職域として長い歴史がある。一方で晴眼者あはき師は有資格者の8割以上を占めているが,彼らの視覚障がいあはき師との協働に対する意識調査はこれまでに報告がない。視覚障がいあはき師と晴眼あはき師が協働する筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合医療センター(以下,医療センター)で実習を受けたあはき師養成校学生を対象に,視覚障がい者との協働に対する意識等について調査した。【方法】医療センターで2023年度に実習を受けた学生(3校,1~3年生,計233名)を対象に,インターネットフォームを用いて視覚障がい者との協働に関するアンケート調査を行った。【結果】回収率は59.2%で,視覚障がいあはき師の存在を認知していた者は95.7%であった。
視覚障がいあはき師との協働について不安を感じている者は50.0% であり,そのうちの45.0%は視覚障がいあはき師と接することで「不安が解消した・どちらかといえば解消した」と回答した。また,全体の79.0%は視覚障がいサポートについて学ぶ意欲を示した。【考察】視覚障がいあはき師との協働について不安を感じていた学生は,視覚障がいあはき師と接することで一定の不安の解消が得られていた。また,視覚障がいサポートを学ぶ意欲があるものが多かったことから,医療センターとしてあはき養成校学生に対し視覚障がい者との協働の実際を発信していくこと,視覚障がいサポートの方法を紹介することなどで視覚障がいあはき師との協働に対する意識を変える可能性がある考える。【結語】学生は,視覚障がいあはき師との協働について半数が不安を感じていたが,医療センターの実習時に視覚障がいあはき師と接することで一定の不安の解消が得られた。また,彼らの多くに障がいサポートについて学ぶ意欲がみられた。departmental bulletin pape
補助犬の社会的認知度向上を目指して:聴導犬ユーザーの声から生まれた補助犬カフェ構想
本研究は,補助犬カフェ設立提案とその実現可能性を探ることを目的とした。文献調査,ヒアリング調査,参与観察,アンケート調査を通じて,補助犬カフェに対するニーズ,カフェに求められる役割,そして補助犬を取り巻く社会課題を多角的に明らかにした。調査の結果,補助犬カフェは,補助犬ユーザーの情報交換や交流の場としての役割に加え,補助犬の普及啓発や社会全体の理解促進にも貢献できる可能性があることが示唆された。カフェに求められる要素としては,情報交換・発信,アクセスの良さ,補助犬への配慮,快適な環境などが挙げられた。補助犬カフェは,補助犬ユーザーの生活の質向上だけでなく,社会全体の意識改革や共生社会の実現にも貢献できる。本研究が,補助犬カフェ設立に向けた議論を活性化させ,その実現に寄与することを願う。departmental bulletin pape