Ohu University Repository / 奥羽大学学術機関リポジトリ
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顎反応時間におよぼす顎-頸協調運動の影響
健常成人16名(男性11名、女性5名、平均23.7歳)を対象に、開口時と閉口時の下顎運動と随伴する頭頸部運動の同時測定による反応時間(RT)について検討した。被験者全員が開口反応時に頭頸部後屈運動が、閉口反応時に頭部前屈運動が随伴した。開口RTと頭頸部後屈RTの平均値に有意差はなく、閉口RTは頭頸部前屈RTより有意に長かった。開口RTは閉口RTより、頭頸部後屈RTは頭頸部前屈RTより有意に長かった。開口RTと頭頸部後屈RTとの間、閉口RTと頭頸部前屈RTとの間に有意な正の相関を認めた。頭頸部固定時の開口RT、閉口RTとも頭頸部フリー時より有意に短縮したが、頭頸部固定時の開口RTと閉口RTとの間に有意差はなかった。頭頸部後屈が開口に先行する被験者ほど頭部固定により開口RTが短縮し、両者間で有意な正の相関を認め、頭頸部前屈が閉口に先行する被験者ほど頭部固定により閉口RTが短縮したが、両者間に有意差はなかった。departmental bulletin pape
表面処理法とプライマー処理の併用によるジルコニアとハイブリッドセラミックスの接着強さ
表面処理法とプライマー処理の併用によるジルコニアとハイブリッドセラミックスの接着強さについて検討した。処理法の組み合わせのうち、ロカテックシステム+シランカップリング処理+モノボンド、イトロ処理+シランカップリング処理+セラミックプライマーならびにイトロ処理+シランカップリング処理+ユニバーサルプライマーは、コントロール群ならびに他の処理法と比較して有意に高い接着強さが得られた。イトロ処理+シランカップリング処理+ユニバーサルフライマーではサーマルサイクル試験後に有意に接着強さが低下したが、ロカテックシステム+シランカップリング処理+モノボンドとイトロ処理+シランカップリング処理+セラミックプライマーを併用した場合、サーマルサイクル試験後の接着強さの有意な低下は起こらなかった。departmental bulletin pape
多数歯先天欠如を伴う骨格性反対咬合の包括歯科治療
22歳5ヵ月女。歯の欠損部へのインプラント治療を希望して受診した。パノラマエックス線所見では、上顎左右側犬歯、下顎右側第二小臼歯、上下顎右側第二大臼歯および下顎左側第一大臼歯の欠損を認めた。上下顎左右第三大臼歯も先天欠如していた。不正咬合の改善のために、マルチブラケット装置を用いて動的治療を行い、動的治療終了後は上下顎に保定装置を用いて歯列の安定を図ることとした。また、歯の先天欠如部位に対しては、保定開始後約6ヵ月経過後に2回法インプラントによる欠損部補綴処置を行うこととした。その後はインプラント部および咬合の安定を経過観察する計画とした。オトガイ部の突出、前歯部の反対咬合や正中線の偏位が矯正治療により改善した。欠如していた上顎左右側犬歯部、下顎右側第二小臼歯部、下顎左側第一小臼歯部、下顎左側第一大臼歯はインプラント治療により緊密な咬合が獲得された。下顎左側第一小臼歯で歯肉退縮を認めた。departmental bulletin pape