Ohu University Repository / 奥羽大学学術機関リポジトリ
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診療タイムカードの有用性についての検討
診療タイムカードの有用性について検討した。患者のべ6860例を対象とした。診療タイムカードおよびタイムレコーダーを用い、患者が口腔外科外来を受診したら、まず受付担当者が受付時間を診療タイムカードに記録した。次に担当医が診療開始時に診療開始時間、診療終了時に診療終了時間を記録した。待ち時間15分以上の割合はタイムカード導入初期の2003年9月から11月に比べ、12月以降は減少傾向であった。しかし、2004年4月以降は増加傾向であった。平均診療時間は28分から44分であった。診療時間2時間以上の割合は平均約6%であった。待ち時間に対する意識や待ち時間の短縮については、「思う」と回答した医局員は、意識では64%、短縮では36%であった。診療時間に対する意識や診療時間の短縮については、「思う」と回答した医局員は、意識では36%、短縮では9%であった。departmental bulletin pape
骨補填材の骨誘導に炭酸ガスレーザーが及ぼす影響
骨再生療法に用いられているβ-リン酸三カルシウム(β-TCP)を用い、炭酸ガスレーザーと併用することで骨形成作用に対してどのような影響を与えるかを調べた。雌性SDラット左右脛骨を観血的に露出させ、歯科用ラウンドバーにて直径2.5mmの骨欠損を作製した。欠損部に5mgのβ-TCPを埋入し縫合した。その後、皮膚上から炭酸ガスレーザーを照射した(レーザー照射群)。軟エックス線写真の結果からβ-TCP移植後5日目での対照群とレーザー照射群の骨形成量には変化を認めなかったが、10日目には、レーザー照射群の方が対照群と比較して骨の形成が促進された。移植後5日目のβ-TCP顆粒は、対照群もレーザー照射群も未だ骨へ置換されていないが、10日目になると、レーザー照射群のβ-TCP顆粒が骨基質に置換されている所見がみられた。炭酸ガスレーザー照射の刺激によって骨形成が促進していることが示唆された。departmental bulletin pape
初回生検による病理検査で確定診断に至らず初療開始が遅延した下顎歯肉癌の1例
54歳女。右側下顎第一大臼歯部に疼痛を自覚した。治療を受けるも疼痛が改善せず、同部歯肉の腫脹が出現した。パノラマX線写真では第一大臼歯の歯根周囲に骨吸収像を認め、骨吸収部の周囲には反応性の骨硬化像がみられた。CT写真では骨吸収像の辺縁は不整で舌側皮質骨に浸潤性の骨吸収を認めた。拡大生検を行った。高分化型の扁平上皮癌を認め、MRI検査、PET検査でも右側頸部リンパ節に転移を認めた。下顎歯肉癌と診断し、下顎骨区域切除を伴う腫瘍切除術、右側全頸部郭清術、チタンプレートによる下顎骨再建を行った。術中の迅速病理検査では下内深頸リンパ節、摘出した組織の辺縁に腫瘍組織は認めなかった。摘出標本の病理診断では右側頸部リンパ節に10個の転移を認め、腫瘍の切除断端に腫瘍は認めず治癒切除を確認した。術後の経過は良好で腫瘍切除部、両側頸部に対し同時化学放射線治療を行い経過観察を行っている。departmental bulletin pape